4年生になりました

前回から、またまただいぶ空いてしまいましたが、ナツも4年生になりました。

3月終わりの離任式で、入学したときから見てもらっていた担任の先生が転任してしまうことが分かり、ショックを受けていたのですが、新しくいらした先生がとてもよい先生で、親子で笑顔で新学期を迎えられました。

今までの先生はベテランでとても細かく丁寧に見てくださり、その上ダメなことはダメと、きっちり厳しい先生でした。
今度の先生もベテランですが、こちらはほんわか優しい先生で、和み系です。

前の先生と引継ぎをしていたときに、「先生は、クラスの中ではなっちゃんと一番合いそう」と言われたそうです。
確かにおっとりとした感じで、ナツと相性良さそう!とほっとしました。
ただナツが甘えすぎちゃって、だらけてしまわないかはちょっと心配。
きちんと締めるところは締めてもらうように、お願いしておこうと思います。

ナツもいよいよ4年生。
今年も1年生が2人入ってきて、男の子7人、女の子5人の、全部で12名。
全幅の信頼を置いていた担任の先生が異動になってしまったときはどうなることかと思いましたが、いいスタートが切れて良かったです。

そうそう、始業式の日、担任の先生2人から、口々にほめられました。
長期休み明けは、いつもいまいち調子の出ないナツですが、今回は違ったようで、よく話し、活動的に行動したようです。
先生が、「「起立」の号令に「0.3秒で立ち上がりました!」と嬉しそうに言ってました。
0.3秒って・・・。

いつも聞いてはいても、すぐには動き出さず、のんびりと勿体つけた動きのナツです。
この日がいかに素早かったかがわかりますが、先生も面白い。

環境に恵まれているナツです。
その調子でがんばれ~。

by mineyom | 2012-04-09 09:54 | 小学校 | Comments(4)

ナツの大好きな場所

去年の12月から週1回通っている、児童ディサービス「たまてばこ(仮名)」さん。
ナツが今一番好きな場所です。

もともと喜んで通ってはいましたが、1学期の終わりごろからすっかりお気に入りの場所になり、今は大好きすぎて困るほどです。
夏休みは朝から「ねぇ きょう たまてばこさん?」、「たまてばこさん いきた~い」と毎日のように言われました。
家にいるよりずっと楽しいんでしょうね。

頼れるお父さん(年配の体の大きな男の先生)と優しいお母さん(代表の女の先生)、たくさん遊んでくれるお兄さん、お姉さん(若い指導員の先生)に一緒に駆け回ったり、おやつを取り合ったりする兄弟姉妹がいて。
まるで大家族一家の一員になった感じ?


昨日、たまてばこさんの先生と個人面談がありました。
ナツの普段の様子を聞き、個別支援計画についてお話しました。

先生の話からは、家でのナツとは違う顔が見えてきました。
通い始めのころは、いきなり物を取られて、びっくりして泣いてしまったり、自分の意に沿わないことでも流されて従っていたりということもあったそうですが、夏休みごろからどんどん自己主張をするようになったそうです。

自分のやりたいことはちゃんと主張して最後まで譲らないし、、嫌なことは嫌とはっきり言うそうです。
大家族の中で、そうして自分も意志を通さないと、思うようにはいかないと学んだようです。
母は、もっともっと揉まれてこ~いと思っています。

先生の話の中で、ナツの想いが聞けました。
たまてばこさんで、ナツがトイレに入っていた時のこと。
様子を見に来た先生に「ねぇ せんせい たまてばこさん しってる~?」と聞いたのだそうです。
今まさになっちゃんがいるのが、たまてばこなんだけどね、と思いながら、先生が「知ってるよ~」と答えたら、ナツが嬉しそうに「たまてばこさんは~ きもちくて たのしいんだよ~」と言ったのだそうです。

先生はそんなふうに思ってくれているんだと嬉しくて、涙が出そうになってしまったそうです。
ナツにとっては、たまてばこさんは、気持ち良くて、楽しいところなんだね。

放課後、普段は私と二人きりですが、ここではいろんな体験をさせてもらって、相手をしてくれる人がたくさんいる。
普段はなかなかできない外遊びも、お友達とたっぷりできる。
それは楽しいだろうなぁ。
家と学校のほかに、楽しく過ごせる場所があるのは、本当にいいことだと思います。

今まで週1回の利用でしたが、すっかりここにも慣れたことだし、積極的に活動できるようになってきているので、来年から週2回の利用にしてはどうでしょうかという提案を受けました。
家にいるより、たまてばこに行った方がずっと刺激になっていいので、是非にとお願いしました。

なっちゃん、1月から大好きなたまてばこさんに、もっとたくさん行けるようになるよ~!

by mineyom | 2011-10-04 20:46 | 小学校 | Comments(4)

一人下校OK!?

ナツの学校への送り迎えも早や2年半。
家から学校は、ナツの足で6~7分の距離で、1回曲がるだけの簡単な道。
ナツも道順は覚えている。
信号は1つあるが車歩分離式の信号なので、青で渡りさえすれば危なくはない。

しかしナツは1人で歩くのが不安で、私と手をつないで歩きたがるので、まだまだ送り迎えは必要だなと思っていた。
信号も赤は止まれ、青は進めはわかってはいるが、信号に注目していることができないので、声かけしないと渡ることができない。
ちなみに数ヶ月前のナツの様子。
興味のある方はどうぞ

今週、ふと思い立って、校門を出たところでナツを先に立たせ、「ナツ、先に行って」と一人で歩かせてみた。
私は2メートルくらい後ろをついていく。

「おかあさん、て つなご~」と言い出すかと思ったが、すんなり一人で歩き出した。
それでも時々不安そうに振り返ったが、「はい!どんどん歩いて~」と言うと、また歩き始める。
足取りはしっかりしている。

信号は、何も言わなくても渡れるか、じっと黙って待つ。
いつもどおり、青に変わる前に気が逸れてしまい、信号を見ていなかったが、一緒に信号待ちをしていた小学生たちが一斉に渡りだしたため、それに続き無事渡ることができた。

やはり道はしっかり覚えている。
ところどころ車も意識しながら、危なげなく家にたどり着くことができた。
マンションの前に着くと、どうだ!とばかりに「ここで~す!」と笑顔で振り返った。

今週はそんなふうにして、3日間一人で歩かせてみた。
時々振り返って私を確認するものの、快調にとっとこ歩いていく。
うん、大丈夫そうだな。

まだ私がいないと不安がるので、完全1人登校は無理だが、こうして少しずつ自信を付けていきながら、徐々に私との距離も離しつつ、しばらくこんな感じで登校してみようと思う。

入学してから2年半。
一体いつになったら一人で登校できるのかなと思っていたけど、ようやく一人立ちの兆しが見えてきたようだ。
私にべったりだったナツが、半歩だけ前に踏み出した感じ。

この手はいつ離れるかと思ってたけど、ちゃんと時期は来るものだなぁ。
思ったより寂しさはあまりなく、ナツの背中がちょっぴり頼もしく見える今日このごろです。

by mineyom | 2011-10-01 17:04 | 小学校 | Comments(4)

ナツ 行方不明になる

昨日なっちゃん、校内でプチ行方不明になっちゃいました。

3年生になってから、音楽の授業にプラスして、朝の会も交流に行くようになったナツ。
ナツのクラスには同じ学年にあと2人男の子がいるので、いつも3人で連れ立って、3年生の校舎まで行くのだそうです。
それぞれ1組、2組、3組とクラスは違うのだけれど、同じフロアにあるのでナツはいつも男の子2人にくっついていく感じで、教室まで行ってました。

しかし昨日は朝の支度の終了時間がバラバラだったので、それぞれ1人ずつ交流学級へ向かったのだそうです。
3年生の教室は、渡り廊下を渡った隣の校舎にあるのですが、先生も「いつも行ってるんだから大丈夫よね」とナツを送り出しました。

しかし朝の会の時間が終わり、1時間目が始まってもナツが帰ってこない。
男の子二人は戻ってきているのに、ナツだけ帰ってこない。
どうしちゃったのかしらと思って、先生が交流学級へ行ってみると、担任の先生は「え?今日はなつきさん来てませんよ」と。

なっちゃんどこ行っちゃったの~!?
大慌てで、交流学級と支援学級の教室を往復して探すけど、どこにもいない。
ナツは行動的とは正反対のタイプで、勝手にどこかへ行ってしまうということがないのに、おかしいなぁと先生が走り回っていると、校長先生に遭遇。

校長先生に「なつきさんを捜索中なんです~」と言うと、「なつきさんならパソコン室に行くって言ってましたよ」とのお返事。

へ?!パソコン室?!
どうしてそんなところにと思いながら、パソコン室に走ると、確かにナツがパソコン室前の廊下で1人ぽつんと立っている。
パソコン室は3年生の教室と同じ校舎にありますが、地下1階。
その時間は使われていなかったので、暗~い廊下で1人佇んでいたそうです。

あとからよく聞いてみると、渡り廊下を一人歩くナツに出会った校長先生、「あら、なつきさんパソコン室に行くの?」と聞いてしまったそうなのです~!
確かに週に何度もパソコンの授業があって、よく行っている教室なんですが。
そのとき、「わたしはパソコン室に行くんだ」と交流学級からパソコン室へ切り替わってしまったのでしょうね。

ナツは普段からも自己主張が弱く、相手から断定的に言われると、自分の意思に反することでも従ってしまうことがあります。
今回も、あれ~、おかしいなぁと感じながらも、そうか、私はパソコン室に行かなきゃいけないんだと思ってしまったのかもしれません。

時間にして20分ほど。
誰もいない暗い廊下で一人きり。
そこで「あれ?なんか違う」と教室に戻ったりはできないんですよね。
困ってはいても、どうしたらいいか、わからなくって動けない。

先生が「パソコン室じゃなくて、3組さんでしょう」と言ったら、「あー、しっぱいしちゃった~」と言っていたそうです。

先生が、これからはカードを持たせないといけませんねと言ってました。
「わたしは今、〇〇に向かっています」というカードです。
周りに左右されず、まっすぐ目的地に行けるように。
なっちゃん次は間違えないようにね~。

by mineyom | 2011-09-21 09:13 | 小学校 | Comments(8)

支援学級では しんどい?

前回に引き続き、1学期終わりの個人面談での話です。
面談の後半は、ナツの学校での様子を聞きました。

先生のお話は、全てのこと、1つ1つに時間が掛かり過ぎる。
一言でいうと、それに尽きます。
まぁ、それは入学した時から変わらないんですが。

それでも、毎日同じことを繰り返して学校生活を送っていく中で、もう少しどうにかなると思ってたんですよね~。
少しずつ、行動スピードも上がっていくのではないかと。
しかし超マイペースなところは全く変わっていないようです。
それは家でも同じことなので、ナツがどんな様子なのかは、目に見えるように分かるのですが。

何をするにもクラスのみんなから遅れをとっていて、何でも一番最後でモタモタついていくという感じのようです。
先生も、1.2年生の頃はもっと早く行動するようにしましょうと言って、いろいろ対策を考え努力してくれていたのですが、ナツがあまりにも相変わらずなので、これはもう、なつきさんの特性だから・・・という雰囲気になってきてしまっています。

学校には時間割があり、それに合わせて行動しなければなりません。
みんなが1時間でやることを、ナツは半分くらいしかできず、中途半端なまま、「もうこれはいいから早く次に」となってしまい、たえず追い立てられるような感じになってしまっているそうです。
学校のスピードは、ナツにとっては早すぎるのかもしれません。

先生も、本当は1つ1つをナツのスピードに合わせてじっくり見てあげたいのに、クラスの運営上それは難しく、ジレンマを感じているようです。
学習も、もう少し細かく見てあげたいのですが、時間が取れなくて、なかなかカタカナに入れないんですよねと言っていました。
家でもナツは1対1でぴったりくっついて声掛けしてやらないと、なかなか宿題も進まないので、それは仕方ないだろうなぁと思います。

もともと支援学級に入れたのも、学習面についてはあまり期待しておらず、それは家庭や学習塾でフォローして、それよりも生活力や集団の中での自己表現力を強化したいと思っていたので、それはいいのです。
でも、いつも追い立てられている感じで、落ち着かない環境なのだとしたら、それはやはりしんどいのかな。

ナツ自身はそんな状況でもマイペースで行動して、学校が嫌だとも行きたくないとも言ったことはないので、辛いとまでは感じてはいないようですが、大変ではあるだろうと思います。
どんな状況でも周りに左右されることなく、自分のペースで突き進むのはナツの強みでもあると思いますが、ナツなりにしんどいところはあるでしょう。

この面談の少し前に、同じクラスのお母さん達と、今後のことも考えて特別支援学校の見学会に参加しました。
それもあってか、先生が「なつきさんにとっては、支援学校のほうが楽かもしれませんね」と言ってました。
すぐさま支援学校に移った方がいいということではないのですが、支援学校のほうが楽しく過ごせ、学習面もしっかり見てもらえるのではないかと。

3年前の就学の時、支援学級か支援学校か悩みに悩んで入れたこの学級。
先生にもクラスメイトにも恵まれ、刺激を受けてたくさん成長もしました。
仲の良いこのクラスで、言葉も増えて、みんなとの会話ややりとりも、楽しくやっています。

このクラスのほとんどの子は、学区の中学校の支援学級に行きます。
うちの市には支援学校がないこともあり、遠い支援学校よりはと、支援学級を選ぶ子も多いのです。
でもやっぱりナツは、中学からは支援学校だなぁと思いました。

毎日本当に頑張っているナツ。
楽しんで通っている間は、大好きなこのクラスにいて、本当にしんどくなったり、疲れたりしたら、助け船を出そうと思います。
ママはしっかり見守っているからね。

by mineyom | 2011-09-20 09:04 | 小学校 | Comments(2)

重度の判定

夏休みに入る直前に、担任の先生との個人面談がありました。
この面談は毎学期ごとに行われていて、その学期中の様子を詳しく聞いたり、今後の課題について話し合ったりします。

今回はまず、先生も気にされていた、療育手帳の判定について報告しました。
「重度の判定でした」と言うと、先生は少し肩を落とし気味に、「そうですか~、重度でしたか~」と、前記事の私と同じような言葉をもらしていました。

入学してからの2年間、本当にナツをよく見て下さった先生。
ベテランで、ときにはそんなことまで!?というような細かい部分まで、丁寧に指導してくれる先生です。
先生のおかげで出来るようになったこともたくさんあります。
ひらがなも書けるようになったし、言葉も増えて、簡単な会話なら成り立つようになった。
前回更新の2年前と比べたら、あれもこれもできるようになりました。
それでも重度になっちゃうのかぁというのが正直な気持ちです。
ナツがどんなに前進していても、普通の子たちが伸びるスピードには到底かなうわけはなく、普通の子と同じくらいの成長スピードがないと、踏みとどまるのは無理なのでしょうね。

まぁ、そんなことは私も先生も分かってはいるんです。
しかし先生は、本当にナツに目をかけて努力してくれたし、実際出来ることも増えた。
近くでその成長も、ナツの頑張りも見ている分、その仕方のない壁の存在を私も先生も感じ、軽い無念さのようなものが一瞬流れました。
その時は、ナツの成長を応援し続けた同志のようになってました。

なっちゃん、本当に本当に頑張ってるんだけどね。
しかし悲しいことに、頑張った分、伸びるというわけでもない訳で。
現実は厳しいなぁという感じです。



しかしどんなに伸びた部分があるとはいっても、やはり日々の様子を見ていて重度判定でも仕方ないかなぁと思うところも実はあります。

ナツは素直なタイプで、同じ事を何度も何度も繰り返して教えていけば、少しずつできるようにはなっていきます。
入学時は文字に全く興味を示さなかったので、ひらがなの習得は無理かなぁと思っていたのですが、繰り返すことによって、2年間でほぼ全て書けるようになりました。
しかしその反面、認知面が弱く、生活の様々な場面で、本当に分かってないなぁと思うことが多々あります。

例えばもう3年目なのに、「夏休み」ということをよく分かっていません。
お母さんが学校に連れていかないから、行かないというだけで、「長いお休み」ということをはっきり理解できていません。
何で学校に行かないんだろう?とも、学校行きたいのになぁとも、思っていない様子。

その部分は、繰り返して教えてどうにかなるところではなく、この子の障害は決して軽くはないんだなぁと実感する、成長の壁を感じるところです。

その部分はその部分で認め、今から1つでもできることを増やし、生活スキルを上げていくことが大事なのかなぁと思います。

by mineyom | 2011-09-18 09:40 | 小学校 | Comments(2)

ナツの運動会

かなりの時間が経ってしまいましたが、ナツの成長を感じられた運動会だったので、当日撮ったビデオを見直しながら、様子を残しておきたいと思います。

一言で言うと、ナツはとっても頑張ってました!

運動会の前日にお迎えに行くと、担任の先生に「今日運動会の練習で、交流学級の先生に誉められたんですよ~!」と、とっても嬉しそうに言われたんです。
おおっ!なになに、どうしたの?と思ったら、「『ナツキさん移動の時、走ってました~』って!」

そんなことかい!
前日に誉められるのが、そんなことで大丈夫なのか?と一抹の不安を覚えました。

しかし当日。
去年とは明らかに違うナツの姿が見られました。
80m走でも、障害物競争でも、スタート地点に先生はいましたが、スタートと同時に先生に送り出され、そのあとはナツ一人でゴールまで走り切りました。
途中で不安になって止まってしまうため、先生が伴走していた去年。
今年はかなりゆっくりなものの、一度も立ち止まることなく、一人でゴールのテープを切れました。

この時点でかなり感動していた私と夫。
しかし午後のダンスで更なる成長が見れたのです。
ここで初めて、前日に「移動で走ってました~」と誉められた理由がわかりました。

模倣が苦手なナツは、毎年ダンスも突っ立っていることがほとんど。
しかし今年は、短い練習時間の中でも、振付をだいぶ覚えたようで、音楽に乗ってかなり動けてました。
ナツは手足をしっかり伸ばせておらず、動きも小さいのでわかりにくいのですが、周りの子たちの動きも真似しながら、ほとんど踊れていました。
それにまずびっくり。

そして中盤を過ぎたころ。
3年生にもなると、ただその場で踊っているだけでなく、立ち位置の移動が何度かあったのです。
しかも急いで走らないと間に合わないくらいの大きな場所移動。
なのに先生は付いていない。

最初の移動で、皆が「さぁ!」とばかりにダッと走り出しました。
一瞬ぼうっと立ちどまってしまったナツ。
200人以上が校庭いっぱいに広がって踊り、移動をするのです。
子どもたちが入り乱れ、ナツはいったい自分がどこへ行けばいいのかわかっているのか。

しかしナツの隣の子が、ナツの背をポンとたたきました。
ナツ担当の子が決まっていたようです。
それでも手を引いてくれるわけではなく。
その子の背中を追いかけて走らなければいけないのです。
これではあっという間にお隣の子を見失ってしまう。。。

さすがにナツ一人では無理では・・・と思った瞬間、ナツが走り出しました。
しかしその女の子、足が速いの~。
移動距離も結構あるし、頑張って追いかけたんだけど、途中で見失ってしまいました。

あらら~と思って見ていたら、しかしナツはめげない。
わからなくなって立ち止まったその場所で、そのまま踊りだしました。
数秒後、後ろを振り返ってナツが付いてきてないことに気付いたお隣の子は、戻ってきてナツを定位置に連れて行ってくれました。

そしてしばらく踊ったあと2回目の移動。
今度こそ大丈夫かしら~と見守っていたら、さすがにお隣の子も心配だったのか、「行くよ!」とばかりに合図をしてくれました。
しかしやはり手を引いてはくれない。

ダッと走り出した女の子を、ナツは今度は間髪いれず追いかけました!
また置いていかれては困ると思ったのか、とにかく背中を追いかけ、懸命に走る。
その必死に走る姿といったら・・・本当にもう涙が出そうでした。
主体的に動くことはほとんどなく、先生に手を引かれるままになってたナツがね。
さすがにここは頑張らなくてはいけない、とナツにもわかったのでしょうね。
ほとんど離されずに女の子に付いていき、ちゃんと移動ができました。
正しい位置で、ちゃんと最後まで踊りましたよ~。
最後の決めポーズも、1、2テンポ遅れながらも何とか決め、ダンスは終わりました。

その後の大玉おくりや応援合戦などの団体競技も、先生が付くことなく、同じ学年のK君と一緒に、交流学級に入って参加してました。
3年生にもなると皆しっかりしているし、これまでの付き合いもあって、支援学級の子達にも慣れています。
先生がいなくても、皆ちゃんとナツをサポートしたり、声をかけたりしてくれています。
大玉おくりでは、大玉が頭上を通り過ぎた後、周りの女の子たちが口々に「なっちゃん、大玉にさわれた~?」「ほんと~、よかったね~」と話しかけたり、頭をなぜてくれたりしていて、ほっこりしてしまいました。
ナツにとっても、楽しい運動会になったのではないかと思います。

by mineyom | 2011-09-15 17:23 | 小学校 | Comments(4)

運動会の練習

お迎えで、学校の昇降口で待っていると、いつもナツは必ず一番最後に出てきます。
靴を履き替えるのものんびりだし、そうなるのも仕方ないよなぁというゆったりさ。
正直いつもナツのペースにつき合っていると、他の子たちが忍者の動きのように見えます。

それでも1年生が入ってくれば、さすがにビリってことはないでしょうと思っていたけど、今もやはりナツは相変わらず一番最後。
しかも全く焦る様子もなく、悠々と王様のように出てくる。
少しは焦るようになってちょうだい!

1年生には先生が付いているため、今までのように目を掛けてもらっていないナツは、どうしても遅くなってしまうらしい。
とりあえず、1人でやるべきことは出来ているようなので、スピードアップは徐々にでもいいかな。

そんな中、来月半ばにある運動会の練習が始まっています。
連休を挟んでしまうため、もうそれほど練習時間がとれないからか、毎日2時間続けて練習しているようです。

ナツのいる支援学級の子どもたちも、交流クラスに混ざって競技に参加するため、練習も毎回交流学級の子たちと一緒にやっています。
ナツの支援学級の担任の先生は、低学年5人を1人で見ているため、この練習でも慣れない1年生に付きっきりで、3年生の練習には全然つけていないそう。
1年生から目を離せないので、遠くから様子をうかがっているだけらしい。

その限りだと、交流学級の先生方やお友達の助けをかりて「何とかなっている」そうです。
担任の先生も大丈夫かなぁと心配していたようですが、そういう状況に立たされれば、それなりに何とかやるようですね。
去年も一昨年も、徒競争は一人で走ることができず、1年生の時は少し先を走る担任の先生を追いかける形でゴール。
2年生の時は、途中やゴールで「こっちよ!走って!」と先生に声を掛けてもらい、その声に引っ張られるようにしてゴールという感じだったので、練習の段階で何とかなっているなら、今年は何とか一人で走れるかも~と期待しています。

ナツにも「運動会の練習したの?」と聞いたら、「こうやって~」といきなり走り出し、壁に手をついて「たっち!ってするの~」と言ってました。
なんかいい感じ?

今まで行事では、その度ごとに担任の先生がびっちり付いてくれていましたが、今回初めて先生がつかない状態で参加。
ナツにとっては、いきなり1人立ちの試練だけど、成長の一歩にもなりそうだなぁ。
なっちゃん、がんばって!

by mineyom | 2011-04-29 09:34 | 小学校 | Comments(6)

3年生になりました

しばらくブログをお休みしていましたが、また少しずつ更新していきたいと思います。

ナツは3年生になりました。
全幅の信頼をおいている担任の先生の異動がなく、引き続き受け持ってくれることになって、ほっとしています。
1人卒業し、男女2人新入生が入ってきましたが、クラスの雰囲気はほとんど変わることがなく、落ち着いて新学期がスタートできています。

昨年は1年生がいなくて、ナツの2年生が一番下の学年だったので、かなり先生に手を掛けてもらっていました。
それはとてもありがたかったのですが、いつまでも先生に甘えていても困るし、ちょうどいい時に1年生が入ってきてくれたなと思います。
ただ、急に先生の手がなくなったので、最初はナツもちょっと戸惑ったようです。

しかし今は、時々入る声掛けだけで、なんとか動けているようです。
2年間の積み重ねは、伊達じゃない。
何事も先生に頼ることが多かったですが、身には付いていたようです。
自分より下の子がクラスにいることで、もっとしっかりしてくれるといいなと思います。

先生も、移動の時に「なつきさん、○ちゃんの手を引いてあげてね」などと言って、ナツに任せたりしてくれているようです。
ただ、1年生の女の子は動きが素早いようで、どちらが手を引いているんだか?という感じだそうで・・・。
お姉さんの自覚が芽生えるには、もう少し時間が掛かりそうです。

by mineyom | 2011-04-26 14:41 | 小学校 | Comments(2)

交流学級のお友達

ナツは今日、私とではなく、お友達と手をつないで学校へ行きました。
私は後ろを付いて行っただけ。
ナツの楽しそうな様子を見ることができました。

このお友達Hちゃん、同じマンションに住んでいて、ナツの姿を見つけると、いつも飛んできてくれます。
ご近所で、ナツの交流学級にいるので、なっちゃんのお世話をするのは私の役目とばかりに、1年生の頃からナツの面倒をよく見てくれます。
同級生だけど、とっても頼りになるお姉さん的存在。

入学したばかりの頃、交流学級の子どもたちがナツを囲んで、口々に「どうしてしゃべれないの~?」「びょうきなの~?」「足し算ってわかる~?」などと聞いていたときに、「みんなそれぞれペースがあるんだよ!」と一喝して、子ども達を黙らせてしまった女の子です。
あとからHちゃんのお母さんに聞いたのですが、Hちゃんのお兄ちゃんは今は普通学級にいるけれど、小さい時は療育センターに通っていたそうです。
今でものんびり屋さんのお兄ちゃんと、とても仲の良いHちゃん。
小さい頃からお母さんから「人にはそれぞれペースがある」と聞いて育ち、自分なりにその言葉を消化してきたのかなと思います。

それでも2年生になった頃から、どんどんお友達も増え、たくさんのお友達に囲まれていることが多くなり、下校中に会っても、飛んできてくれることは少なくなっていました。
やはり小さいうちは興味を持ってくれても、だんだん詰まらなくなってきちゃうし、それは仕方のないことだよねと思っていました。
年齢が上がれば上がるほど差は開いてしまって、一緒に遊ぶのも難しくなってきてしまう。

しかし今朝、ナツを見つけると「なっちゃん!!」と嬉しそうに近づいてきてくれました。
お友達がいたらお友達を優先しちゃうけど、ナツを気に入ってくれていることには変わりがないようです。
ナツの手をとり、「一緒にいこう!」と言ってくれました。
ナツもとても嬉しそう。

しかし、Hちゃんがいろいろ話しかけてくれてるのに、ナツは聞こえているのか?いないのか?全く返事をしません。
楽しそうにニコニコしてはいるのですが、Hちゃんの言うことがいまいち理解できず、どうこたえていいかもわからなそう。
う~ん、もうちょっと会話が成り立つようになればいいんだけどなぁ。
私からすると、せっかく話しかけてくれてるんだから、せめて反応くらいしてくれれば・・・と思っちゃいます。やっぱり詰まんないと思われちゃいそうで。
それがナツの実力なので仕方ないですが、もう少し上手くコミュニケーションがとれればなぁと思ってしまいます。

マイペースなナツは、一緒に道を歩きながら、突然「ぶるるるる~」と車の音を口真似。
ナツは音に敏感で、電車の音や工事の音などの大きい音には耳ふさぎをしますが、耳に心地よい音は、耳に入ってくるとそのまま真似をするのです。
それが楽しいようです。
自分の言葉には返事をしないのに、車のクラクションがしたと思ったら、ナツがいきなり「ふぉん!」と言い出し、犬の鳴き声のあとには「わんわん!」と叫ぶ。
一体何事かと思うよね、Hちゃんごめん、と思っていたら、Hちゃんはわかった~!という顔で、嬉しそうに言いました。
「なっちゃん、音が好きなんだね!!」
はぁ~、そんなふうに捉えてくれるんだ~、とびっくりしました。

そして、校門のところで一緒になったクラスメイトの女の子にも、すごい発見したよという顔で、「なっちゃんって音が大好きなんだよ~。車の音とかみんな真似しちゃうの」と教えていました。
ああ、本当にいい子だなぁ。

そのクラスメイトの女の子も、「へぇ、そうなんだ~」と聞いてくれた後、「なっちゃん、おはよう!」と声を掛けてくれました。
ナツも「おはよう!」と元気いっぱい答えていました。
少し前までは、自分に言われてることもわからずに、すぐ反応できず、挨拶を返すこともできなかったのにね。
今日はお友達の声にパッと反応して声が出て、驚いてしまいました。
せめて挨拶だけでも返せれば、と思っていたけど、ちゃんとキャッチボールできるようになっていたんだね。

私がこれができれば、もっといい関係が築けるのになんて思っても、そんなのは関係なしに、ナツはナツなりの関わり方をしているんだ。
少数かもしれないけど、それをちゃんと受け止めてくれるお友達もいる。

ありのままのナツで付き合っていくしかないから、そのままで。
人と人との関係は理屈じゃないなぁ。
難しく考えず、惹かれあったその時を大切にしていけばいいんだ、そう感じた子ども達の姿でした。

by mineyom | 2011-03-07 16:52 | 小学校 | Comments(6)