小技

トイレの自立。まだ、後もう一歩のナツです。

ペーパーできちんと拭き、身だしなみを綺麗に整えて出てくるまでできて初めて、「一人でトイレにいける」だと思います。
ナツは一応一人で行ってこれるものの、ペーパーで完璧に拭けるとはまだ言えませんし(特にウンチは全く拭けない)、シャツの裾が後ろからペロンと出ているなんてこともあります。
まだ完成とは言えません。

ウンチを拭きとることに関しては、ナツの体が硬いのか、手が短いからか、ぽっちゃりタイプのナツは、お尻の肉も厚すぎるからか、ピンポイントで拭くべきところを捉えることができません。
一応練習はしていますが、「ここ~?」と全然見当違いのところを拭いている。

ウンチのふき取りはまだまだ練習を重ねなければなりませんが、おしっこに関しては、だいぶちゃんと拭けるようにはなって来たと思います。
ペーパーの切り方から何度も教え、最初はなが~く引っぱりすぎていたペーパーを「長すぎ!」と繰り返し注意し、だいたい適正な長さがわかってきた頃、取ったペーパーを、たたむことを教えました。
まず半分にたたんで、またそれを半分にして「半分、半分」と言いながら、手のひらの大きさになるまでたたませました。

しかし元々たたむのが苦手なナツ。
たたんでいるというよりは、握りつぶしてる感じ?
それじゃ拭きにくいでしょと何度も言ってました。
「めんどくさ」という感じですぐクシャクシャにしてしまうナツに、何度もたたむことを教えました。

そのうちかなり適当ながらも、何とかたたんで拭けるようになり、まぁ、数こなせば上手くなっていくでしょと、毎回一緒にトイレに入って付きっきりで見るのはやめました。
なんとかおしっこのほうは合格かなぁと、「おしっこのときは1人でやるんだよ。ウンチのときは拭くから教えてね」と1人でやらせていました。
そんな中、昨日ふと、「できた~?」とトイレを覗いてみると、ペーパーを引っ張るナツの様子がなんか変。
なんでそんなに手首を使ってるの?

なんと私の知らぬ間に、こんな小技を編み出していました。
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わかりますか?
ペーパーを引っ張りながら、手にクルクルクルっと紙を巻きつけています。
その巻きついたままの状態でおまたを拭き、拭いたらそのまま便器にポン。

たたむのがどうしても上手くできなかったナツ、私が教えていたやり方は、とっくに放棄していたらしい・・・。
自分で一番やりやすい方法を、いつの間にか考え出していたのです。

調子に乗って巻きすぎて、手がなかなか抜けなかったりもしているようですが、こうやったほうが簡単だ~と思いつき、自ら変化させていたナツに、なかなかやるなと感心してしまいました。
別に私が教えていた方法が最善というわけではなく、自分で自分のことができるなら、やり方は何だっていいのです。
自分で工夫して、自分のやりやすい方法でやっていけばOK。

今まで何を教えるのでも、どうすれば出来るか、どうやるのが一番楽かと、頭を悩ませてたけど、やるのはナツ自身。
本人がやりやすいやり方でやるのが一番いいに決まってる。
私が考えるだけでなく、一緒にやりやすい方法を探していけばいいんだと思いました。
なっちゃんこれからも、どんどん技を編み出してちょうだい。
アイデアお願いね!

by mineyom | 2011-03-05 18:23 | 療育