その言葉を待っていた!

だいたい2歳前後になると、「じぶんでー!」「できるのー!」と親の手出しを嫌がって、時間が掛かるわあ~と手を焼かせるようになると思います。
ナツにはそれが全くありませんでした。

成長するための要因として、大きいものの1つがその「やりたいと思う気持ち」だと思うのですが、ナツはそれがものすごく薄かったのです。
最初は出来なくても、何とか自分でやってみようと挑戦するうちに上手くなり、出来るようになって行くものです。
服の着脱にしても食事にしても、ナツは自らやってみようという気持ちが薄いので、技術を教えることよりも、そのやる気を引き出すことのほうが大変でした。
何度繰り返しても、やる気を出してくれないとなかなか上達はしないのです。

何でも自分で出来るようになって欲しくて促すのですが、なかなか手を動かさない。
じっくり待つ余裕があればいいのですが、時間がないとかイライラしてしまったりで思わず手を出してしまう悪循環。
一体いつになったら何度も「シャツ着て!」「次ズボン!」「靴はいて!」とやかましく言わなくても自分で支度が出来るようになるのかなぁと思っていました。

しかし先日のこと。
ベランダにいるパパを追いかけて、ナツも外に出ようとしたところ靴がない。
パパに「玄関からサンダルもっておいで」と言われて、玄関へ向ったナツ。
買ったばかりのピンクのサンダルをその場で履き始めました。
しかしそのサンダルは、先日足を怪我したナツに当って痛くないようにと応急処置で買ったもの。
いつもの履きやすい靴とは違ってベルトが複雑だったのです。

私が軽く「ママやってあげるよ~」と手を出したところ、真剣に取り組んでいたナツは、バッと私の手を振り払い「やりたいー!」と叫びました。
手を出すなと鬼気迫る迫力に、驚いてしまいました。
今まで出来ることでも「できない~」と泣きつくので、励まし、おだてながらやらせてきた私は、「自分でやりたいくん、ついに登場か!」と思わず小躍りしてしまいました。
ベルトはやはり難しかったようでなかなか上手くできず、ここで「できない!」と投げ出してやる気の芽を摘んでもまずいので、さりげな~く手は貸しましたが。

部屋の中からサンダルを履いてベランダに出てきたのに、夫は驚いていましたが、ナツは満足感でいっぱいだったでしょう。
こうして自信を付けて行ってくれるといいな。

しかし今現在、「自分でやる」とやる気を出すのは、サンダルを履くのとジャンパーのファスナーだけということが判明。
全てのことにやる気を出して欲しいんだけどなぁ。
特に朝スムーズにお着替えして欲しいんだけどなぁ。
「やりたいー!」がもう一度聞きたいよ。

by mineyom | 2008-05-20 14:55 | ナツの毎日