特別支援学校 見学

今日は、都立の特別支援学校(養護学校)の見学に行ってきました。
実は昨年、年中のときに、こちらで行われていた月2回の療育に、ナツと一緒に通っていたので、こちらの学校には馴染みがあります。
その時から、こじんまりした綺麗な校舎と、先生達の熱心さに好印象を持っていました。

今日の学校公開は、初めに会議室に集まって全体への学校説明があり、その後自由に授業を見て回れる見学の時間が2時間たっぷりとってあり、その後質疑応答があって、最後に希望者への個人面談があるという、非常に充実した内容の見学会でした。
しっかり話を聞きたかったので、個人面談もお願いしました。

見学会には、私の父と参加。
本当は夫が来られればいいのですが、仕事が忙しくてそんな余裕はなく。
しかし1人で学校を回っている今、自分1人で判断しなければならないプレッシャーと、本当に正しい判断が出来るのかという不安があり、違った目線で見てもらうのもいいだろうと、ちょうどこの日父の休みが取れたので一緒に来てもらいました。
結果的にこれはこうだね、ああだねと納得、確認しながら見ることが出来て良かったです。

特別支援学校の第一印象は、先生の数が多く、非常に手厚いなぁというものでした。
先生は若く、元気でとても一生懸命な方ばかりでした。
やはりかなり勉強されているんだろうなという適切な対応で、安心して任せられると思いました。
そして何より、どの先生も愛情を持って生徒に接しているのをひしひしと感じる温かい雰囲気で、先生の対応と環境は満点と言えるものでした。

主に1年生の授業を見学したのですが、朝一で日常生活の指導があり、続いて体育、日常生活の指導&社会性、国語算数&自立活動という流れでした。
特別支援学校では、生きる力をつけるためにということで、身辺自立やコミュニケーションに力を入れているということでした。

そしてこちらの学校は、自閉症教育の研究校になっているそうで、自閉症教育のカリキュラムがあり、社会性に力を入れていました。
自閉症のお子さんがとても多く、知的障害のお子さんとはクラス分けをし、カリキュラムも少しずつ違うそうです。
自閉症のお子さんにはとてもよい学校だと思いました。
ナツは知的障害なので、同じタイプのお子さんが少ないのは辛いかな。

特別支援学校は、やはり設備の面や、1人1人に力を注いでくれるという面で区立小学校の特学よりも勝っていました。
ゆっくりじっくり取り組んでくれるので、ナツもここへ来たら追われることもなく、楽に過ごせるだろうなと思います。

果たして子どもの成長は、少し上のレベルへ入れて頑張らせるのと、無理のない環境でゆったり指導してもらうのと、どちらが伸びるのでしょうか。
個別面談にあたってくれた先生は、子どもの性格にもよるので一概には言えないが、やはり周りの刺激というのは大きい反面、あまり無理があると、自信を失ったり、逆効果になる場合もあるとおっしゃっていました。

ただ、こちらの学校は会話の出来るお子さんが少ないということで、生徒同士のやり取りがほとんどありませんでした。
ナツは、ワイワイと話しかけてくれる人がいる環境の方が伸びていくかなぁと思います。
そして身辺自立がだいたい出来ているナツには、もう少し学習面に力を入れたいなぁとも思いました。

特学でついていけるのかという不安がありながらも、すこし特学の方へ気持ちが傾いて来た中、夕方、ナツを保育園へ迎えに行きました。
私が迎えに来たのに気づいて、ナツにお別れの挨拶をしようとお友達が近づいていくと、ナツがその手を自分から取り、「またあしたバイバイ♪」と歌っていました。
「リズムが違うよ~!」とゲラゲラ笑ながら言うお友達に、「えへへ~」と苦笑いしていました。

その姿を見て、やっぱり子ども同士の関わりを大事にしたいと思いました。
年少で保育園に入ったばかりの頃、周りの子の勢いに押されてただ戸惑っているだけだったナツ。
遠慮なく近づいてこられると、泣いてしまうこともありました。
先生とのやり取りばかりで生活していたナツが、ようやくお友達との関わりを面白いと思い始めたところです。

特別支援学校、特別支援学級、どちらもメリット、デメリットがあります。
ナツに完璧に合った学校はないので、どちらかを選んで入れなければなりません。
それだったら、特別支援学級で頑張らせてみようかなと思いました。
全く頭の整理がつかず、どうしたらいいか分らない状態だったので、自分の中で目指す道が見えてきて、少し楽になりました。

まだどの支援学級に入れるかという問題が残っていますが。
なるべく少人数で、のんびりした雰囲気の学校を探してあげたいなと思っています。

by mineyom | 2008-06-17 23:49 | 就学(小学校)