障害のある子のための 体操教室

ナツが新体操を習い始めて1年半。
1年半前に、学校の同じクラスのTちゃんのママに「一緒にやらない?」と誘われて始めた新体操。
ナツに運動をさせたかったので、二つ返事で了解したけど、その時は障害がある子のための教室は、通える範囲には見つかりませんでした。

仕方なく、見学に行って快く迎えてくれた教室で、普通の子達と混ざって頑張ることにしました。
3歳から小1までの子のクラスでしたが、みんなと同じようにやるのは難しく、私が手助けしながら、真似するという感じでした。

しかしできない動きも多いので、ナツの気はすぐ逸れてしまう。
隣でやってる英語教室が気になって、レッスン中に「えいご やりたい~」と言い出すことも。
一緒に始めた子達がどんどん上達していく中、そろそろ厳しいかなぁと思っていた7月。
Tちゃんママが「こういう子達のためのクラスを新しく作ってもらえないかなぁ」と言い出しました。

それができれば理想的。
2人のために新しいクラスを作るのは難しいかなぁと思いつつも、先生に話を持ちかけてみました。

すると、あっさり「いいですよ~!」というお返事。
先生も、ナツやTちゃんが気になりつつも、クラスの人数が多いので、思うように指導できなくて心苦しく思っていたよう。
もっとじっくり見てあげたいと思っていたんです。とおっしゃって下さいました。

ただこの教室は、民間の保育園の部屋を借りて行っているため、園長先生に許可を取ってくださいと言われました。
しかしこの園長先生は、普段からレッスン中に様子を見に来て、優しく声をかけてくれる、障害のある子にとても理解のある先生。
お話を持っていくと、「もちろんいいですよ!できることがあれば何でもさせてください」と大賛成してくださいました。

Tちゃんママと、難しいかねぇと言いながら始めたことだったので、とんとん拍子に話が進み、え?本当にいいの?と戸惑うくらいでした。
声を上げてみたら、思った以上に暖かく協力的な声が返ってきて、ありがたいなぁ、応援してくれる人はたくさんいるんだなと感謝の思いでいっぱいになりました。

しかし保育園の事務の方には、「できれば5人は生徒さんを集めていただきたい・・・」と言われました。
それはそうですよね~。商売ですもん。
採算は取れないとね。

ということで同じクラスの子達やお友達に声を掛けてみました。
ぜひやりたい!という声が多かったのですが、曜日や時間が合わない子が多く・・・。
ちょっと焦りましたが、同じクラスの1年生の女の子と隣の学校の支援学級の4年生の女の子2人が参加してくれることになり、ちょうど5人そろいました。

男の子にも声をかけたのですが、たまたま大人しめの女の子ばかりとなり、穏やかな雰囲気で、この9月から教室スタートしています。

ナツとTちゃんが習っていたのは新体操でしたが、器具の扱いが難しいこともあり、先生にはジャンルにはこだわらないので、楽しく体が動かせればとお願いしました。

先生は毎回バランスボールや縄跳びなどいろんなものを持ってきて、みんながどれくらいできるのか確かめながら、楽しみながら自然に体を動かせるように、いろいろ工夫して下さっています。
先生は新体操のほかにもヨガやジャズダンスなんかも教えていて、バランスボールの指導インストラクターも持っているという万能先生だったのです。

意欲的に取り組んでいる姿に、体を動かす楽しさを知って欲しいという熱意がすごく伝わってきて、本当にありがたい気持ちでいっぱいになります。
それでも、無理せず、飽きそうになったらパッと動きを変えたりして、指導も上手です。
先週やったバランスボールでは、ナツは楽しくて楽しくて、最後までずっと笑い通しでした。
途中で飽きてしまった新体操とは大違い。
本当によかったと思います。

保育園の事務の方に、この教室も広告に載せたいのですが、「なんというクラス名にしましょうか?」と少し遠慮がちに聞かれました。
Tちゃんママと、「「障害のある子のためのクラス」と載せてくださってかまいませんよ」と答えました。
普通の子のクラスだと間違って問い合わせが来ても困ってしまうだろうし、何よりも、障害があるけど習い事をさせたいと思って探しているお母さんの目に留まったらいいなと思います。

そんな教室がなくて困った経験があるので、このクラスを作ったことで、喜ぶ方がいたらいいなと思うのです。
そして、仲間がたくさん増えたら嬉しいな。

by mineyom | 2011-09-30 13:17 | ナツの習い事