40歳年上のお友達

ナツが月2回通っている、地域の障害児・者のサークル。
音楽活動をメインにやっており、20人ほどのメンバーで歌を歌ったり、合奏したりしています。

その中で一番年長のメンバー、Hさん。
49歳の女性です。
とっても面倒見が良く、通い始めのころからナツもよく声を掛けてもらってました。

家が近所で何度か一緒に帰るうち、すっかり仲良しに。
ナツも何か通じ合うものがあるのか、すごく懐いています。
いつも二人でしっかり手をつないで歩きます。
周りより少しだけ、ゆっくりとした時間が流れている感じがします。
ナツもそれが心地よいのでしょう。

Hさんは、会話はスムーズで問題ありません。
ナツのことも「早く来ないと追いてっちゃうよ~」とニコニコしながら、いつもからかっています。
一見しただけでは、障害のある方だとはわかりませんが、今はお仕事はされていないようです。

Hさんに「Hさんはどなたと暮らしてるの?」と聞いてみました。
すると「お母さん!お父さんは死んじゃったから」

お母さんと二人暮らし。
思わず将来の自分とナツを重ねてしまいました。

おそらくお母様は80歳前後でしょう。
自分自身が外出や身の回りのことが大変になってきて、今後の娘さんのことが本当に心配だろうな。
不安だろうな。

ナツが生まれてから、テレビなどでも障害のある方が出てくると、そのお母さんの方に感情移入してしまいます。
遠い未来に起こると思っていることが、目の前に迫っているという現実。
一人残していくということは避けられない・・・。

だからこそ、このような地域でのつながりが必要なのでしょうね。
受け入れてもらえる場所、仲間がいることが。

ナツとHさんは40歳離れていますが、同世代のお友達とも、先生とも違うつながりがあるように見えます。
まるで同志のような。

生きにくいこともたくさんあるだろう。
でも手をつないで歩く二人を見ていると、周りなんか関係ない、自分らしく歩いていけばいいと思えます。
私はつい型にはめたくなるけど、見回せば世の中にはいろんな人がいる。
それぞれ、一歩一歩前に進んでいけばいい。
そのまま、強くしなやかに生きていって欲しい。

by mineyom | 2011-10-12 08:37 | ナツの毎日