ベンジャロン焼き 絵付け体験

夏休みの出来事です。
夏休み中、日本にも帰らず、旅行にも行かなかった我が家。
さすがにどこか行こうよ~!と、またまた申し込んだのが、日帰りバスツアーの「ベンジャロン焼き 絵付け体験」。
バンコクから1時間ほどのところにある、サムットサコン県のベンジャロン村にて、絵付け体験をしてきました。

ベンジャロン焼きというのは、セラドン焼きと並ぶ、タイを代表する焼き物です。
華やかな色彩が特徴で、最初に見たときは、派手すぎてあんまり好みじゃないなぁと思ったのですが、様々な作品を見るうち、美しいな~、これが食器棚にあったらテンション上がるなぁと、すっかり虜になってしまいました。

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ベンジャロンとは、サンスクリット語の「ベンジャ(=5)」+「ロン(=色)」が合わさった「5色」という意味の言葉で、昔は黒・緑・赤・黄・白の5色のみで彩色されていたそうです。
現在のように金色が使われるようになったのは、1800年代に入ってからで、今では30色ほども使っているものもあるそうです。

夫はもともと焼き物が好きなうえ、美術的センスもあり、物作りがとても好きなので、当日を楽しみにしていました。
しかし出発の数日前に、会社関係のゴルフが入ってしまい、行けなくなってしまいました。
正直、不器用で、美術的なことがあまり得意ではない私。
ナツと二人で行って、果たしてちゃんとした作品が残せるのか、一抹の不安が・・・。

しかしナツは、絵の具を使うのは大好きだし、私も細かい作業が嫌いではないので、何事も経験だ!と二人で行ってくることに。
実際行ってみたら、夏休み中のせいか、母娘二人ペアで参加されている方が何組もいらっしゃったので、まったく問題ありませんでした。
ナツには「絵の具やるよ~!」と言ってあったので、大喜びで付いてきました。
集合場所のインぺリアルクイーンズパークホテルから20数名でバスに乗り、走ることで1時間ちょっとでベンジャロン焼きを作っている施設に到着。

6人くらいずつでテーブルにつき、到着後すぐに絵付け体験でした。
テーブルには、お椀に入った絵具と筆が何本も用意されていました。
絵付けをするのは、蓋とソーサーがついたカップ。
配られたカップには、あらかじめ職人の方が、筆で下絵を描いてくださっていました。
花と蝶と葉。
好きな色、好きな配色で塗っていきます。
最初に係りの方がやって見せてくれ、見よう見まねで作業開始。

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下絵の部分は、あとで焼いたときに金色になるので、線の上には色を乗せないで、中を塗ってくださいねと説明があり、要するに中を1つ1つ塗っていけばいいのねと、ぶっつけ本番に緊張しつつ、筆に絵の具を含ませました。

まずは花びらから、と色を乗せてみると、これがなかなか難しい。
絵の具を含ませすぎるとはみ出しちゃうし、少なすぎると、上手く色が乗らないし。
あっという間にムラだらけに~。
それでもやっているうちに、コツがつかめてくるもので、徐々にうまく絵の具を乗せられた箇所が増えてきました。
最後のほうは、結構うまく塗れてきて、ああ、やっとわかってきた~という頃に終了。
今やったのは練習にして、もう一個塗りたいなぁと思っちゃいました。

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自分の作業をしつつ、隣のナツにも、「お花何色にする?」と色を選ばせ、筆に絵の具をつけて塗らせてみました。
線の中を塗るんだよとは言いましたが、絵が細かすぎて、ナツには厳しい。
1つ1つを細かく塗っていくことは無理で、「おはな~」と言いながら非常に大胆に、線は無視でぐるぐるっと花全体を塗ってしまっています。
うん、これが限界だよね。

ナツは絵の具で塗りたくるのは大好きだけど、塗り絵は大の苦手だったわ、そういえば!
まぁ、わかっていたことだけど。
好きにやっていいよと、私はあまり手を出さずに、ナツの自由にやらせました。
ああだこうだ言うと、楽しくなくなっちゃうから。

係りの方はナツの作品を見て、まるで「Oh,NO!」と言うように、オーバーアクションでショックを受けていました(タイ人の方です)。
まぁ、せっかく描いた下絵が完全に塗りつぶされていたらね、まぁ衝撃かもね。
焼いたときに金色が綺麗に出るのがポイントみたいだったし。

うちで作って、この出来では・・・と思ったのか、これ一体どうするの、直す?直す?と何度も聞かれましたが、ちょっと直してどうにかなる感じでもなかったし、本格的に直されちゃったらナツの作品ではなくなってしまうので、このままでいいですと断りました。
上手な作品を作ることじゃなく、楽しくやることが目的だからね。

正直、関係ないところに塗りたくっちゃっったりと、もっとひどいことになるんじゃないかと思っていたので、意外に上手いじゃないと思いました。
お花塗ってねと言ったら、ちゃんとお花塗ってたし。
ナツの手には、デザインが難しすぎたんだよね。

二人で1時間ほど集中して、絵付け終了。
二人とも出来は。。。だったけど、楽しかったです。
ナツも最後まで、一生懸命頑張っていました。
カップの底に、タイ文字で名前も入れてもらって、大満足です。

私の作品。

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ナツの作品。

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絵付けの後、屋台で買ったお昼ご飯を食べ、施設内を見学しました。
ショールームでお買い物も。
菓子鉢にいいかなぁと、蓋付きの器を記念に買いました。

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1週間後、焼きあがったカップが家に送られてきました。
思ったよりも色がきれいに出て、いい感じ。
粗はたくさんありますが、自分で塗ったカップは愛着もひとしおです。
使うのがもったいない~と、二つ並べて飾っています。

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タイ文字で名前入り。

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ちゃんと金色も出てるでしょ~。

次はもっと本格的なベンジャロン焼きの絵付けもやってみたいな。

by mineyom | 2014-09-11 00:11 | タイ生活 旅行 | Comments(6)

Commented by ナッじいじ at 2014-09-11 07:37 x
良い体験でしたね。なかなか上出来です。
タイの代表的陶器ベンジャロン焼はタイを訪れたら是非見たいと思っています。菓子鉢良いね。
私は絵心もなく無器用だから体験はむりだね。
前に房総のむらで皿に絵付けしたよね、楽しい思い出です。
またひとつバンコク行きの目的が出来ました。
Commented by mangou at 2014-09-11 09:31 x
この焼き物、ベンジャロン焼きっていうんですね。
勉強になりました!

ナツちゃんの作品を見た係りの方の反応には笑っちゃいましたが
出来上がった作品はなんのなんの、
ぼかし絵みたいで味のある素敵なカップになってるじゃないですか♪

こういう作品って、使うのもったいなくて飾っちゃいますよね。
今度はパパさんも一緒に行って
世界に一つの作品がまた増えるといいですね~☆
Commented by mineyom at 2014-09-11 11:17
ナツじいじさん
コメントどうもありがとうございます。

ナツの作品も、悪くないでしょ。
本当にナツには上出来だと思います。

房総のむらで絵付けやりましたね~。
あの頃はまだ、本当に訳わかってなくて、ぐちゃぐちゃにしそうになったので、あの時はかなり手を出しました。
そのイメージがあったので、思い切りはみ出してはいるけど、やるべき事はちゃんとわかっていたので、成長したなぁと思いました。

バンコク内にも、ベンジャロン焼きのお店はいろいろあるので、タイに来たらぜひ見に行きましょう!
Commented by mineyom at 2014-09-11 11:27
mangouちゃん
コメントどうもありがとうございます。

ベンジャロン焼き、私はタイに来て初めて知りました。
セラドン焼きばかり見ていて。
こんなにきらびやかなのに。

確かに、ぼかし絵みたい!
ベンジャロン焼きとは手法が違うけど、これはこれでナツオリジナルの作品でいいですよね。

壊れちゃっても嫌だし、しばらく飾ったままで、コップとしては使えなさそうです。
タイにいる間に、自作の作品を増やしたいなぁと思います。
Commented by みかん at 2014-09-11 22:56 x
ナツちゃん、絶対、美的センスありますよ!!

例え見よう見まねだったとしても、特徴を捉えて、ナツちゃんなりに表現出来ているもの。素晴らしい!!です。(^-^)V

凄いです。

うちの娘にもやらせてみたいなあ。
Commented by mineyom at 2014-09-11 23:36
みかんさん
コメントどうもありがとうございます。

美的センスありますかね~。
色ぬりはとっても好きですが、その色とその色を組み合わせるの?!ということも多いです(^^;
今回は割りと上手くいったなぁと思います。

ちーちゃんも喜んで取り組んでくれそうですね!
とっても素敵な作品ができそうです。
小学生の女の子がたくさん参加して、みんな一生懸命やっていたので、女の子はこういうのが好きなんだなぁと思いました。