特別支援学級 見学その5

木曜日は、ナツの通う保育園の徒歩圏にある小学校へ。
こちらの学校へはナツの保育園から上がる子も何人かいます。
上のお姉ちゃんを通わせているお友達がいるので、時々噂は聞いていました。
その方によると、特別支援学級の体育は軍隊のようだと・・・。
学校の用事で出向いたときに時々見かけるが、主任のベテランの先生が厳しく、「そこ曲がってる!」「モタモタするな!」と大きな声で怒鳴っていて、ものすごく怖いのだそうです。・・・・軍隊?!

そんな話を聞いていたので、ちょっとドキドキしながら出かけてきました。
学校に着くと、生徒16名を3~5人のグループに分け、今日の日程を記入したり、カレンダーに数字を書き込んだり、紙を折って綴じ、しおりを作ったりなどいろんな作業をしていました。
先生と介助員さん、合わせて6名おり、熱心に指導されていました。
しかしその指導がものすごく細かい!

紙を半分に折るのが少しでもずれていると、何回も「ここ曲がってる!やり直し!」
作業が終わるといちいち先生に「これでいいですか」と聞かなければならず、しかも「これでいい?」なんて言おうものなら「先生、これでいいですか!」と先生が強い口調で言い、何度も言い直し。

1年生の子が「先生次なにやるの?」と聞いたときには、私はそんなこと自分から聞けるなんてすご~い!と思ったのですが、先生はにこりともしないで「先生、次は何するんですか!」。
1年生の子がその通りに言い直すと、更に「教えてください!」。生徒さんもそのまま素直に復唱していました。

こ、ここまでしなくちゃいけないの~。
1人や2人だけでなく、全員に対してそうなので、教室には先生の強い口調と生徒さんの懸命な声ばかりで、息が詰まりそうでした。
聞いているだけで、何だかぐったり疲れてしまいました。

主任の厳しいという先生はすぐに分りました。
年配の女性で、ひときわ声が大きいので。確かに怖~い。
しかし見学者には、明るく声を掛け、こんな活動をしているんですよじっくり見て行って下さいねと言ったり、子ども達にも、よく出来たねなど褒めている場面もあって全く愛情がないというわけでもなさそうだったので、要するにこれがこの先生のやり方なんだなと思いました。
しかし、このやり方が正しいと信念を持ってやっている感じだったので、これは余計に厄介だなぁと思いました。
周りの先生もその先生の影響か、違うやり方は許されないのか分りませんが、子ども達には皆同じ対応で、逃げ道がなさそうだったので。

ナツと同じクラスの男の子のお母さんが、上のお子さんをこの学級に入れていたので、見学のあと、いろいろ話を聞いたのですが、このクラス、実は結構人気があるそうです。
一見子ども達は落ち着いていて、一生懸命課題に取り組んでいるので、少しくらい厳しい方がうちの子にはいいわと入学してくるそう。
しかし学校公開時は、多少いい顔をみせているので、実際の授業はもっと厳しいとか・・・。
このお母さんは、このベテラン先生が定年までのあと2年、この学級にいるというのを聞いて、今年から養護学校に転校させたそうです。
確かに先生の接し方って、かなり重要な問題ですよね。

確かに優しいだけでなく、時には厳しくしっかりやらせる場面も大切だと思うのです。
しかしずっと厳しいばかりじゃ、子どもに影響が出そうですよね。
ナツがこのクラスに入ったら、萎縮してしまいそうと思いました。
いい直しさせるのも、何を言わせようとしているのか先生の意図が分らず、それでも許されずに、うぎゃー!っと爆発するのが目に見えるようです。

今までこんな雰囲気の学級はなかったので、先生の考え方1つで、こんなにも違うんだなぁと驚きました。
そして、見学その2で見た学校は、ナツのクラスの先輩ママに聞いたところ、今年主任をしていた先生が他の学校に移ってしまい、まとまらなくて大変なんだと、お母さん達が言っていたそうです。
確かに見学に行ったときに、先生達もバラバラで、クラス全体がまとまりのない感じがしたのです。

特学は、先生が短い周期で変わるそうで、それはかなりのリスクだなぁと思いました。
先生の違いで、学級の雰囲気がこんなに違うんだと驚きさえ覚えました。
これは、親も子どもの環境を守るため、学校任せにせず、努力していかなければならないんだなぁと思いました。
それは、普通学級でも言えることでしょうけどね。

ナツのクラスの先輩ママには、今後の就学相談の流れも教えてもらいました。
身近に、先輩ママがいるのは本当に心強いです。めぐり合いに感謝です。
話を聞いていると、障害児ママは、皆いろんな思いをしながら頑張っているよなぁ。私も頑張らなきゃと力がわいてきます。

就学相談は、7月から申し込み受付だけど、7月に入ってから連絡をすると、すでに予約がいっぱいで、かなり後のほうに回されるそうです。
いつまでも、悶々と悩んでいるよりも、早く話を進めたいと思っているので、早速月曜日に電話することにしました。
そして東京都は、親の意向が通りやすいと聞いていたのですが、やはり判定と違う道を選ぼうと思うと、結構もめるとか・・。
何はともあれ、就学相談を始めてみないと、結論は出せませんね。

by mineyom | 2008-06-22 13:03 | 就学(小学校)