授業参観

一昨日、ナツの学校の授業参観がありました。
授業内容は、前半は詩の朗読、後半は音楽で歌とダンスでした。
ナツのクラスは全部で10人。低学年から高学年まで同じ授業を受けていました。

前半の詩の朗読は、模造紙に書かれた6つの詩を、みんなで声に出して読んでいました。
ナツはまだ1文字ずつしか文字が読めないので、みんなと一緒のスピードでは読めないのですが、今までにも何度か授業で読んで暗記していたようで、ところどころ声を出して読んでいました。

詩の内容に合わせて手振り身振りの動きをつけ、みんな伸び伸びと体を動かしながら詩の世界を楽しんでいました。
ナツはほとんど動いていませんでしたけどね。。。
高学年にしっかりした子が多く、今年1年生がいなくて、2年生のナツが一番下というせいもあるのですが、一斉授業だと、やっぱりナツはおまけ的な感じだなぁと思いました。
先生は絶えず声をかけ、よく見てくださっているんですけどね。

先生も「一斉にやるのはなかなか難しい部分もあるのですが、みんなで取り組むという楽しさもあるので」とおっしゃっていました。
その言葉通り、ナツのクラスはとても仲が良くて、みんなで活動するのがとても楽しそうです。
穏やかな雰囲気で、とてもよくまとまっています。
ナツも、同じように活動に参加できなくても、お兄さん、お姉さんのいい刺激を受けていると思います。

1年生の頃は、自分の世界にいつでもいるような感じで、周りも全く見ていなかったのですが、周りの動きはよく見るようになっていました。
「立ちましょう」「座りましょう」などの一斉の指示にも、反応が良くなってました。
以前は一斉指示のあと、個別に「なつきさん立ちましょうね」という言葉が必要だったのが、ワンテンポ遅れるものの、何とかみんなと一緒に動けていました。
これは大きな進歩だと思います。

しかし後半。
ナツが突然だれてきました。
ふざけて目をつむったりして、歌も歌わないし、ダンスもしません。
先生が手をとって促すと、ますますふざけてダラ~っとしています。
先生によると、ナツは普段からやる気にものすごくムラがあるのだとか。
真面目に楽しく取り組んでいるかと思えば、全くやろうとしなかったり。

困ったものだとは思いましたが、だらけているナツは、やる気がないというより、ふざけてしまっているように見えました。
周りの目など全く気にしなかったナツが、みんなの前でふざけてみせるなんて、ある意味成長したものだと思いました。

まぁそれでも、学校の活動は、いつでも真剣に取り組まなければいけません。
ムラをなくして、何事もきちんと取り組むということを課題にしないといけませんねと、先生と話してきました。

授業参観でも、ナツはナツらしい、いつものマイペース。
居心地がいいんだろうなと思います。
相変わらずのナツらしい姿が見れて、感動はなかったけど、まぁ楽しそうだわと何だかおかしくなりました。

by mineyom | 2011-02-05 19:23 | 小学校