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保育参観

土曜日は、保育園の保育参観がありました。
一度夫にも保育園の様子をみて欲しいなぁと思っていたので、いい機会だと2人で揃って参加して来ました。
ナツは一日多く登園するのでちょっと疲れ気味でしたが、何とか最後まで頑張ってくれました。

9時に3人で揃って保育園に行くと、ナツのクラスは最初に外遊びの時間が組まれていました。
普段お仕事に行っているお父さんやお母さんが一緒に遊んでくれるので、みんなとっても嬉しそうでした。
園庭は人がいっぱいでとってもにぎやか。お父さんの参加も多かったです。

ナツはいつもと違う雰囲気にも全く動じず、いつも通り大好きな砂遊びをしたり、鉄棒にぶら下ったり、三輪車に乗ったりして遊んでいました。
ただやはりパパがいるのが嬉しかったようで、パパにいろんな遊びの催促をしながら1時間ほどたっぷりと遊んでいました。

外遊びが終わると部屋に入り、お父さんお母さんと一緒に折り紙をしました。
みんな上手に三角が折れるのですね~、びっくり。
ナツは上手く折ることが出来ないので、私が折って、折り目に指でアイロンをかけさせました。
バッタが2匹出来上がりました。

やはりいつもと違う雰囲気に緊張するのか、お母さんがいると甘えたくなっちゃうのか、席に着けずにお母さんのお膝で抱っこの子が何人かいました。
かくいうナツも、私から離れられず・・・。
夫は同じクラスの子達は、こんなに難しい会話ができるのか、こんな工作もできるのかと驚いたようです。
正直ちょっとブルーになってしまったとか。
その気持ちはよくわかるのですが、無理にほかの子と同じことをさせようと思ってもナツに負担がかかるだけなので、ナツのペースを見守ってあげるしかないなぁと思います。
周りの子達の刺激を受けているのは確実なので、少しずつ成長してくれたらと思います。

お部屋での作業のあとは、給食の時間だったのですが、親たちはその間園長先生の講演を聞くことになっていました。
園長先生のお話は、保育園の保育方針でもあるので、是非聞かせていただきたいと思っていました。
ナツはまだ保育園で私と離れたことがなかったのでちょっと心配でしたが、担任の先生にお願いして講演に行かせてもらいました。

園長先生のお話は、園長先生が子ども時代の親たちは、非常に忙しくやらねばならないことがたくさんあった。母親は井戸の水汲み、父親は薪わりから朝が始まり、その大変さをみて育った子ども達にとって、親というものはなくてはならないもの、親が世話してくれないと子どもの力では何もできないという意識が強くあった。そのため、親の言うことは絶対だった。
今は何事も便利になり、親がいなくても冷蔵庫を開ければ食べ物があり、コンビニに行けば何でも買えると、親の絶対的な力を見せるところが非常に少ない。そのため親が叱って言うことを聞かせるのが難しくなっているというお話でした。

園長先生のお話を面白く伺ったあと部屋に戻ると、ナツはみんなに混じって先生に絵本を読んでもらっていました。
お友達に囲まれて座り、真剣な顔で聞いていました。
先生に私たちがいなかった間のことを聞いてみると、しっかり給食は食べ、機嫌よく過ごしていたようです。
お隣の子の果物に手を出そうとして、周りの子に注意されたりなんてこともあったようですが・・・。

この日は先生方の年に一度の職員旅行ということで、ここで全員お帰りとなりました。
ナツは保育参観だからといって特に張り切ることもなく、いつも通りのなっちゃんで、マイペースに楽しんでいました。
私は同じクラスのお母さんとお話できたりして、とってもよかったです。

by mineyom | 2006-10-28 23:15 | 保育園

遠足♪

金曜日は保育園の遠足の日でした。
ナツがちゃんとみんなに着いて行けるか少し不安だったものの、とっても楽しみにしていた日。
私もバスに乗って一緒に参加しました。
朝早起きして2人分のお弁当を作り、私は黒、ナツは真っ赤なリュックを背負って出発しました。

この日はみんなお揃いの保育園の体操着姿。
ナツも下ろしたてのオレンジの体操服がまぶしく、立派な保育園児に見えました。
8時50分に遠足に参加する年少、年中、年長の3学年の子ども達が園庭に勢ぞろいし、2台の大型バスに分かれて乗り込みました。
保育園の前の道は狭いので、バスの止めてある大通りまで歩いていきました。
ほんの3分ほどですが、子ども達は「おうちのあるところは静かにね」と言う先生の言いつけをきちんと守り、2人ずつ手をつないで歩きます。
ナツは私と手をつないでいたのですが、前の子達が急ぎ足になったときに着いて行こうとして、ナツが思い切り転んでしまいました。

ナツは歩くのがあまり上手ではないので、よく転びます。
なので私は普段、スカートや半ズボンはほとんど履かせず、膝下の丈のズボンを履かせています。
しかしこの日は体操服の短パン。
転んだ拍子に膝を擦りむいてしまいました。
すぐ抱き起こしたのですが、ナツは「いたいー!」と叫んで大泣き。
見ると両膝に、血がにじんでしまっていました。
早くバスに乗り込まなければならないので、そのまま抱えてバスに乗りましたが、しょっぱなから親子でかなりのへこみ・・・。

席に着いてから先生が消毒をしてくれ、絆創膏を貼ってくれましたが、ナツはずっと膝を押さえて「いたいー、いたいー」と訴えていました。
なるべく機嫌を損ねないよう、気分を盛り上げて遠足を乗り切ろうと思っていたのにナツはバスに乗り込むところで既にテンション低―――っ!
今日の遠足は大丈夫なの・・・とかなり暗くなってしまいました。

遠足の目的地は「夢の島公園」。
バスで40~50分かかりました。
その間先生がお話してくれたり、なぞなぞをしてくれたりと楽しく過ごしていたのですが、ナツは立ち直れないまま。
子ども達は2人がけの席に3人ずつ座っていたので(私や先生は補助席)、隣の女の子が膝を撫でてくれたりしたのですが、転んだショックを引きずったままのナツは途中で抱っこと言い出し、私の膝の上で目的地到着となりました。

しかしバスから降りると何とか自分で歩いてくれ、ほっと一安心。
まずはクラスごとに並んで、熱帯植物館に入ることになりました。
ここはガラス張りの温室の中に南国の植物が植えられていて、歩いて見て回れるようになっています。
ナツは見学をスタートすると、足の痛みをすっかり忘れたよう。
「いたい」と言わなくなり、おとなしく歩いてくれました。

入り口を入ると滝があり、その後ろをくぐって歩けるようになっていました。
子ども達はもうそれだけで大喜び。
その後もトンネルをくぐったり、木になったバナナを見たり、3メートルほどもある大きな葉を見たりしましたが、何を見ても純粋にわぁと感動できて子どもはいいなぁと思いました。
私も子どもたちと同じ目線で歩けたので、一緒にいろんな発見ができてとても楽しかったです。
普通に訪れていたら、きっと何気なく通り過ぎてしまっていただろうなと思うと、とっても得した気持ちになりました。

熱帯植物館を出ると、外でクラスごとに記念撮影。
ナツを列の端に立たせて私はそっと離れました。
誰かしらよそ見をするので何度も撮りましたが、ナツはずっとカメラを見ていて、最後までちゃんと並んで撮影することができました。
日本に帰ってから行事参加は初めてだったので、ナツも思い出の一枚に加われて嬉しかったです。

記念撮影が終わると広いはらっぱに移動して、自由遊びの時間になりました。
先生の「遊んでいいよー!」の声に一斉に子ども達がかけ出しました。
ナツも開放的な場所に気持ちよくなったのか、みんなに負けじとかけ出しました。
伸び伸びとした表情でとっても楽しそうでした。
しばらくかけ回ったあと、どんぐりを持ち帰る袋を持参していたので、みんなどんぐり拾いに熱中しだしました。
ナツも座り込んで手を動かしだしましたが、何故かしているのは草むしり。
熱心に雑草を抜いていました。
まぁ、それでもいいかと見ていたのですが、先生が手を引いてお友達と一緒にどんぐりの木の下まで連れて行ってくれ、どんぐり拾いをしてくれました。
戻ってきたナツの手にはどんぐりが2つ。よかったねぇ。

1時間ほど遊んだあと、お昼となりました。
みんなで大きなレジャーシートに広がって座り、お弁当を食べました。
どのお弁当もとっても美味しそう。
ナツもお腹が空いたのか、よく食べてくれました。
青空の下、みんなでわいわい言いながらお弁当食べるの楽しいですね。

帰りのバスでは、みんながまだまだ元気で騒ぐ中、ナツは30分ほど寝てました。
いろんな経験をして疲れたんだろうと思います。
しかし穏やかなペースで伸び伸びと過ごせたので、とても楽しかったようです。
バスから下りるときに起きて、保育園でジュースとお菓子がいっぱい入ったバッグをもらってお帰りでした。
先生方から「がんばって行って来れたね」と声を掛けられ、最初はどうなることかと思いましたが、最後には楽しかったなぁという思いだけが残ってよかったです。
ナツはお菓子のお土産をもらってご満悦でした。

家に帰ってから、持ち帰った宝物を並べました。
遠足の思い出です。
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by mineyom | 2006-10-20 08:23 | 保育園

お散歩&お給食

ナツの保育園生活は順調にスタートし、調子よく1週間を終えることが出来ました。
そこで担任の先生が、「とってもいい感じなので、来週から給食まで食べませんか?」と提案してくださり、2週目の水曜日から給食をスタートし、12時過ぎまで過ごさせてもらえることになりました。
思っていたより早く給食が始められたので、とっても嬉しかったです。

その日は今日から給食だ~!と張り切って保育園にいくと、先生から「今日はお散歩に行きますよ」といわれました。
これも初めての体験です。
見学時、園長先生からよくお散歩に行っているんですよ。子ども達は長い距離をよく歩きますよと伺って、抱っこ娘のナツは大丈夫だろうか・・と心配になりました。
この日は朝眠そうで、調子もいまいちだったのでちょっと不安・・・。

室内遊びを30分位したあと、みんなで園庭に整列し、2列に並んで隣の子と手をつないで保育園を出発しました。
ナツは歩きたがらなかったので、私が抱っこして列の1番後ろで出発。
目的地は子どもの足で20分ほどの河川敷です。
みんなお散歩が嬉しくてたまらないようで、満面の笑みで元気に歩いていました。

子どもが40人で付き添いの先生は4人。
少し前にお散歩中の保育園児の列にわき見運転の車が突っ込むという痛ましい事故がありましたが、お散歩は本当に神経を使うなぁと思いました。
住宅街の車どおりの少ない道を歩きますが、歩道のないところも結構あるので、白い線の内側をきちんと歩かなくてはいけません。
二人で手をつないで歩いているのが功を奏して、お互い注意しあったり、遅れている子の方を引っ張ったりと、なかなか上手く歩いています。
それでも気付くと白い線をはみ出してしまったり、よそ見していて遅れをとってしまったりして先生に注意されている子もいました。
しかしそこは3、4歳児。お散歩には慣れているのか、隊列を組んで以外にしっかり歩いていました。
交通ルールもよく分っていて、お散歩はやっぱりいいんだなぁと思いました。

河川敷が見えてくると嬉しくて浮き足立てしまう子どもたち。
それを先生がびしっと制して、無事目的地に着きました。
やっぱりいつもと違う、外でみんなで遊ぶというのは刺激的で楽しいのでしょうね。
ここまで私に抱っこされていたナツは、河川敷に付くと下りて、野原をトコトコと歩き出しました。
ナツもとっても嬉しそうで、葉っぱを取ったり、花を摘んだりして遊んでいました。
私はその間、子ども達の「ススキとって~」の声に応えて、せっせとススキを抜いていました。
結構力がいるので、重労働。
子ども達はススキでくすぐりあいこをしたりして、こんなふうに遊ぶのも久しぶりだなぁと、何もないシンプルな河川敷がとっても素敵な場所に見えました。

帰りはナツも歩いてくれ、途中何度か「抱っこ」とせがんだものの、もう少しだからがんばろうと励ますと、保育園まで20分間歩き通してくれました。
みんなのスピードにも遅れがちながらも着いていけて、最後までよくやった!と嬉しくなりました。

お部屋に戻るともう給食の時間。
先生が大急ぎで準備をしている中、子ども達も手を洗ったり、ご飯を運んだりとちゃんとお支度をします。
私もお茶入れを手伝っていたら、ナツは目の前に並んだ給食に我慢できなかったのか、2度もフライングしてしまい、「なっちゃんのお母さん、なっちゃんもう食べてるよ~」と周りの子に指摘されていました。
「みんなで一緒にいただきますだよ」と言い聞かせると、何とか待っていられました。

ナツはご飯に途中で飽きてしまうと、最後はぐちゃぐちゃにしてしまったりするのですが、この日はお散歩をしておなかが空いていたのか、パクパクといい勢いで食べ、完食してしまいました。
私も一緒に給食を食べたのですが、バランスもよく、とっても美味しかったです。
みんなおかわりして、いっぱい食べるのに驚いてしまいました。

この日もナツは家に帰ったら爆睡。
新しいことにチャレンジするのは疲れるのでしょうけど、刺激もたくさん受けているのだと思います。
給食も喜んでくれてよかったです。
私も美味しい給食が、これから毎日楽しみだったりして。

by mineyom | 2006-10-13 17:58 | 保育園

母は保育士

かくしてナツの保育園生活はスタートしたのですが、ナツは入園する前に2度見学がてら保育園に遊びに行き、運動会も見に行っていたので、ここはすでに知っているところだと安心したのか、初日からスムーズにお部屋に入ることが出来ました。
入ってみると中では自由遊びの時間。皆おままごとやブロック、お絵かきや粘土をしたりして好き好きに遊んでいました。
ナツはおもちゃいっぱいの部屋に引き込まれたのか、ブロックをしている子たちの間に座って、ブロックをし始めました。
時々私を呼ぶのでそばに座っていましたが、熱中してブロックに取り組んでいました。

周りの子達は新しい子が入ると先生に聞いていたようで、ナツと私に非常に興味を持ってくれました。
特に私は先生と認識されているようで、「ボタンとめて~」「エプロンつけて~」「あれとって~これとって~」と催促され、なかなか忙しかったです。
保育園の子は甘え上手ですね。
私が座っているとさっと来て、気付くと2,3人ひざに座っていたりしました。ナツは自分はどこに行けば?という所在なさげな顔で脇に立っていたりして。
男の子達はブロックで作った飛行機やピストルを次々見せに来て、自分の作品の自慢を聞かせてくれました。
みんなおしゃべりがもうかなり達者なので、いろんなことをお話してくれ、普段ナツとはなかなか会話が出来ないので、やり取りが楽しかったです。

自由遊びのあとは、先生の周りに集まって、お話を聞いたり歌ったり、イスとりゲームをしたりという時間がありました。
しかしナツはまわりにあるおもちゃが気になってしまって(片付けられていますが)集中できませんでした。
まだここはどこで、今は何の時間で、何をしなければならないかということが分らないので、落ち着かず、ずっと違うほうを見てました。
これで周りが見えるようになってくるといいのですけどね。

お集まりのあとは、みんながお楽しみの外遊びの時間。
何人かの「靴はかせて~」の声に応えているうちに、ナツは裸足のまま外に飛び出してしまっていました。
靴を持って追いかけたのですが、よく見ると裸足のまま遊んでいる子は結構います(小さい子が多いですが)。
はしゃいでる男の子達は、上半身裸だし。
みんな伸び伸び遊んでいて、裸足でも気にする人はいません。
私もまぁいいかぁとそのまま遊ばせてしまいました。
1歳児クラスの子は裸足のまま、土の園庭を全力でハイハイしており、逞しいなぁと思いました。

ナツは砂場が気に入ったようで、カップやシャベルを使って熱心に遊んでいました。
その後もいろんなものが気になるようで、ブランコに乗せてもらったり、滑り台をしたり、鉄棒にぶら下ったりして私が付いていなくても平気で遊んでいました。
私の方はいつの間にか「なっちゃんのお母さん、鬼~!」と鬼ごっこの鬼にされていて、ナツを横目で見ながら子ども達を追いかけることに。
鬼ごっこなんて何年ぶり?!という感じでしたが、大喜びで逃げ回る子ども達を掴まえるのはなかなか楽しかったです。
一瞬、再就職保育士もいいかもと思っちゃいました。体力はかなり必要ですけどね~。

先生からは、見学のときの印象ではママにベッタリなのかと思ったのですが、いろんなことに興味を持って自分からチャレンジするのでとってもいいですねと言われました。
本当にナツはすっかり好奇心旺盛になって、とっても嬉しいです。
2時間でしたが、かなり濃く遊んでくることが出来ました。
しかし親子とも初日から張り切りすぎたのか、家に着いたらぐったりでガーガーと3時間も昼寝をしてしまいました(笑)。

by mineyom | 2006-10-12 13:36 | 保育園

母の決断

今月に入ってから、実はナツの生活に大きな変化がありました。
幼稚園をやめ、保育園に移ったのです。
これは前々から考えていたことではあったのですが、生活を変えるのに踏ん切りがつかず、このままでいいのかなと思いながら日々過ごしていました。
そんな時、区の療育センターで、心理の先生との面接があり、療育方法についても悩んでいたので、今後どうして行けばよいかということを相談してみました。

心理の先生は年配のベテラン先生で、ナツを見る目は非常に的確で、とても信頼できました。
ナツは外からの働きかけに、心では受け止めているのだが、それに反応して返す、アウトプットの力が弱いのだと指摘されました。
私が普段なんとなく感じていることを、はっきりと言葉にして示してくださり、深く納得することが出来ました。

そして今この子に必要なのは、言葉を覚えさせたり数を数えさせることではなく、生活スキルを身に付けさせることだと言われました。
トイレ、着替え、食事などナツはだいぶ一人でできるようにはなったものの、まだ完璧ではありません。
しかしこれらは、生きていくうえで、一番基本となるものです。
どんな療育をしても、この基本をおろそかにしていては意味がないという先生のお言葉は、確かにそうだと頷けました。
これは今この時期にきちんと身に付けるべきもので、自分の身の回りのことが自分で全てきちんとできるようになると、それが今後大きな力になるということでした。
それがひいては、自分で判断して動ける子になるそうです。

ナツは今、私が保育園に連れて行くから行く、着替えをしなさいと言われるからイヤイヤ着替える、ご飯が用意され、椅子に座ってと言われるから食べる、という感じです。
自分で考え、自分の身の回りのことはすべて自分で処理できる、そういう子になって欲しいというのが私の第一の希望でもあります。
それに最適な場所が保育園だというのです。
保育園は幼稚園と違い生活の場です。
長時間、集団で生活し、その中で自然着替えやトイレ、食事の回数は増えます。
何度も何度も経験をつむことが大事です。
その上周りのお子さんが、よいお手本になってくれると思います。

例えばトイレ。
幼稚園ではみんなトイレの中で、下着を上げ下げし、身だしなみを整えて出てきます。
ナツはまだそれが出来ません。トイレの前でズボンとパンツを脱ぎ、また外で履きます。時には履くのを渋って、逃げ出したりしてしまいます・・・。
幼稚園ではみんなすでに出来ることですので、ナツのためにその時間を割くというのは難しいです。
どうしても経験数が減ってしまいます。

その上、お昼寝時間があるというのが魅力でした。
ナツはまだ昼寝を必要とします。
幼稚園に通っているとどうしても昼寝の時間が遅くなり、生活リズムがなかなか整いませんでした。
早い時間にきちんと昼寝の時間があることは、生活リズムを作るのにとてもよいと思いました。

しかし幼稚園でも、いろいろとナツのために考え下さり、気を配っていただきました。ナツは嫌がることなく通い、ナツのことを可愛がってくれるお友達も何人か出来ました。
このまま幼稚園に通っていても、大きな問題があるわけではなかったのです。
だからこそ、なかなか踏ん切りがつかず、このままでいいのかと思いながら過ごしてきました。
そんなときの心理の先生のお話だったので、思い切り背中を押された気持ちになりました。
このまま通っていても大きな問題はないが、大きな変化も期待できないかもしれない。そう感じました。
どの道をとるのが一番正しいのか、すぐに答えが出るものではないので、ものすごく難しい問題です。
正直言って、保育園を選んだことが一番正しいのか、それは未だに分りません。多分誰にもこれが一番正しいとは断言できないでしょう。
だからよくよく考えて、これが一番良いのではないかという道をとるしかありません。
今は小学校までの重要な時期、保育園で生活するのが一番伸びるのではないかと思い、それを信じて転園を決めました。

ナツの通っていた幼稚園がモンテッソーリ教育を取り入れていたことも、実は懸念の1つでした。
モンテッソーリ教育については、私も何冊か本を読み、園長先生がお話してくださる講習会にも何度か出席して勉強しました。
自主性を養うとてもいい教育だと思います。
みんな好きなことを選び、生き生きと活動しています。
自立したお子さんになるというそのとおりで、みんなとてもしっかりしています。
先生方も非常に熱心で、じっくりと子供を見てくれています。

しかしそこでは、自分で考え行動しなければならない場面が多くあります。
ナツにはそれは荷が重過ぎました。
まだその段階に達していないので、何をしていいやら分らず、その中で伸び伸びと過ごすのは難しかったです。
ナツは年少さんで、その中でも一番行動が遅れてしまいます。
それもきついのではないかと思いました。
年下のお子さんがたくさんいる保育園ならば気も楽で、楽しく過ごせるのではないかと思ったのも1つでした。

かくして母は決断しました。
お世話になった幼稚園には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、やはり幼稚園で完璧に対応するのは難しいので、保育園のほうがよいかもしれませんねということで、円満に辞することが出来ました。
幼稚園最後の日は、お昼に迎えに行くと、ナツが帰ると察した子供たちがあちこちから集まってきてくれて、「なっちゃん元気でね」「また遊ぼうね」と口々に声を掛けてくれました。
みんな後から後からやって来て、私とナツを中心におしくらまんじゅうのようになって、ナツはみんなに頭を撫でられてくしゃくしゃになっていました。
たった半年間だったけど、こんなにたくさんのつながりが出来ていたんだなぁと感激してしまいました。
ナツはみんなの勢いにびっくりした様子でしたが、もみくちゃにされても泣くことなく、神妙な面持ちでみんなの挨拶を受けていました。

保育園については、区役所の保育科に赴き、詳しい説明を受け、ついでに障害のある子を積極的に受け入れているところがあれば教えて欲しいとお願いしたところ、家から通える範囲にある保育園を教えてもらいました。
見学にはここを含め、7園行きました。
小規模でこじんまりした園、大きくてにぎやかな園、園によって雰囲気は様々で、やはり見学に行くことは大事だなと思いました。
見て回った雰囲気で、ここがいいなぁと感じる園があると思います。
結局保育園は区役所で教えてもらったところに決めました。
どこの園も、障害児受入れ可にはなっていますが、正直なところ、歓迎という雰囲気ではありませんでした(歓迎というのはもちろん難しいのでしょうけど・・・)。

保育園で成長して欲しいと移ることに決めたのですから、やはり快く受け入れてくれる園がベストです。
区役所で教えてもらった園は、もう50年以上前に全国で初めて障害児の受け入れを開始したという筋金入りの園で、現在も十数人のお子さんがいらっしゃします。
園長先生も、障害児教育について経験豊富で、知識もあり、見学の際はナツの様子を見ながら長い時間を掛けてじっくりと話を聞いてくださいました。
どんなお子さんも変わらず伸び伸び育てるという方針で、ナツのことも受け入れてくれ、一緒に頑張りましょうと激励してくださいました。
いつもどこか遠慮がちで生活していましたが、ここでは歓迎しますよと両手を広げられた気がして、感動してしまいました。

まずはナツの様子を見たいということで、1日2時間、私が付き添う母子登園という形で保育園生活がスタートしました。
慣れていけば徐々に時間を長くし、私の付き添いもなくなる予定です。
しばらくは親子で楽しく通いたいと思います。

保育園入園には、仕事をしていることが条件になります。
今は求職中で申請していますが、仕事を探さなければなりません。
ナツのことがあるので、フルタイムは難しいのです。
仕事のほうもいいご縁があるといいなと思います。

by mineyom | 2006-10-09 23:03 | 保育園