合唱発表会と聴覚優位

先週火曜日、6年生の合唱発表会がありました。
運動会の次の週で、練習も大変だったようですが、さすが6年生、どのクラスも纏まりのある、聞き応えのある合唱でした。
ナツも時々交流級に行って、一緒に練習をしていました。

そんな練習中にあった、担任の先生から聞いたエピソードです。
その日、ナツの交流級には、音楽の専科の先生が来て、合唱の練習をしていたそうです。
ナツもその中に混ざっていたのですが、ナツだけ歌詞カードを見ずに、歌っていたのだそう。

それを見た音楽専科の先生が大変驚いたそうで、「皆まだ歌詞カードを見て歌ってるけど、なっちゃんはもう何にも見ないで歌えてるよ!」と言ったそうです。
それでクラスの子達も、「わぁ、本当だね~!」「なっちゃん、すごいね~!」と盛り上がったのだそう。

この話を聞いて、いや、それって、ただ単に歌詞カード読めないだけだから、と思ってしまいました。
ナツにとっては歌を覚えて歌うことよりも、歌詞カードを見て歌うことの方が難しいのです。
ナツは読むことが苦手なので、最初から歌詞カードは見ません。
今まで歌は全て、聞いて覚えて、歌ってきました。


歌に限らず、ナツは全てにおいて聴覚優位の子です。
朝の会の司会、耳で聞いて覚えたフレーズ「これから あさのかいを はじめます」とか「しゅっせきを とります。 おおきなこえで へんじをしてください」とかを、そのまま口にするのならスムーズに言えるのに、手順カードを読みながらやらせると、途端に全く進まなくなります。

今のクラスに編入してしばらくして、担任の先生にも、なっちゃんは、聞いて覚えるのが得意ですね、と言われました。
普段、反応が鈍いので、ちゃんと聞いてる?って思うことも多いんですが、今お母さん何て言った?って確認すると、正確に反復することができて、ちゃんと聞いてたんだ~ということがよくあります。

担任の先生とは、なっちゃんは、聴覚優位ですね~とお互い認識しているので、歌詞カード見てない!と言われても、そりゃそうだろうね、という感じだったのですが、音楽専科の先生がもう見ないで歌えるなんて!と驚いているのを見て、担任の先生自身も、そうかぁ、確かにすごいことだなぁと改めて思ったそうです。

私も、聴覚優位=視覚からの認識が弱いと受け取ってしまっていました。
聴覚で情報を入れる方が、視覚から入れるより早いというだけで、聴覚での暗記が特別優れているということではないですし。

ナツは歌うことが好きなので、数回聞くと、覚えて歌い出します。
それってすごいことだったのかな。
ついついマイナス面ばかり見がちだけど、そういう見方もあるんだなぁと思いました。
交流級で、ナツがすご~いと言われることなんてあんまりないから、そんなこともあるんだと驚いてしまいました。
これからは、聴覚優位である利点を生かした学習方法ももっと考えてみよう。

さて、そんなこんなで、合唱発表会の本番です。
ナツのクラスの登場までは各クラスの合唱に聞き入っていたんですが、ナツのクラスになったら、ナツが変な動きをするんじゃないかと気になって、正直あんまり合唱は耳に入ってきませんでした。
そのままじっとしててね~!と見守ってたら終わってました。

ナツはおおむね頑張っていたと思います。
舞台へ上がるのも下りるのも、前後のお友達が誘導してくれて、壇上でも先生は全くついていませんでしたが、最後まできちんと立って、大きな口を開けて歌っていました。

それでもやはり時々、シャツの裾をいじってみたり、指揮者と反対の方を向いてしまったりなど、気がそれてしまう場面も。
そんなに大きな動きではないですが、やはり6年生、周りの子がピシッとした姿勢で、全員が指揮者を見つめて歌っているので、あの子なんかモゾモゾしてるなーという感じにはなっていました。

すごく楽しそうだったし、サビではしっかり歌っていたので、まぁこんなものかなぁと思ったのですが、担任の先生には、歌は○だけど、手を動かしていたのは×ですとダメ出しされてました。
担任の先生は、卒業を控え、今少し厳しめにしてくれています。
卒業式では、ピシッとしようね!と言われていました。

卒業式は、更にきちんとした姿勢が求められるのだそうです。
6年生全員で練習を繰り返し、身動き一つない、厳粛な雰囲気となるので、それこそ本当に目立ってしまうそう。
ナツにはちょっと厳しいかなぁ。。。

卒業式の練習も大変そうだけど、最後の大舞台だからね、まぁ頑張りましょう。

by mineyom | 2014-11-27 17:56 | タイ生活 小学校