「超マイペース」のおまけの話

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ナツが学校にもだいぶ慣れてきた、5月終わりの頃のこと。
お迎えの時に、先生から嬉しい話が聞けました。

ナツの学校は、朝登校したら体操服に着替え、また帰りに洋服に着替えて帰るという、着替える機会の多い学校です。
それまで着替えも「やって~!」と甘えてしまって、なかなか自分でやろうとしませんでした。
しかし学校ではそれは許されません。
最初こそ先生に甘えていたナツですが、自分でやらなければいけないと気付いたようで、声掛けされながら何とか着替えるようになっていました。

しかし何せやることが遅いので、周りの子より時間がかかります。
その日は給食を食べたら下校だったので、4時間目の終わり、給食の前に着替えをしたそうです。
みんなどんどん着替え終わる中、ナツはもたもた・・・。

ナツのクラスでは、女の子たちは、教室の一角をアコーディオンカーテンで仕切った脱衣コーナーで着替えます。
高学年になれば、恥ずかしいということも覚えていかなければななりません。
1年生のうちから、女の子は更衣室で着替えることに決まっています。

みんな次々と着替え終わり、給食が始まってしまいました。
更衣室の外からは、みんなが楽しそうに給食を食べだす声が聞こえてきます。
それでも先生は手を貸さず、ナツが着替えて出てくるのを待っていたそうです。

すると更衣室の中から、情けない声が。

「ここにいます~」

おそらく自分が忘れられてしまったと思ったのでしょうね。
先生は笑いをこらえながら、「わかってるよ。待ってるよ。」と声をかけたそうです。

それまでクラスの中では、あまり自分から話すことがなかったというナツ。
自分で何とか訴えなければいけないと思ったのでしょうね。

少しずつ周りが見えるようになってきたのかなと思った出来事でした。
その時のナツの困った顔を想像すると、思わず笑いが出てしまいます。

by mineyom | 2009-08-18 23:21 | 小学校