ナツの心の変化

3連休の真ん中の日。
久しぶりに大きな公園に行きました。

ナツは気が小さいので、慣れない遊具で遊ぶ時は、怖さが先に来てしまいます。
一応遊びたい気持ちはあるのですが、お友達がわっと走ってくると、すぐに「おりる~!」と逃げ出すし、幅の広い滑り台に恐れをなして、滑らず固まってるしと、「こわい、こわい」ばかりで満足に遊べませんでした。
周りは3歳前後の子ばかりだったので、ちょ~っと目立っていたかも。
1人だけ明らかに体が大きいのに、こわい!と叫び、泣きべそまでかいてるから。

ナツがもっと小さい頃は、「もぅ~、なんでみんなと同じように遊べないの~」ともどかしく思ったものでしたが、今は「まぁ、これがナツだしね」と落ち着いていられます。
全く心が波立たない自分に少し驚きながら、私もナツのお母さんやって8年だしねと冷静な自分が嬉しくもありました。
しかしナツは違ったようです。

いつもならその場から離れればすぐに気持ちが切り替わるナツ。
それがじっと地面を睨んだまま口をへの字に曲げ、あげく「もうかえる!」と走り出してしまいました。
おーい、ここから歩いては帰れんよー。とナツのあとを追いかけながら、今までとは違う、ナツの反応に驚いていました。

何をやっても上手く遊べない。
私はあれもできない、これもできないとイライラしている感じがしました。
それが何かもどかしくて。何か悔しくて。
そんなふうに感じているように見えました。

以前、軽度知的障害のお子さんの先輩ママさんに、お子さんが、「自分は他の子と同じようにできない」と言って、自信を失ってしまっているという話を聞きました。
その時はまだ、ナツは周りの目を全く気にしていなく、自分がどう見られるかも感じていなかったので、知的に高くなると難しい面もあるんだなぁと思っただけでした。

小学校に入学したばかりの頃、お迎えに行ったら普通学級の子が何人か固まっていて、少し距離をとりながらも聞こえるような大声で、「○○○○なつき(ナツのフルネーム)やべぇよ!」と何度も連呼していました。
私は暗~い気持ちになりましたが、ナツは言葉の意味もわかっていないし、自分に言われていることも気づいていなかったので、下手に理解できるより気が楽だなと思いました。

それが今、「自分」というものを感じ始めている。
周りとの違いを感じる。
今その片鱗が見えて、どう対処したらいいのかと考えてしまいました。
自分の世界だけだったのが、周りが見えるようになってきたということで、成長の1つだと喜ぶべきかもしれないけれど。
避けては通れない道かもしれませんね。

ただ、自分はあれもこれもできないと、卑屈にだけはなってほしくないと思います。
自信を持たせながら、上手くフォローしていかなければ。
ナツの世界も、また新しいステージに入ったようです。

by mineyom | 2011-01-12 15:51 | ナツの毎日