相手との距離感

最近ナツが急接近している男の子がいます。
同じクラスの下級生なのですが、優しく穏やかな、いつも笑顔の男の子。
ナツはおっとりしていて、活発な子がちょっと苦手なので、彼のようなタイプが合うようです。

夏休み中も何度か一緒に遊んだので、気心も知れてきて、「○くん すき~」と口にするようになっていました。
積極的に関わって遊ぶわけではないのですが、一緒にいて居心地がいいようです。

今までのナツのお友達関係は、全て受け身でした。
自分から関わることはほとんどなく、相手が来てくれて初めて関われるというふうで、積極的なやり取りはありませんでした。

そのナツが、○君にはものすごく関心を示しています。
しかし今まで、自分から相手に働きかけたことがないナツ 、かなりおかしなことになってます。
なぜだか、気になれば気になるほど、どんどん近づいていってしまうのです。

ただ近づくだけならいいのですが、近づき方がかなり怪しい。
じりじりと近寄ったのち、顔をぐいっと10センチくらいの距離まで寄せるのです。
ナツの方がだいぶ背が高いので、至近距離から見下ろされる形になって、○君はちょっと居心地悪そう。
薄笑いで顔を近づける様は、はっきり言って怖いです。

しかも声をかければいいのに、どう関わればいいのかわからないのか、無言のまま顔だけ近づけるので、余計に怪しい。
完全にパーソナルスペース割ってます。

そりゃ○君も、思わず一歩引くよね~(^^;
ナツは一生懸命なのに、可愛い女の子に近づくエロ親父のように見えるのはなぜ・・・。

ナツは近づくだけで関わってるつもり、じっと見てるだけである程度満足、のようですが、そのままという訳にもいかないので、ナツの顔を正常位置に戻し、「そういうときは、顔近づけないで「ねぇねぇ」って声かければいいんだよ。」「この位置からトントンって肩たたいてみれば?」などと教えるのですが、なかなか難しいようです。

担任の先生にも、○君が好きで関わりたいのに、関わり方がわからないみたいなので、そういう場面があったら、指導お願いします。とお願いしておきました。
お互いが気持ち良い距離で関われるようになったらいいなと思います。

しかしナツが初めて、自分からお友達に関わろうとしていることは、本当に嬉しいです。
今まで大人とのやり取りはできても、同年代の子とのやり取りは難しく、関心も薄かったので。
上手く関われるようになって、もっともっと仲良くなれたらいいな。

by mineyom | 2014-09-08 11:00 | タイ生活 学校

インフルエンザ流行中?

ナツのクラスで、インフルエンザが出ています。

始業式の日に、先生が「今インフルエンザが流行っているので気を付けて下さいね」と言っていたと思ったら、次の日、その先生ご本人が、インフルエンザでお休みしてしまいました。

その2日後、更にもう一人担任の先生がインフルエンザに感染。
担任の先生は他にまだいらっしゃるし、助っ人の先生も入ってくださっているので、授業は問題なく行われていますが、子どもたちにも感染が広がってしまうのではないかと、保護者はみんなドキドキしています。

日本ではインフルエンザの流行時期は決まっていて、毎年11月頃に予防接種をしていましたが、タイでは1年通してインフルエンザが出るので、1年中気が抜けないのだそうです。

それでも雨季(6月~10月)の終わり頃に流行ることが多いそうで、お友達が「病院の先生に、雨季の始まる6月~8月頃に予防接種を受けた方がいいですって言われたよ」と教えてくれたので、私とナツは、8月の夏休み中に予防接種を受けに行っていました。

今受けておけば、ちょうど学校が始まる頃には免疫つくな~と思っていたのですが、まさか新学期早々インフルエンザが出るとは。
本当に受けておいて良かった~と思いました。
あとはインフルエンザが拡大しないように祈るだけです。
月曜日、みんな元気に揃っているといいな。

by mineyom | 2014-09-06 15:49 | タイ生活 学校

2学期はじまりました

昨日から、2学期が始まりました。

3週間ちょっとあった夏休みは、午前中は勉強や運動をして、お昼ごはんをナツと一緒に作って食べ、午後は買い物に行ったり、お友達と遊んだりという感じで過ごしました。

夫が休みの週末に、近場にお出掛けしたくらいで、基本的にのんびりして過ごしました。
母子とも、怒濤の1学期の疲れを癒し、2学期への英気を養って、気力満タンで新学期スタートです!

昨日の始業式、夏休みにのんびりしすぎて、ふりだしに戻っていたらどうしようと思いましたが、ちゃんと学校の流れも覚えていて、おおむねスムーズに動けていました。

3時間目に、編入生がクラスに入るから歓迎会をするので、なっちゃんもどうぞと誘われて、交流学級に行ったそうです。
クラス一人一人が自己紹介することになり、なぜかナツがトップバッター。
付き添いをしてくれた支援学級の先生も、なぜここでなっちゃんが一番に。。。と思ったそうなのですが、とりあえず立ちましょうとナツを促したそうです。

案の定、ナツは「むり~」と尻込みし、「そうだよねぇ。先生が言ってあげようか」と一緒に立ち上がったところ、立ったら覚悟が決まったのか、突然「○○○○ なつ○ です!」とはっきり自分の名前を言ったそうです。

ナツはとにかく大勢の前で話すことが苦手で、注目されるから、いつもは立ち上がることさえ嫌がるのに、トップバッターでみんなの手本もない状態で、ちゃんと自己紹介できたなんて、びっくりしました。

先生も、感動しました~と喜んでくださっていました。
こうしてナツの特性をよく理解して、スモールステップの、こんなわずかな一歩でも認めて喜んでくださる先生に見てもらえるのは、本当にありがたいことだなぁと思います。

ちゃんと1学期の成果も出ていて、好調なスタートが嬉しいです。
2学期はどんな成長が見れるかも楽しみです。




by mineyom | 2014-09-02 11:53 | タイ生活 学校

いい調子!

このところ、よく家で、日本人学校の校歌を口ずさんでいるナツです。
すっかり新しい学校に慣れたようで、嬉しいです。
私もテンションが上がって、二人で声を合わせて、校歌を熱唱したりしています。

教室でも、この頃のびのびしています。
最初はやはり、かなり戸惑いがあったようですが、ここに来てようやく、ナツ自身もこの場所にしっくり来るようになったみたいです。

朝の会で毎日出席を取るのですが、返事がなかなか出来なかったナツ。
自分が呼ばれているのはわかっているのに、返事をしなくちゃいけないこともわかっているのに、声が出ない。
ナツの名前が呼ばれたあと、皆がじぃ~っと待っているのに、毎回固まってしまっていました。
先生に促されたり、お友達に「呼ばれてるよ~!」と言われると、ますます口をつくんでしまう。

家では、「ひとり朝の会」をやるのが大好きで、一人なら大きな声で返事ができるのに、どうして教室ではダメなんだろうと思いつつ、先生にゆっくりやっていきましょうと言われて、様子を見ること3ヶ月。

突然殻を破るように、この1週間で、スムーズに返事が出来るようになりました。
今日なんかは、打てば響くの勢いで、元気一杯「はい!」と。
思わず、先生やクラスのみんなが「おおっ」と、どよめいてしまったほど。

なんと言うか、ここでの流れがようやく体に染み込んできて、楽に動けるようになった感じです。
自分も自然に流れに乗れるということが、自信に繋がったんでしょう
ナツはもともとすごく慎重で、自信のないことは絶対やろうとしないタイプなので、私ちゃんとわかる、大丈夫!ということが必要だったんだと思います。

1つ乗り越えれば、全ていい方向に行くもので、お勉強のほうも頑張っています。
先生が「最近、すごくやる気ありますよ~」と言う通り、毎朝、「きょう さんすう べんきょうする!」「こくご がんばる!」とか言ってます。
「べんきょう おもしろい」そうです。

あと10日ほどで夏休みに入ってしまうのが残念なところですが、この勢いを失わずに、卒業まで突っ走ってほしいと思います。


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週1回ある、書写の時間がお気に入りのようで、家でも「しょしゃ やる!」と言うので、おうちで書道タイムです。
以前は、家で墨使うなんて、汚れるからやめて~!って感じだったのですが、書道道具の扱いは慣れたもので、私はテーブルに新聞を敷いて「ここでやってね」と言っただけで、自分でさっさと下敷き、文鎮、硯をセットし、「うぐいす」を何枚も書いてました。

どこか汚さないかと見守ってる必要もなく、鼻歌を歌いながら書道を楽しんでいる姿に、感心しきりです。

by mineyom | 2014-07-25 19:51 | タイ生活 学校

音読~継続の力~

私の中の、ナツの最終目標は、小学校低学年くらい用の児童書を、自分で読んで楽しめるようになることです。
とにかく私は本が好きで、いつでも本を開いているので、その影響かナツも絵本が大好きです。
私の隣で同じように本を開き、楽しんでいます。

しかしナツは、まだ文字を1字ずつ拾いながらしか読めないので、読んでもそれを文として理解することが出来ません。
もっぱら絵を見ながら自分の創作で語っているか、私が読み聞かせて覚えたものを、そのまま真似して言っています。

自分で読んで、内容を理解しながら楽しめるようになったら、もっと世界が広がるだろうなぁと思います。
将来的にも、趣味として、余暇の時間に楽しんでほしいなぁと思います。

私が小学生のころ大好きだった、佐藤さとるさんの「コロボックルシリーズ」や松谷みよこさんの「モモちゃんとアカネちゃんシリーズ」、舟崎克彦さんの「ぽっぺん先生シリーズ」、吉本直志郎さんの「青葉学園物語」などをナツにも読んでほしいです。

しかしナツの今の状況ではかなり難しいかな、いつかはとは思うけど、先は見えないなぁと思っていました。

今学校では、毎日音読の宿題が出ます。
正直最初は、ナツに音読なんて。。。と思ったのですが、ナツの気に入っている、極々短い絵本を選び、繰り返し読むようにしていたら、少しずつ変わってきました。

まだ1文字ずつで、単語の固まりとしては読めませんが、ナツにとって、絵本についている文章は、ただの文字の羅列でしかなかったのが、意味のある言葉として見えてきているように感じます。

私自身も、ナツには文章を読むのは難しいのではないかと思っていたのが、このまま音読を続けていけば、「コロボックルシリーズ」も、完全なる夢ではないかなぁと思えてきました。

しかしナツに音読をさせるのは、根気が必要で、私自身にも結構エネルギーがいるので、毎日気力を満タンにして挑まねばなりません。
ナツと本の感想を言い合える未来を夢見て頑張るぞ。

by mineyom | 2014-07-11 11:01 | タイ生活 学校

授業参観 グループ学習

昨日はナツのクラスの授業参観でした。
3時間目の国語の授業を参観しました。

今ナツのクラスでは、国語と算数はグループ学習をしています。
教室を区切って、4つのグループに別れて学習に取り組んでいます。

グループ分けは学年ではなく、同じ課題を持つ子で分けているので、ナツに今学んで欲しいところを、ピンポイントで学習できるのが、とても良いです。
ナツのグループは3人で、先生は一人。
みんな落ち着いて授業に取り組んでいました。

昨日は、濁音や拗促音を勉強していました。
ナツは平仮名50音の読み書きはできるのですが、濁音、半濁音、拗音、促音に関してはじっくり取り組むことがないまま来てしまっていて、「じてんしゃ」「がっこう」「ちょきんばこ」などは読み書きできません。

授業はまず、単語クイズからスタート。
カードに描かれた絵の名前を順番に答え、音を確認したあと、プリント問題へ。
絵に合う単語を書いていきます。

ナツは家で宿題をしている時もそうなのですが、付きっきりで見てあげないと、一人で進めることがなかなか出来ません。
3文字の単語を書くのでも、1文字書くごとに手が止まってしまい、ぼぅっとしてしまいます。
そのたびごとに声かけをしなければならないので、結構大変です。

先生は一度に3人を見ていて、もうフル回転。
よく気を配ってくれていて、ナツにも頻繁に声をかけてくれていましたが、それでも結構手が止まっていました。

それでも、隣のお友達が同じプリントに取り組んでいたので、家で一人でやっているときよりかは、スピードアップしてる気がしました。
私も頑張らなきゃと、いい刺激になっていると思いました。

もう少し自分で考えて 、進められるようになるといいなと思います。
言われたからやるのではなく、意欲的に取り組めるようになるのが課題です。

by mineyom | 2014-07-09 09:29 | タイ生活 学校

土曜登校日

日本人学校には、4年生以上に、土曜登校日があります。
4、5年生が月1回、6年生と中1~3年生が月2回です。
昨日は6年生と中1~3年生のみの登校日だったため、支援学級で登校したのはナツ一人でした。

最初は教室に一人は寂しいかなぁと思っていたのですが、実際には先生を独り占めして、かなり濃密な指導をしてもらえる、贅沢な時間です。
昨日は、さんすうの時間に5の数をいくつといくつに分けられるでしょうをいう問題を、じっくり教えてもらったようです。

3時間で終わりなので、11時過ぎに迎えに行くと、帰りの会をやっていました。
司会はナツ。
なんと先生3人を相手に、教壇に立っています。

いつも高学年7人で朝の会、帰りの会をやっていて、司会は毎日一人ずつ持ち回りでするのですが、ナツが担当の日はかなり時間が掛かっています。
ナツは人前に立って発表することが苦手で、なかなか声を発することができないからです。

朝の会で言うことを書いたシートがあるので、それを読みながら進めればいいのですが、ナツは読むことも苦手なため、皆の前という緊張も相まってスムーズに進んだことがありません。

いつも先生にワンセンテンスごと言ってもらい、それを真似して言うという形で進めています。
自分で発言できるようになったらいいなぁと思いますが、朝の会の時間は決まっているし、ナツにばかり時間を掛けられないので、仕方がないなと思っていました。

先生もそれが気になっていたようで、ナツ一人のこの時間に取り組んで下さったようです。
ナツの気が散ってしまうので、私はドアの外から見ていたのですが、中はまさに我慢比べ。

ナツはもじもじ、なかなか話し出さないのを、生徒に扮した先生たちは、じっと黙って待ってくれます。
ナツは耳から聞いて覚えるのは得意なので、何を言えばいいかわからない訳ではないのです。
家ではいつも、号令をかけたり、出席を取ったりして、一人日直を楽しくやっています。
それが皆の前だと、全然声が出なくなっちゃうんですよね~。

普通なら、帰りの会は5分も掛からないのですが、昨日は20分くらい掛けていました。
先生みんなで、ナツ一人にこんなに時間をかけてくれて、ありがたいなぁと思います。
私自身も、なかなかここまで待てないですからね~。

ナツは一度固まると、自分からは動かないため、先生が励ましたり、声かけしたりしつつ、何とか帰りの会の司会をやりとげたようです。
少しずつでも、皆の前で発言できるようになればいいなと思います。


by mineyom | 2014-07-07 00:08 | タイ生活 学校

ナツ 修学旅行へ行く 活動編

今回の修学旅行、しおりで日程表を見たら、なかなか内容盛りだくさんで、私も一緒に行きたいな~なんて思う、素敵な旅行になっていました。
果たしてどんな旅だったのか、ナツからは詳しい話を聞くことができないので、帰ってきてから聞いた先生の報告と、先生が書いて下さった学級通信の記事を参考にして、様子をお伝えしたいと思います。

ちなみにナツからの報告は、「ぞうに のったの~。ぞうさん どしんどしんって さんぽしたの~。」というもの。
どしんどしんと足を踏みならすジェスチャー付きでした。
臨場感ある表現に、ナツの興奮度がわかりますね。

この象乗り体験は、旅行の一日目。
飛行機でチェンマイに到着し、ホテルで一息ついたあと、メーサーエレファントキャンプへ出発したそうです。
ここではまず象のショーを見て、象たちの描く美しい絵に感動。
餌やりをさせてもらったあと、いよいよナツが一番楽しみにしていた象乗り。
先生と一緒に乗ったのですが、象は思ったよりも揺れるので、象が足を踏みしめるたび、ナツは大喜びだったそうです。
乗っている間中、笑いが止まらなかったそうです。
よっぽど楽しかったのか、帰ってきてからも、何度も「またぞうに のりたい」と言っています。

2日目は、修学旅行のメインイベントである、現地校との交流学習会。
チェンマイの学校を訪ね、地元の子供たちと交流しました。
タイに住んでいても、日本人学校の子は、普段なかなかタイの子供たちと関わることがないので、こういう交流はいいですね。

日本人学校の子供たちは、日本の文化である習字をタイの子供たちに教えて、一緒に筆で字を書いたり、リコーダーの演奏を発表したり、組体操を披露したりしたそうです。
ナツも一緒に習字をしてました。

そしてそのお返しに、タイの子供たちは、タイの文化であるトゥンをいう紙細工の作り方を教えてくれ、一緒に作ったそうです。
最後に出来上がった紙細工をプレゼントされ、ナツは嬉しさのあまり、その子にハグしてしまったそうです。
そのタイ人の女の子はびっくりしてしまったそうですが、先生が「象乗りの次になっちゃんが興奮した瞬間でした」と言っていたので、ナツにはいい思い出になったようです。
ナツはその紙細工をリュックに入れて、大事に持ち帰って来ました。

そしてその夜は、ホテルで交流学級のお友達との部屋間交流が行われ、班のお友達とウノをしたり、カードでピラミッドを作ったりして、楽しく過ごしたそうです。

そして3日目は、ワットドイステープヘ。
ワットドイステープは、ステープ山の山頂に建つ寺院です。
この寺院には300段を超える階段があります。
この階段を登らないとお寺には行けないのですが、階段の脇にはケーブルカーもあります。

先生との事前打ち合わせで、なるべく階段にチャレンジするつもりですが、きつそうだったらケーブルカーに乗りますね、と言われていました。
結局何とか頑張れそうだからと階段に挑戦し、306段を登り切ったそうです。
ナツはたくさんのお友達や先生、ガイドさんたちに褒められてご満悦だったそうです。

午後はお買い物タイム。
チェンマイは古くから手工芸が盛んで、雑貨の工房が多数あり、バンコクよりも良いものが安く買えると評判だそうです。
子どもたちが楽しみにしていたお土産探しの時間。
ナツも張り切ってお買い物したそうです。

お小遣いは1,000バーツ(約3,000円)。
基本的に何買ってきてもいいですが、とんでもないもの買って来たらどうしよう~と思っていました。
先生にも、あまりにもこれは・・・というものを選んでいたら止めてください、と言ってました。
そんなナツが買ってきたお土産たち。
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意外にいい感じ?
サンダル、象のマスコットがついたポーチ、刺繍のポーチ2つ、指輪2こ、謎のキャラクターのキーホルダー、木彫りのミニ象。
象はお尻から吹くと、笛になってました。
これでお金が500バーツちょっと残っていました。

サンダルはお店に入ってすぐ、躊躇なくこれをつかみ、「おかあさんの!」と言ったそうです。
さらに2個目をつかみ「パパの!」と言ったので、先生が「これはパパには小さくて足が入らないんじゃないかなぁ」と止めてくれたそうです。
実際私の足でジャストサイズだったので、止めてくれて良かったです。
思ったより履きやすくて、気に入っています。

夜は先生と二人部屋だったのですが、興奮していたのか、1日目も2日目もなかなか寝付かなかったそうです。
これで活動は大丈夫かなと心配したそうですが、気が張っていたのかずっと元気で、3日間、全行程にみんなと一緒に参加できたそうです。
本当に頑張りました。

私もどんな顔して帰ってくるのか心配していたのですが、空港で出迎えた時は、思った以上に元気そうで、ほっとしました。
私の顔を見たら「おかあさ~ん」と抱き付いてきましたけどね。
それでも顔は誇らしげに見えました。

盛り沢山だった修学旅行、無事に行ってこれて、本当に良かったです。

by mineyom | 2014-07-04 23:18 | タイ生活 学校

ナツ 修学旅行へ行く 飛行機編

ナツは飛行機が苦手です。
音に敏感なので、飛行機に乗ると「うるさい、うるさい」と言って、すごく嫌がります。
そんなナツが一人で飛行機に乗る。
修学旅行で不安なことの1つでした。

ナツが最初に飛行機に乗ったのは、生後2か月の時。
日本で里帰り出産をして、シンガポールに戻る時でした。
その後、日本への一時帰国や旅行で、何度となく飛行機に乗りましたが、ナツはおっぱい大好きっこだったので、離着陸の時におっぱいを飲ませれば、何の問題もなく乗ることができました。
それが2歳半を過ぎたある時、突然飛行機がダメになってしまったのです。
今まで全く大丈夫だったのが、急に「みみがいた~い」と騒ぎだして。

ナツは3歳の誕生日までおっぱいを飲んでいたので、その時もおっぱいはまだあったのですが、突然の拒否。
ジュースも拒否、飴もダメで、突然の変貌に愕然としてしまいました。
今まで特に耳抜きを意識してさせてたわけじゃないのに大丈夫だったのが、何をしても受け付けず急に痛がるように。
あれって何だったのかな。
2歳半までは体の成長が遅くて、耳の中も完成されていなかったから、何も感じてなかったのかしら。

それからというのも、飛行機は苦労する乗り物に。
いろいろ対策考えて挑んでも、これならOK! というバッチリな解決策は見つかりませんでした。
そのうちナツが、自分でこれならなんとか我慢できるという解決策を見つけ出し、私の指を要求するように。
つまり、お母さんの指で、私の耳を塞いでくれ、というもの。
それから私は飛行機に乗るたび、自分の指をナツに捧げつづけました。

塞げばいいのならと、耳栓やイヤーマフとかも試してみたのですが、ダメでした。
どれをやっても完全に音がなくなるわけではなく、お母さんの指だから何とか耐えられるという、母の指という安心感がかなり重要ポイントだったようです。
日本‐シンガポール間の7時間のフライト中、ナツが眠った1時間以外はずっと押さえていたこともありました。
しかも手のひらで耳を押さえるだけじゃダメなんですよね~。
一番音が遮断できるのは指で塞いでもらうことだと分かっているようで、手抜きをしようとすると、即刻クレームが出ます。
正直、長時間だと、指がつりそうになりますよ。
斜めの態勢になってるから、腰も痛くなるし。
しかもパパに代わってもらえない。
ママじゃなきゃダメ。

特に夫はナツに厳しく、私がずっと押さえているのを「甘やかしている」と言い、耳栓とどこが違うんだ、耳栓あるんだからこっちにしろ、ママに押さえてもらうんじゃなくて、自分の手で塞げ、と言って怒るので嫌がられています。
夫には、物理的に音を遮断すればいいというわけではなく、心を落ち着かせるものが必要なんだということがわからないようです。

もちろん私だって、ナツが耳栓で納得できるのなら耳栓させますけどね。
これがいいと要求してて、それが叶えてあげられるのなら、してあげればいいと思うのですけどね。
飛行機の中という、非日常時だけのことだし。
しかも飛行機に乗るのは親の都合ですしね。
旅行に行きたいのも、日本に一時帰国したいのも私たち。
ナツは全然飛行機なんか乗りたくないのだから、それくらいしてあげてもいいと思うんだけどなぁ。

それでもナツも年と共に成長し、ここ1.2年は、私が耳を押さえるのは、離着陸の時だけで、あとは自分なりに対策するようになりました。
ある時、前の座席に入っているヘッドホンが使えると気づき、これを付けていると音楽が聞こえてきて気がまぎれる!ということを発見しました。
それからは飛行機に乗り込んだらすぐ、真っ先にヘッドホンを装着し、音楽を聴いています。
だいぶ楽になったなぁと思っていたところだったので、修学旅行もフライト時間が短いし、何とかなるかなと思っていました。

先生にも飛行機の音が苦手なこと、でも飛行機備え付けのヘッドホンで気を紛らわせることができることを話しました。
すると先生が、「ああ、でも修学旅行の時は余計な備品を置かないことになっているので、ヘッドホンないかもしれません」と・・・。
ええ~!あれが今のナツにとっての重要アイテムなのに~と不安がよぎりました。

まぁでも、たった1時間のことだし、多少うるさいと言うかもしれないけど、なんだかんだしているうちに目的地に着いちゃうか、ときっと何とかなるとあまり考えないようにしました。
先生にも、小さい頃は私が耳を押さえてましたという話はしましたが、それを先生にやって下さいとは言いませんでした。
私以外の人ではダメかもしれないし、さすがにそこまでお願いするのもね、と思って。
ナツには試練かもしれませんが、なんとか頑張ってくれ!
行かせると決めた以上、これも通る道だと、あえてそのまま送り出しました。

それでもやはり気になる飛行機の中。
3日目に空港に迎えに行って、元気に帰ってきたナツを労った後、先生に「飛行機どうでしたか?」と聞いてみました。

先生によると、行きの飛行機では、やはりうるさいのが嫌なのと、母がいない状況でどう対処していいのかわからなかったようで、涙がポロポロ。泣いてしまったそうです。
やっぱりそうかぁ。

しかし帰りの飛行機では。
自分の指でぎゅうっと耳を塞いで、最後まで泣かずに、じっと耐えたそうです。
それはきっと、私が一緒に乗っていたら、一生やらなかったろうことで。

さすがにこの話を聞いたときは、先生の前で泣きそうになってしまいました。
ナツ偉かったね。
よく頑張ったね。

自分で対処できるようになるってこういうことなんだな。
やはり私から離れて、一人で行動することって大切なんだな。
この修学旅行、本当に行かせて良かったと思いました。

by mineyom | 2014-07-03 18:01 | タイ生活 学校

ナツ 修学旅行へ行く 出発編

7月です。
毎日が飛ぶように過ぎていきます。

バンコクは今雨季です。
1年で一番暑いと言われる4.5月が過ぎ、時折スコール&雷がやってきて、少しだけ過ごしやすくなりました。
と言っても、暑いことには変わりありませんが。

タイへ来て3か月になります。
様々なことがあったので、え?まだ3か月?という心境です。
ここへきてようやく、この気候にも、新しい環境にも慣れたと言えるようになってきました。
ナツのほうがよっぽど順応性があったなぁ。
毎日元気に学校に通ってました。まだ一度も学校を休んでいません。

さて、タイトルにある修学旅行です。
突然ですが、6月下旬、ナツは修学旅行に行ってきました。

最初に修学旅行の話を聞いたのは、1月の説明会の時でした。
「次6年生なら、修学旅行がありますね~」と軽く言われたのですが、聞けば行き先は、バンコクから飛行機で1時間ちょっとのところにある、タイ北部の古都チェンマイ。
行くのは6月で、行程は2泊3日。
かなり厳しいのでは・・・と思いました。

ナツは4年生、5年生で二度、宿泊学習を経験していますが、その時は1泊2日。
普通学級の子たちに混ざって行くのではなく、市内の支援学級の子たちだけで参加するものだったので、スケジュールものんびりペースで、先生の数も多かったのです。
それがいきなり、転校して2か月足らずで、新しいお友達と2泊3日、飛行機で行く・・・・。
いやぁ、無理でしょうと思いました。

編入してすぐに、支援学級の担任の先生から、修学旅行のお話があった時も、最初はどうしようと悩みました。
しかし担任の若いけど、しっかりした女性の先生が、「私が付いて行きますから大丈夫です。いい経験になるので、ぜひ行かせてあげたい」と熱心に言ってくれ、心が揺れました。
確かに支援学級で6年生はナツ一人だから、先生がずっとマンツーマンでナツに付いて下さる。
それなら大丈夫かなと、先生にお任せして行かせることに。

1か月前から、ナツも交流学級に行き、班決めや係り決めをしたり、事前学習や集会に参加して、準備をしていきました。
ナツは食事係りとプレゼント係りになっていました。
交流学級の担任の先生によると、同じ班になった子たちが、なっちゃんは何の係ならできるかね?と一生懸命考えて決めてくれたそうです。
ナツは完全に先生と二人行動だと思っていたので、ちゃんと班にも入って、クラスの一員に数えられていることにびっくりしました。

以前の小学校ならば、みんな1年生の時からナツをよく知っているので、それほど抵抗はないと思いますが、なにせナツは転校してきたばかり。
しかも支援学級の子は9クラスある6年生の中でナツ一人。
交流学級の子もナツとどう接したらいいか、わからないのではないかと思っていたので、仲間に入れてもらえていることにほっとしました。

しかしチェンマイは、タイ赴任が決まるずっと前から、私が一度は訪れたいと思っていた場所。
タイに行くからには、必ず行くぞ!と決めていたのに、まさか先にナツ一人で行くことになるとは。思いもしなかったわ。

修学旅行初日は、スワンナプーム空港に現地集合だったため、早朝に家を出て空港に向かいました。
ナツは数日前から「ちぇんまいに いく」「ぞうに あいにいく」と楽しみにしていたものの、私から離れて、一人で先生やお友達と行くということはいまいち理解していませんでした。
私もそのことは少し不安でしたが、まぁ何とかなるでしょうと思いつつ空港に到着。
集合場所で、担任の先生とも無事対面でき、じゃあそろそろ私は帰ろうかな・・と思ったとき、一瞬にしてナツの表情が変わりました。

なんかそんな気がしてたけどね、やっぱりお母さんは一緒に行かないのね~!!!という愕然とした表情。
あ、これはやばいかも…と思った瞬間、ナツがいきなり私の首にがしっと腕を回して抱き付いきて、「ちょっとまって!ちょっとまって!」と叫びました。
まだ行かないで!私に気持ちの整理をさせて!という具合な必死さで、一生懸命自分の心を落ち着けようとしているようでした。
気持ちが収まるまでもう少し待って~というふうだったので、そのままの態勢で「大丈夫、まだ行かないよ」ととんとん背中をたたきました。

あまり長くなるとまずいなと思ったころ、もういいよという感じで、自分から手を放しました。
自分でちゃんと吹っ切ったのです。
これには本当にびっくりしました。
最後には「ばいば~い!」と笑顔で手を振ってくれ、安心して送り出すことが出来ました。
なっちゃん立派だったよ!

by mineyom | 2014-07-02 20:11 | タイ生活 学校