ママ、ぶっくりしたの~?

ナツの言葉。
心配の種の1つです。
3歳頃に、二語文がでたものの、それからなかなか進歩が見られず、2年以上足踏み状態でした。
言葉の理解力は上がってきたものの、発語はほとんど変わらないように感じていました。

幼稚園、保育園に行けば伸びるよ、そんな話を幾度となく聞き、入園すれば話せるようになると思っていたわけではありませんが、この足踏み状態からは抜け出して、簡単な会話くらいなら出来るようになるんじゃないかと期待していたところがありました。
しかしやっぱりそう上手くは行かず、ナツはひたすらマイペースで進んでいたのです。

しかし、ここへ来て、ナツの言葉がようやく前進しだしたのを感じました。
とは言っても大きな変化ではないのですが、ナツが今、周りから言葉をゴクゴク吸収して、体に溜めていっているのを感じます。

今までナツが、自分から話すのは「〇〇みるー!」「〇〇たべるー!」「〇〇のむー!」などの要求語ばかり。
会話にはなりません。
しかしその言葉に、少し奥行きが出てきたのを感じたのです。
ナツがテレビや小包を前にして、「見ていーい?」と私に聞くようになりました。
私と言葉をつなごうとしているのかなと思いました。

その後、「食べていーい?」と言い出して、おおっ「見ていーい」を応用してる、とナツの言葉にワクワクしました。
毎日少しずつ変化していくのが楽しいです。
今日はキャラメルを持ってきて「食べていーい?」と聞くので、「さっき1個食べたでしょ。もうやめようね」と言ったら、「あーあ、ママいやだな~」と言われちゃいました。
やり取りが楽しい。

タイトルの「ママ、ぶっくり(びっくり)したの~?」はナツの言葉です。
ナツが何をしたとき、例えばコップに牛乳を注いだとき、食べ終わった食器を運んだとき、1人でシャツを脱いだときなどに出ます。
でもそこは「びっくり」をつかうところじゃないんだけどなぁ。
ママは別にびっくりはしてないけど・・・と思って、よくよく考えてみると、原因はなんと私でした。

ナツが何かをやれたとき、私は大袈裟なくらいに褒めまくるのですが、その時に「なっちゃんすごーい!上手だね~。ママびっくりしたよー!」と言っていたのです・・・。
ナツが何か獲得したとき、喜びとともに驚きがあるので。
でもちょっと多用しすぎたよう。
本来「びっくり」は、そんなに頻繁に感じるものじゃないしね。

ここで言うべきは、「びっくり」じゃなくて、「ママ嬉しい」だったなと思い、昨日から言い方を変えている私です。
なっちゃん、びっくりじゃなくて嬉しいだからね~、よろしく。
でも何かをやり遂げたときに、ナツに「ママ、うれしいの~?」って聞かれたら、本当に感動してナツをムギューってしちゃいそう。

by mineyom | 2008-07-18 03:10 | 育児