運動会の工夫

今日は運動会の予行練習でした。
体操着で登園して、本番さながら競技をするのですが、ナツはかなり楽しく参加できたもよう。
それには先生方が知恵をしぼって取り組んでくださった、ナツのための工夫が不可欠だったと思います。

ナツの年長さんの参加する競技は、ダンス、リレー、大玉ころがし、それに親子競技があります。
どれもナツには難しい・・・と思っていたもの。

ダンスは「花輪」という、毎年年長さんが踊る、保育園の伝統になっているダンス。
花をいくつも付けた棒を両手で持ち、半円形の形を作って踊る、隊列の変化や花輪を上下左右に動かす動きが美しい踊りです。
果たしてナツにこの振り付けが覚えられるのか・・・。
そもそも花輪を持って最後まで踊ることが出来るのか。

ナツなりにナツの出来るように参加すればいいと思っていましたが、先生方は、なるべくみんなと同じように参加できるようにといろいろ考えてくださっていました。
その気持ちは、ある朝先生に呼ばれて見せてもらった、ナツの花輪に表れていました。

ナツ専用の花輪が用意されていたのです。
ナツの花輪は、持ち手の右と左に透明のテグス糸をかけて、すでに半円の形になっていました。
これだと格段に持ちやすく、もし途中で片手を離してしまっても、すぐに持ち直すことができます。
通常の花輪だと、ナツが最後まで両手はなさずに持って踊るのは難しいな、途中手が離れてしまっても、1人では持ち直せないだろうと思っていました。
「こんなふうにしてみたんですが・・・」と遠慮がちに、ナツ専用花輪を見せる先生に、「素晴らしいアイデアです!」と叫んでしまいました。
ナツの弱いところ、支援すべきところがよくわかっているなぁと感心しました。

ナツの花輪を見たクラスのお友達は、「これなっちゃんの?」「なんで糸ついてるの~?」と。
「持ちやすいようにね」と答えると、「なっちゃんだけズル~イ」という反応が返ってくるかなと思ったのですが、みんな口々に、「これならなっちゃん手離しちゃっても大丈夫だね!」「すぐ持てるもんね」と言ってくれたのです。
これにもまた感心。

リレーでは、やはり1人で走るのは難しいので、お友達か、それが無理そうだったら先生が一緒に走るということでした。
予行の今日は、先生と手をつないで走ったそうです。
手を引きながら一生懸命走ってくれる先生の横で、ナツはバトンを振りながら、みんなに愛想を振りまいていたそうです。
それはそれは嬉しそうだったと。

楽しそうでなによりと私は思ったのですが、先生は私が一緒に走りましたと申し訳なさそうに言うのです。
花輪のときも、「これでいいでしょうか」と聞かれました。

それはもちろん、ナツがみんなと同じように1人でできればそれに越したことはありません。
でも練習時間は限りがあるし、みんなと同じ練習時間で、ナツがみんなと同じところまで到達するのは無理です。

実はナツはリレーには参加できないんじゃないかと思っていました。
遅いというレベルを超えているのでナツと同じチームの子に申し訳ないし、そもそも私はナツが3メートル以上走っているところを見たことがありません(すぐに止まるか歩くかしてしまう)。
なので、先生がどうすれば参加できるかを考えてくださって、ナツなりの形で参加できるのが嬉しいのです。
先生にもその気持ちはしっかり伝えました。

今日の予行では、全種目機嫌よく参加していたそうです。
昨年の運動会では、ほとんど先生に抱っこされ、まともに参加できなかったと話すと、先生はそのイメージでいると、今年はきっとびっくりしますよ~とそれはそれは嬉しそうに笑っていらっしゃいました。
運動会が俄然楽しみになってきました。
ナツが楽しく参加してくれればそれだけで万万歳ですから。

by mineyom | 2008-09-27 01:38 | 保育園