お餅つき会

保育園でお餅つき会がありました。
保育園へ付き添っていると、どうしても周りの子と比べてしまい、つらいこともあるのですが、こうして間近でナツの様子を見ることが出来て、いい機会だったなと思います。
集団の中でのナツを見ることによって、ナツの弱い部分だとか、手助けが必要なところ、これからの課題などがよく分りました。
家でのナツだけを見ていると、見過ごしがちで、どう支援すればいいか分らないところもあったので、とてもいい経験だったと思います。
私自身、ナツを甘やかしてしまっていたところがあり、ここは今きちんと教えておかなければならないというところにも気付けました。

その反面、僅かずつではありますがナツの成長も見えて嬉しく、こんな一面もあったんだと驚いたりします。
行事などで意外な顔が見れたりするので、それも楽しみの1つです。
この日のお餅つき会は、朝からみんなで園庭に集まり、小さな杵と臼で2人ずつお餅をつかせてもらえました。
みんなで「よいっしょ、よいっしょ」と掛け声をかける中、ナツは反応がいまいちで、楽しくないのかな?と思いました。
しかしクラスの一番最後にナツが呼ばれ、お友達と2人で向き合って臼に向かうと、ナツは杵を握り締め、重そうにしながらもちょこっと杵を持ち上げ、ぺったんぺったんとお餅をつくことが出来ました。
正直、杵を握らせてもらっても何もできず、先生に後ろから支えてもらってやっとつく、という感じになるんじゃないかなと思っていたので、驚いてしまいました。
お友達がやっていることをしっかり見ていたのですね。

ナツは誰かがやっていることを真似してやるということが苦手です。
状況判断することも苦手なので、今自分が何をすべきかが分りにくいです。
しかし今回は誰の指示を受けることもなく、みんなと同じようにすることができました。
それだけのことなのですが、私は感激のあまり涙が出そうになってしまいました。
ナツは澄ました顔をしていましたけどね。

大きい杵と臼では先生やお手伝いに来ていたお父さん、お母さんたちがお餅をついて、こども達は元気に掛け声をかけました。
突然「なっちゃんのお母さんもやってください」と言われて戸惑ってしまった私でしたが、「なっちゃんが喜びますよ」の言葉に後押しされて、力いっぱい杵を振りました。
お餅をつくのって結構力がいりますね。
この大きな杵でついたお餅はその日の給食でみんなで食べました。
きな粉もち、あんころもち、お雑煮と様々な味が楽しめ、やっぱりつきたてのお餅は美味しかったです。
ナツも喜んで食べ、きな粉もちをお替りしていました。
楽しくお餅つき会に参加できて本当によかったです。

帰りに園長先生が「だいぶ慣れましたか」と声を掛けてくださいました。
毎日周りの子達に揉まれ、右往左往しているので、「たくさんの刺激を受けて混乱している状態みたいです」と答えました。園長先生はとても嬉しそうに微笑んで、「もうしばらくして落ち着いたら、自分の中で頭に溜めたものを1つ1つ整理することができるようになって、そうしたらぐーんと伸びますよ」とおっしゃっていました。
本当にそうだろうなぁと感じます。
ナツは毎日クラスの子達に振り回されたり、抱きつかれたり、引っ張っていかれたり、ダメ!と怒鳴られたり、といろいろ大変そうで、精神的にもハードな日々だと思いますが、それが全てとてもよい刺激となっていて、ナツのためになっていると強く感じられるので、希望を持って見ることができます。

園長先生は、保育園のシンボルであるスズカケの木の実を拾ってナツにくれました。
外遊びのときにお友達が持っているのを羨ましそうに見ていたので、ナツはとっても嬉しかったらしく、ぎゅっと握りしめてました。
門をでるときに担任の先生に「それどうしたの?」と聞かれて、ちゃんと園長先生を目で追って、「えんちょうせんせい」と答えていました。
自転車に乗るときも「落とすといけないから、かごに入れてあげるよ」と言うと、イヤと握り締め、自分で持つと言い張ります。
ナツは今までほとんど物に執着するところを見せたことがなかったので、驚いてしまいました。
こうしたいと強く意思表示をすることもあまりないので、このスズカケの実はよっぽど気に入ったのでしょうね。
家に帰ってからも嬉しそうに触って遊んでいました。
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by mineyom | 2006-11-08 23:37 | 保育園