日本人学校 編入学手続き

ドライバーさんと初対面した次の日。
早速、日本人学校へ連れて行ってもらいました。
日本人学校の編入学手続きのためです。
朝8時にアパートを出て、30分ほどで到着。
開始時間が9時だったので、30分前に着いたのですが、すでに建物の前には行列ができていて、びっくり。
渡された整理券は72番でした。
そのあともどんどん人が増えて、行列はさらに伸びていました。

実は編入学手続きの日程は2日間設定されていて、説明会の時に、初日は混むから2日目に来たほうがいいですよというアドバイスをもらっていたのです。
しかし初日に行ってしまった・・・。
混んで大変かなぁと思ったのですが、そこはやはり、2日目に行って何か不備があり、編入できなかったらどうしよう。やるべきことは早く済まさなきゃという心理が働いてしまい。
そう思われた方が多かったのでしょうね、先生方が「編入予定の三分の二が今日来てる!」とバタバタと対応に追われていました。
それでもここまで人が多いとは思わなかったんだよね~。
さすが世界一のマンモス校。編入生の数も半端ないです。

9時前には受付が始まり、校舎の中へ。
まず最初に「日本語チェック」のテストがありました。
日本人学校は基本的に日本語で教育するため、日本語能力がどれくらいあるかは、かなり重要視されるようです。
日本人学校のHPの入学資格にも、「児童生徒本人が、本校の教育体制に対応できる日本語能力・適応力を有すること。」という一文があるくらい。
それを確認するため、一人一人先生と対面して、いろんな質問に答えるというテストをしました。

ナツには難しいだろうと「あの、うちの子は特別支援学級でお願いしているんですが・・・」と言ったのですが、「皆さん平等にやることになっているので」とテスト開始。
チェックシートは「1.2年生用」、「3.4年生用」、「5.6年生・中学生用」とあり、先生は「5.6年生・中学生用」を使ってテストをしようとします。
なぜ、「5.6年生・中学生用」を使うのだ~!せめて「1.2年生用」を使ってくれ~と思いましたが、きっと年齢相当の日本語能力があるかをチェックするためなのでしょうね。
私がナツの脇に立って多少のフォローを入れながら、テストを受けました。

名前、年齢くらいは良かったですが、「あなたはタイで何に挑戦したいですか?」なんて質問には答えられないって~。
絵を見て質問に答えるのも難しい。
割れたコップや服が汚れた男の子の絵。
「コップはどうなっていますか?」「洋服はどうなっていますか?」という問い。
ナツは「こっぷー」、「おとこのこー」と答えていました。
状況を言葉で伝えるのは、まだまだ難しいです。
明らかにナツのレベルにあっていないテストを一通りやった後、「はい、わかりました。では2次検査に行ってください」と別室に案内されました。

だからうちの子は日本語がわからないのではなくて、言っていることが理解できないのですが・・・と思いつつも、暑い廊下で2次検査の順番を待ちました。
あくまでも、規定通りにテストを受けてくださいということなのでしょう。
前に待っていた方は、お母さんが外国人で、ハーフの方のようでした。
タイに来る前は、デリーの日本人学校にいたと言っていました。

順番が回ってきて、2次検査でもまた同じようにテストを。
しかしさっきと同じように「うちの子は特別支援学級でお願いしているんですが・・・」と言うと、今度は「1.2年生用」のシートを使ってくれました。
これでもナツにとっては簡単ということはなかったですが。

名前、年齢、学年は何とか答えましたが、「あなたはどの国から来ましたか?」の質問に固まる。
そんなのわかんないって・・・。
「にほん」という単語は知っていますが、「国」というものが理解できていないので、その質問の仕方では答えらないと思う・・・そう思ったとき、ナツが「たい!」と答えました。
いや、タイから来たんじゃないけどね。
でもなんとなく質問の意味を理解して、答えを絞り出したナツは偉い!と思いました。
ここのところ、ずっとタイに行くって言っていたもので・・と私がフォローを入れると、この質問はOKになりました。

更に絵を見て答える問題。
1.2年生用は、いろんな挨拶をしている絵が何枚かあり、「何と言っているのかな」というものでした。
朝、太陽の下、先生と子供がそれぞれ頭を下げている絵は、「おはようございます」。そのとなりの「こんにちは。」も何とかクリアー。
プレゼントを先生からもらっているのは、「ありがとう」と答え、「ありがとうございます、だね」と先生に直されて、さらに最後の一枚。
花瓶を落として割ってしまった子が先生に言っているのは、答えはもちろん「ごめんなさい」。
しかしナツはちょっと首を傾げ、かわいい声で「ごめんね!」。これには先生もぷっと笑ってしまい、その和やかな雰囲気のまま、テストは終了となりました。

しかしこのテスト、意味あったのかな?
もしかしたら、支援学級希望でも、あんまり日本語能力が低いと、編入不可になったのかしら。あわわ。
何とかナツががんばってくれて良かった~。

ここで大分時間がとられ、次の部屋に進むと、提出書類のチェック。更にその次は学年別に分かれて、新学期からの持ち物や行事の説明。
その後に入学金の支払い、通学バスの説明(うちは自家用車の説明)と続き、あちこちで待たされてかなり疲れました。
学年の説明のときに、「特別支援学級の主任です、○○さんですか?」と男の先生に声をかけられました。
ナツが疲れて椅子から動かなくなっていたので、すぐわかったようです。 

この先生から特別支援学級についての説明を受けました。
6年生はナツ一人で、クラスは低学年と高学年の2クラスに分かれているそうです。
6年生1人なのは寂しいなぁ。

先生はナツのてんかんのことが気になっていたようで、詳しい症状を聞いてくれました。
今のところ、薬で発作はコントロールできていますが、ナツは暑さに弱く、発作が起きるのはお風呂で体が温まったりするときなので、40度にもなるというバンコクの暑季は私も非常に心配でした。
教室はいつもエアコンが効いているということでしたが、体育などの外での活動が気になります。
先生には注意しますという返事がもらえ、発作が起きた時のダイアップ(座薬)も学校に預けることになりました。
新学期が始まる前に、担任の先生と話をすることが出来て良かったです。

最後に購買部で、体操服と指定の連絡帳を買って帰ってきました。
暑いし時間かかるしで、ナツも私もへとへとでしたが、何とか無事に編入できました。
あとは残りの春休み、体調を崩さないように過ごすだけです。





by mineyom | 2014-04-12 06:51 | タイ生活 小学校