ああああ、緊張した~!!

私が制作に加わることとなったママ向け情報誌の「ママポン」。
もう早速活動がスタートしています。
次号発行に向けて徐々に忙しくなってきました。
先日は校正の進め方について話し合うため、校正班で集まって打ち合わせがありました。
表記の統一事項を決めたり、どうすればスムーズに進行できるかを考えたりと、かなり本格的な話に驚いてしまいました。

今は育児中で仕事をお休みしているママばかりですが、出産するまでは様々なお仕事についていて、HPを作っていたり、イラストを描いていたり、ライターをしていたりと特技を持つ方が多いのです。
出版関係の仕事をしていた方も多くて、今はまだ若い雑誌でスタッフはほとんどボランティアでやっていますが、志は高く、クオリティも号を経るごとに高くなっています。
実際4号辺りまではほとんど編集や校正の経験者がいなく、手探りでやっていましたが、その後どんどん経験者が入ってきて、こだわった紙面が作れるようになってきたそうです。

私は、久しぶりに校正の仕事をして、楽しい!!の一言でした。
ブランクがありカンが鈍っているかと思いましたが、集中して取り組むことができて、私ってやっぱり校正の仕事が好きだったんだなぁと思いました。
次号8号から私も校正班に加わり、やりがいのあるお仕事が出来そうです。

そして紙面作りに必要なのは、編集作業だけではありません。
「ママポン」は口コミ情報誌のため、実際に取材をして記事を書くことも重要なお仕事です。
みんなで手分けをしていろんなスポットの取材に行くわけですが、私も早速取材体験をすることになりました。
次号の特集は「ママのための癒しスポット」のため、区内のマッサージ店や美容院、岩盤浴、託児付きの映画館などへ行きます。

私は初めてなため、先輩スタッフとコンビを組んでいくことになったのですが、2人で組んで取材する3店のうち、1店は私に任せられました。
取材のアポ取りから記事書きまですべてです。
楽しみな反面、とっても緊張してしまいました。
特にアポ取り。
おそらく「ママポン」という雑誌を全く知らないであろう相手に、いきなり電話をかけて、体験取材の依頼をするのです。
不審に思われないか、上手く説明できるか、OKをもらえるかとドキドキしながら電話をかけました。

案の定、取材先の方は「ママポン」を知らず、「ママポン」の説明からはじめました。
毎号2万部発行していること、この地域の主要な書店20店舗で販売していることを話し、「ママポン」に体験取材を載せると宣伝効果は充分ありますということを強調しました。
私はもともと電話をかけることが苦手なので、はじめにメモに言いたいことを書き出し、それを見ながら話をしました。

「ママポン」は会社としてやっているわけではないので、何せ資金がありません。
取材するにも無料で体験させていただき、最後に発行した「ママポン」を1冊進呈するだけです。
謝礼なども出ないので、「ママポン」の趣旨を理解していただいて取材させてもらう必要があります。
快く引き受けてくれる場合が多いということでしたが、無料体験を了承してもらうのが大変と言われていました。

相手方は最初警戒していたような感じでしたが、最終的には取材OKという返事をいただけました。
話している間中、心臓バクバクでいやな汗をかいてしまったので、本当にほっとしました。
自分でアポをとった初取材、とっても嬉しかったです。

夫の転勤で会社を辞めてから早6年。
専業主婦のお気楽な生活にすっかり染まってしまっていた私、久しぶりに対外的な電話をして、緩んでいた頭が急にしゃっきりした気がしました。
久しぶりに仕事した~!という気になりました。
いい刺激になったかもしれません。

by mineyom | 2006-07-07 23:34 | 育児の学び