脳波検査と減薬 その2

長くなったのでわけましたが、「脳波検査と減薬 その1」の続きです。

医師の提案により、ナツは今まで飲んでいた3種類の薬のうちテグレトールを、減薬していくことになりました。
最初の1週間は、今までの2/3量、次の1週間は1/3量にと減らしていきます。
私はその間、発作は起きないか、変わった様子はないかを観察します。

ナツは脳波上でも、異常波が出るのは決まって寝入りばな。
寝入って30分から1時間くらいの間に出ているので、その間が特に要注意です。
もちろん減薬期間中は、日中もいつも以上に気を付けて見てはいましたが。

さて、最初の1週間。
特別に変わった様子はなく、発作が起こることもなく無事に過ぎました。
ほっとしつつ、気づいた変化が。
寝入りばなのピクつきが減ったような?

ナツは寝入って30分くらいの時に、ピクピクと手や足を動かしたり、ビクっと体を振るわす動きが時々ありました。
それが隣に寝ていても気にならない。
非常に穏やかに、大人しく寝入ってます。

正直、このピクつきはあまり大きな動きでもなく、深い眠りに入れば落ち着くので、ちょっと動いてるな~くらいで、あまり気にしていませんでした。
なので、一晩に何回動いているかなど、記録したりもしていなかったので、厳密に比べることはできないのですが、毎日隣に寝ていて、あれ?こんなに静かに寝入っていたかな?と感じるというということは、やはり今までより穏やかに寝られているのではないかと思います。

その後、薬を1/2量、そして0にしても変化なし。
相変わらず、寝入りばなのピクつきは気にならず、日中も問題ありません。
減薬することで、もし発作が出たらというのが一番の心配事だったので、本当にほっとしました。

ほかに感じた変化としては、「ナツの日本語力」の中でも書いたのですが、ナツが学校へ行き始めて2か月が過ぎたころ、ナツの言葉が増えだしました。
それがちょうどこの時期でした。
これはたまたま、言葉が増える時期と重なっただけかもしれませんが、目に見えた良い変化だったので、少なくとも悪い方向には向かっていないはず、と減薬を続ける励みになりました。

そして何事もなく無事に1か月を終え、2回目の脳波検査へ。
2回目も睡眠薬は使われず、はいはい、また自力ですね、と思っていたら、この日の看護師さんは、部屋を出ていく様子もなく、ナツのそばにかがみ込み、手の甲をなぜたり、小さい声で何かを囁いたりしてくれています。
一生懸命寝かしつけをしてくれているのです。
今日は自力+人力か!と思ってしましました。

それでもナツは、突然知らないお姉さんに寝かしつけをされ、返ってお姉さんが気になって寝られない様子。
結局寝かせるのは私が変わり、またしても暗い部屋で背中をたたきながら念送り。
前回よりも慣れたのか、ここで寝ないと終わらないとわかったのか、30分ほどで寝てくれました。
なっちゃん偉いぞ!

さて、脳波検査の結果です。
診察室で、私も一緒に脳波を見ましたが、先生が言うことには、少し良くなっていますねとのこと。
素人目には、まだ異常波もところどころに見られたし、どう良くなったのかはよくわかりませんでしたが、専門の先生が見れば、少なからず良い方へ変化していたのでしょう。
まぁたった1か月で、素人目にもわかるほどの変化なんてないですよね。
そんな簡単なことではないだろうし。

先生は、このままテグレトールは止めることにしましょうとおっしゃいました。
私としても、はっきり効果を感じたわけではないですが、少なくとも悪い変化は1つもなかったので、少しでも薬を減らせるのなら、それに越したことはないと思い、それを了承しました。

完全な断薬は、まだまだ遠い道のりですが、少しでも減らせたことが嬉しかったです。
飲ませるのが3種類から2種類になって、少し楽にもなりましたしね。
現在、テグレトールをやめてから3か月ほど経ちますが、ここに至っても、発作などは起きておらず、特に問題はありません。
もうしばらく減薬はないと思いますが、このままナツの様子を見守りつつ、治療を続けていきたいと思います。

by mineyom | 2015-09-28 21:30 | タイ生活 病院