Katongへ

土曜日はイースト地区のKatongに行ってきました。
Katongは、昔ながらのショップハウスが並ぶ、今なお昔の面影が残るといわれる雰囲気のある場所です。
オープンエアの食べ物屋さんや小さな商店が軒を並べ、地元の方に人気の美味しいお店が多いことでも有名です。

今回は、美味しい福建麺を求めてJoo Chiat Placeにある「KIM's Place」に行ってきました。
何を隠そう、私は福建麺が好きです。
シンガポールに来たばかりのころ、お友達に「ここの福建麺が美味しいんだよ」とスイソテル・ザ・スタンフォードホテルの「Kopi Tiam」に連れて行ってもらい、そこの福建麺に感動し、それ以来もっと美味しい福建麺はないかとさがし求めています。
福建麺はわりとどこのホーカーにもあり、どこでもそこそこ美味しいのですが、「ここだ!!」というところには、なかなかめぐり合えません。

今回のKIM's Placeは、土鍋に入った福建麺が有名ということで、期待して行ってみました。
お店は1960年代創業だそうで、店内に雑誌の紹介記事がたくさん貼ってありました。
席に着いて、早速「アワビ入り土鍋福建麺」(15ドル)を注文。
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クレイポットに入り、アツアツで出てきました。
アワビはぺラリとしたスライスが少しあるだけで、混ぜるとどこに行っちゃったの?という感じでしたが、ほかにイカと海老がたっぷり入っていて、充分満足できます。
味のほうは、コクのある食べやすい味で美味しかったです。
福建麺の有名店といわれるところに行くと、濃厚な分、味がくどいところが多くて、最初のうちはすごく美味しいと思うのですが、最後のほうになると辛くなってきて、後味がイマイチなところが多いのです。
ここのは旨みがあるのにあっさりタイプで、最後まで美味しく食べられました。

ほかに「豆腐リング」を注文。
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これはリング状に揚げた豆腐の中に、魚介や鶏肉、野菜がたっぷり詰まっています。
リングは豆腐というよりは、はんぺんに近い食感で、こちらも見かけよりあっさり味で、美味しかったです。
野菜がたくさんとれるのも嬉しいです。

ナツがクレイポット入りの福建麺を思った以上によく食べたので、私たち夫婦は、ちょっと物足りないよね~と更にもう1皿追加。
軽いものをと思ったのですが、周りの方たちが食べているもう1つの福建麺が気になって思わず注文。
こちらは牡蠣入りの「XO醤風味福建麺」(12ドル)。
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具は牡蠣、海老、イカとこれまた盛りだくさん。更にチリも入って、こちらはピリ辛です。
1口食べると、海の香り。魚介の旨みたっぷりという感じでした。
ゴージャスな福建麺といったところでしょうか。
しかし私はオーソドックスなクレイポット入りのほうが好みでした。
XO醤のほうも贅沢な味で美味しかったのですが、ちょっとコクがありすぎるかなぁ。
でもそれも、食べすぎだったせいかもしれません。
腹ペコな状態だったら、すごく美味しく感じたかも。

実は3品ともスモールサイズを頼んだのですが、どれも軽い2人前くらいあったのです。
私たちは明らかに頼みすぎ・・・。
3品目は軽いおつまみ程度にすればよかったです。
しかしナツもよく食べてくれたので、満足でした。
でもこれぞ「ナンバー1福建麺!」とまでは行かないかな~。
私の福建麺をさがす旅はまだまだ続きます。

お腹を満たしたあとは、East Coast Roadに戻り、Katong Mallのスーパーでお買い物。
このショッピングセンター、以前は寂れていて空き店舗も多くガランとしていたのですが、久しぶりに来たらお店も増えて、少し活気が出て来ていました。
賑やかというほどではないですが。

買い物を済ませた後、以前からずっと行ってみたいなぁと思っていて、気になっていたお店へ。
East Coast Road沿いの、ショップハウスの中の1軒です。
真ん中の可愛く色が塗られた「Rumah Bebe」というお店がそれ。
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その昔シンガポールやマレーシアに渡ってきた中国人の方たちが現地の女性と結婚し、中国とマレーの文化が融合した、新しい文化を生み出しました。
それをペラナカン文化と呼びます。
この辺りは「カトン・アンティークハウス」というギャラリーのようなお店もあり、ぺラナカン文化を垣間見れる場所であります。
「Rumah Bebe」は、オーナーの女性が、ぺラナカンの美しいビーズサンダルに惹かれ、自分でも作ってみたいと考えたのがはじめだそうです。
ペラナカン文化を知る老婦人に学び、現在はペラナカン文化の普及に努めているようです。

お店は間口が狭く古式ゆかしい感じで、入るのにちょっと戸惑ってしまいましたが、中は奥に広く、お店の方が優しく迎えてくれました。
店内はペラナカン一色という感じで、昔に戻ってしまったような気さえします。
色とりどりの飾りのついたケバヤ(裾の長いマレー式の洋服)、ビーズのサンダル、バッグ、食器などが所狭しと並べられていました。
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私は以前ビーズサンダルを見て、シンガポールの記念に1足欲しいなぁとずっと思っていました。
このビーズサンダルは、とても小さいビーズを使っていて、一針一針手作業でビーズを縫いつけていきます。
とても繊細な上、色がとてもきれいで目を引きます。

店内にはいろんなデザイン、いろんな色のサンダルが並べられており、どれにするか非常に悩んでしまいました。
結局私が選んだのは、紺をベースにしたシックなもの。
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細かい手作業であるのがよくわかります。
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試着してみると、クッションが効いていて足にフィットし、デザインだけでなく、歩きやすさにも満足しました。
1つ作るのに時間がかかるので、お値段はそれなりにしますが、いい記念となりました。
こんな感じのカラフルで、細かいデザインのものなど、いろいろ種類がありました。
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こちらのお店ではビーズやペラナカン料理のレッスンも開いているそうで、「ビーズやってみない?」とお店の方に誘われました。
非常に根気のいる作業だと思いますが、コツコツと続け、自分だけのサンダルができるというのはとても魅力的だなぁと思いました。
異文化を学び、更にシンガポールに愛着がわきそうです。

by mineyom | 2006-02-25 23:25 | シンガポール グルメ