ナツの運動会

かなりの時間が経ってしまいましたが、ナツの成長を感じられた運動会だったので、当日撮ったビデオを見直しながら、様子を残しておきたいと思います。

一言で言うと、ナツはとっても頑張ってました!

運動会の前日にお迎えに行くと、担任の先生に「今日運動会の練習で、交流学級の先生に誉められたんですよ~!」と、とっても嬉しそうに言われたんです。
おおっ!なになに、どうしたの?と思ったら、「『ナツキさん移動の時、走ってました~』って!」

そんなことかい!
前日に誉められるのが、そんなことで大丈夫なのか?と一抹の不安を覚えました。

しかし当日。
去年とは明らかに違うナツの姿が見られました。
80m走でも、障害物競争でも、スタート地点に先生はいましたが、スタートと同時に先生に送り出され、そのあとはナツ一人でゴールまで走り切りました。
途中で不安になって止まってしまうため、先生が伴走していた去年。
今年はかなりゆっくりなものの、一度も立ち止まることなく、一人でゴールのテープを切れました。

この時点でかなり感動していた私と夫。
しかし午後のダンスで更なる成長が見れたのです。
ここで初めて、前日に「移動で走ってました~」と誉められた理由がわかりました。

模倣が苦手なナツは、毎年ダンスも突っ立っていることがほとんど。
しかし今年は、短い練習時間の中でも、振付をだいぶ覚えたようで、音楽に乗ってかなり動けてました。
ナツは手足をしっかり伸ばせておらず、動きも小さいのでわかりにくいのですが、周りの子たちの動きも真似しながら、ほとんど踊れていました。
それにまずびっくり。

そして中盤を過ぎたころ。
3年生にもなると、ただその場で踊っているだけでなく、立ち位置の移動が何度かあったのです。
しかも急いで走らないと間に合わないくらいの大きな場所移動。
なのに先生は付いていない。

最初の移動で、皆が「さぁ!」とばかりにダッと走り出しました。
一瞬ぼうっと立ちどまってしまったナツ。
200人以上が校庭いっぱいに広がって踊り、移動をするのです。
子どもたちが入り乱れ、ナツはいったい自分がどこへ行けばいいのかわかっているのか。

しかしナツの隣の子が、ナツの背をポンとたたきました。
ナツ担当の子が決まっていたようです。
それでも手を引いてくれるわけではなく。
その子の背中を追いかけて走らなければいけないのです。
これではあっという間にお隣の子を見失ってしまう。。。

さすがにナツ一人では無理では・・・と思った瞬間、ナツが走り出しました。
しかしその女の子、足が速いの~。
移動距離も結構あるし、頑張って追いかけたんだけど、途中で見失ってしまいました。

あらら~と思って見ていたら、しかしナツはめげない。
わからなくなって立ち止まったその場所で、そのまま踊りだしました。
数秒後、後ろを振り返ってナツが付いてきてないことに気付いたお隣の子は、戻ってきてナツを定位置に連れて行ってくれました。

そしてしばらく踊ったあと2回目の移動。
今度こそ大丈夫かしら~と見守っていたら、さすがにお隣の子も心配だったのか、「行くよ!」とばかりに合図をしてくれました。
しかしやはり手を引いてはくれない。

ダッと走り出した女の子を、ナツは今度は間髪いれず追いかけました!
また置いていかれては困ると思ったのか、とにかく背中を追いかけ、懸命に走る。
その必死に走る姿といったら・・・本当にもう涙が出そうでした。
主体的に動くことはほとんどなく、先生に手を引かれるままになってたナツがね。
さすがにここは頑張らなくてはいけない、とナツにもわかったのでしょうね。
ほとんど離されずに女の子に付いていき、ちゃんと移動ができました。
正しい位置で、ちゃんと最後まで踊りましたよ~。
最後の決めポーズも、1、2テンポ遅れながらも何とか決め、ダンスは終わりました。

その後の大玉おくりや応援合戦などの団体競技も、先生が付くことなく、同じ学年のK君と一緒に、交流学級に入って参加してました。
3年生にもなると皆しっかりしているし、これまでの付き合いもあって、支援学級の子達にも慣れています。
先生がいなくても、皆ちゃんとナツをサポートしたり、声をかけたりしてくれています。
大玉おくりでは、大玉が頭上を通り過ぎた後、周りの女の子たちが口々に「なっちゃん、大玉にさわれた~?」「ほんと~、よかったね~」と話しかけたり、頭をなぜてくれたりしていて、ほっこりしてしまいました。
ナツにとっても、楽しい運動会になったのではないかと思います。

by mineyom | 2011-09-15 17:23 | 小学校