ドキドキの体験入学

今日はうちから歩いて20分ほどのところにある、N小学校の特別支援学級へ体験入学してきました。
ちなみに「ドキドキ」したのは私です。
ナツには「今日は学校へ行くんだよ。お兄ちゃん、お姉ちゃんがいるよ」と話していましたが、来年小学生になるんだとは、まだいまいちわかっていないナツ。いつも通りのマイペースで気負いは全くありませんでした。

今日はこの間面談してもらった、学務課の相談係の先生もいらしていました。
この体験入学の様子も判断の基準になると聞いていたので、ナツの様子をじっくり観察されるのね~とちょっと緊張。
しかしこの方は味方なんだとしばらくして気付きました。

最初に校長室に通されたのですが、ここで校長先生、副校長先生とご挨拶。
先生達の真似をして「よろしくおねがいします」は何とか言えたものの、「お名前は?」「いくつ?」の質問には全く答えない!
ナツしてみればよく知らない場所に連れてこられて、いきなり質問されてと訳のわからない状態だったのでしょうが、それくらい答えて欲しかった・・・。
どうしてよいかよく分らないときのヘラヘラ笑いを浮かべていました。
しかしここは、相談係の先生の「照れちゃっているのよね~」のフォローで、事なきを得ました。

続いて校長先生、副校長先生、相談係の先生、私、ナツの5人で、特別支援学級へ。
ちょうど1時間目の終了間際で、教室に入るとナツはすぐに前に連れて行かれ、クラスの皆へ紹介されました。
ここでも笑みは浮かべているものの、緊張しているのは明らか。
何も話すことが出来ませんでした。

ナツの机もちゃんと用意されていて、4年生のお兄ちゃんがナツの手を引いて席に案内してくれました。
と同時に1時間目が終了したので、チャイムとともに何人ものお兄ちゃん、お姉ちゃんがナツのところへやってきました。
握手したり、「よろしくね」と「ぼく〇〇だよ」などといろいろ声を掛けてくれました。
特に6年生のお兄ちゃんは、ナツの手をずっと握り締めながら、「果物は何が好き?みかん?バナナ?」と話しかけてくれていました。

ナツも多少戸惑ってはいたものの、みんなの歓迎を喜んで受けていました。
支援学級は、1年生から6年生までが揃っているのがいいなと思いました。
優しい子が多く、ナツが1年生で入ったらよくお世話してくれそうだし、刺激もたくさん与えてくれそう。
ナツ自身も2年生、3年生と上がっていったら、上の子に習って下級生のお世話をするようになるんじゃないかな。
穏やかな環境での優しい刺激、求めていたのはこれだなぁと支援学級に大きく心が動きました。

2時間目は音楽の授業。
ナツも輪の中に入れてもらって、一緒に授業を受けました。
最初は歌の本をそれぞれ見ながら、みんなで歌を歌いました。
ナツも知っている歌ばかりでしたが、元気いっぱいのお兄ちゃん、お姉ちゃんに圧倒されてしまったのか、見ているだけで精一杯という感じでした。
でも周りをチラチラと見て確認しながら、この環境に馴染もうとがんばっているのはわかりました。
私の方も何度か振り返って確認していましたが、席を立ってしまったりすることもなく、ずっと集中して授業に参加できていました。

授業の半分を過ぎたころには、だいぶ緊張も薄れてきたのか、「七夕」の歌に合わせて鈴を鳴らしたり、歌に合わせて掛け声をかけたりしていました。
よくがんばっていたと思います。

2時間目が終わると、休み時間の間ナツはお兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでてもらい、私は校長先生、支援学級の主任の先生、相談係の先生と校長室でお話を。
校長先生、支援学級の主任の先生からは、トイレは大丈夫ですか、着替え、食事は大丈夫ですか、ひらがなの読み書きはどうですかなどいろんな質問をされました。
文字にはまだ興味はありませんが、他は大丈夫ですと答えましたが、支援学級の主任の先生は、ナツが緊張で固まってしまい、自分からなかなか動くことができなかったのが気になったようで、「いつもあんな感じなんですか」と何度も聞かれ、歓迎ムードではないような。

ナツは授業時間中ずっと大人しく座っており、いわゆる扱いやすい子であるので、先生は楽なんじゃないかなと思ったのですが、やはり入れるのならなるべく軽度の子がいいと思っているのかな・・・と思ってしまいました。
校長先生、支援学級の先生は結構厳しく、ナツを見定められている感じがしました。
それは仕方がないのかな。

しかし相談係の先生は、初回面談のときからナツに好印象を持ってくださっていたようで、授業の様子を見た後、「希望通りに支援学級で決まると思いますよ」と言ってくださいました。
これは嬉しかったです。

しかし最後、校長先生、相談係の先生に昇降口でお見送りをしていただいたとき、ここにきてナツが爆発!
上靴を靴に履きかえるのですが、促してもなかなかやろうとしない。
ナツは技術的には出来るのですが、やる気に乏しく、調子が悪いときはスムーズに行かないことも多いのです。
いつもと違う場所、違う人で疲れたこともあると思うのですが、それが最悪の形に・・・。
校長先生が見ている前で、「できない!」と叫び、いきなり靴を投げた!!
ひゃ~、最悪だぁ!私も一瞬硬直。

なんとか宥め、靴を履かせたものの、これってかなりのマイナスポイント?
身辺自立は出来てるって言っちゃったのに、校長先生どう思ったかなぁと不安になりました。
でも、出来ているっていうのは、どんな時にも、どんな場所でも出来て初めて完璧に出来るものなんですよね。
それはよくわかっています。これがナツの実力なんだよね。取り繕ったって仕方ない・・・。

しかし、ここまで何とか上手く行っていたのにと、がっくりきてしまって、「靴ぐらいちゃんと履いてよ~!!」と叫びたくなりました。
靴履けなかったら、判定に影響でるのかしら。
ナツはすごくがんばったのに、褒めてあげる余裕もなく、最後の1件でど~んと凹む私。
今になって反省です。

私が悪かったんだよね。
いつも時間がなかったりして面倒だと、手を出してしまっていた。
できないと言えばやってもらえるとナツは思っちゃうよね。
これからは全て時間に余裕を持って行動して、もう絶対手は出さない、ナツに自分で出来るようにやらせようと決意しました。
どのみち入学までには完璧にしておかなければね。
それには私の努力も必要ですね。

相談係の先生からはいいお話が聞けましたが、本当の判定はこれから。
どうなることかわかりませんが、クラスの一員として過ごしてるナツの姿は鮮明に心に残りました。
この気持ちを、就学相談では伝えていきたいと思います。

by mineyom | 2008-07-07 16:56 | 就学(小学校)