着脱は自分で!!

ナツは今、靴、シャツ、ズボン、シャツなど脱ぐ方は自分でできますが、着る方は、靴は履けるものの、ズボンは同じほうに2本とも足を入れてしまったり、シャツは首から手を出してしまったりして、声かけと少しのフォローがいります。

幼稚園では何でも自分ですることが基本です。
どうしてもできないところは先生が手を貸してくれますが、だいたいやる気になって自分でやり出すまで放っておいてくれます。
年少さんでも時間は掛かるものの、みんな何でもちゃんと自分でこなしていてすごいなぁと感心してしまいます。
ナツは・・・かなり手こずってます・・・。
特に私が迎えに行ったときがダメで、どんなにカバンをかけて靴を履いてと言ってもひっくり返ってしまって、自分でやろうとしません。

幼稚園で不安だったり、寂しかったりする中で頑張っていて、私の顔を見たとたん甘えが出てしまうのだとは思うのですが、徐々にお帰りのときは「自分で靴を履いて帰る」と自然にできるようになって欲しいです。
しかしナツはかなり頑固で、一度嫌と言いだすとガンとして言うことを聞きません。
いつも自分でやりましょうとかなり厳しい園長先生も「一度やってもらえると思ってしまったらダメよね」と諦めモードになってしまうほどです。

これは今まで、時間が掛かるし、やる気に乏しいのでつい手を貸してしまっていた私の責任だと思います。
人より手がかかるからと、甘やかしてしまった私の態度がいけなかったと反省しました。
ここは心を鬼にして、もう絶対手は貸さない、着脱は自分でする!!と心を決めました。
毎回バトルでかなり疲れますが、地道に頑張りたいと思います。

そんなナツですが、私は昨日見てしまいました。
お帰りの時間に迎えに行くと下駄箱の前にいたので、私は門の陰に隠れて様子を見ていました。
外遊びで何故か靴下を脱いでしまったようで、靴下を履こうと格闘中。
ちょうど周りには先生もお姉ちゃんもいませんでした。
ナツは靴下の入り口に足を入れることはできるのですが、まだ上手く引っ張れないので、自分で履こうとすることはほとんどありません。
練習することはありますが、普段はいつも私が履かせてしまっていました。

そのナツが、何とか自分で履こうと頑張っています。
靴下を不器用に引っ張り、満足げに靴も自分で履きました。
その時はそのまま帰ったのですが、家に帰ってからナツの履いた靴下を見ると、足首までしか上がっておらず、10センチほど先がびろーんと伸びていて、しかも裏返しのままになっていました。
靴下がこんな状態でもそれが自分で何とか頑張った結果で、これで良しとしたナツ。
普段きれいに履かせてもらえるのが当たり前になっているナツが、不恰好でも自分の頑張りに満足して、上から靴を履いたことにホロリと来てしまいました。
自分で何とかしないといけない場面では、何とかできてしまうのね。
やる気のほうは少しずつ育ってきてはいるようです。

by mineyom | 2006-06-16 23:55 | 幼稚園