新しい学校生活

始業式の次の日は、入学式でお休みでしたが、水曜日から通常日課がスタートしています。
日本人学校は毎日お弁当なので、5時に起床、6時にナツを起こし、7時に家を出るというスケジュールで動いています。
早起きしてお弁当を作り、送り迎えをするという生活は、慣れるまでちょっと大変そうです。

ナツは疲れた様子もなく、毎朝すっきり目覚め、元気に学校に行っています。
しかしやはり今までと勝手が違うせいか、教室ではかなり戸惑っています。
5年間積み上げて、やっと身に付いた生活の流れが変わってしまったので、無理ないかもしれません。
学校は基本土足なので、上靴に履き替えないとか、朝来てすぐに次の日の日程や持ち物を連絡帳に書くとか、「ちがうの~、これ ちがうの~」という感じで、あちこちの場面で抵抗を示しています。

ナツの場合、抵抗を示すとどうなるかというと、いつも以上に動きが緩慢になります。
とにかく動かない、動いてもすぐに止まる。
先生の頻繁な声掛けが必要になっています。
新しい流れに慣れるまでに、1、2か月かかるかもしれないなぁ。

それでも何とかかんとか連絡帳を書き終え、朝の支度を終えると、「おわった~」と満足そうにつぶやき、私がんばったわぁという顔をしていました。
今までの学校とそう違ったことをしているわけじゃないのに~と思ってしまいますが、ナツにとっては切り替えていくというのは、かなり大変なことなのでしょうね。
今までずっと同じ環境で、のんびりムードでいたので、新しい環境というのも刺激になっていいかもなと思いました。
朝の支度をしただけですが、やり遂げた~という満足げな顔をしていたのが印象的でした。

朝の支度が終わると、朝の会が始まるまで自由に遊べます。
最初は時間がかかるだろうと早めに登校しているので、ナツにもしばし息抜きタイムがありました。
みんなそれぞれ絵本を読んでいたのですが、ナツの持ってきた絵本を一緒に覗き込んでいる男の子が。
ナツは嫌がるかと思ったら、少し体をずらし、受け入れ態勢。
どちらがリードするというのでもなく、二人で仲良く1冊の絵本を楽しんでいました。
初日から、お友達とこんなに馴染めるなんて。
気が合う子がいてよかったなぁ。
微笑ましくて、嬉しくなりました。

子どもを送ってきたママたちは、朝の支度から朝の会まで、子どもをフォローしながら見守っていました。
日本では、教室内では先生にお任せするという感じでしたが、こちらでは先生と保護者が力を合わせてクラスを作っていきましょうという雰囲気のようです。
親がボランティアで授業に入ることも結構あるようです。
できることは何でもしたいし、様子が見れていいですが、ナツは私がいると甘えてしまってダメなので、その点だけが気になります・・・。

朝の会の後、皆でグランドを走っていました。
運動好きな子が多いようで、みんな足取り軽く走っていましたが、ナツは新入生の1年生の子と、先生と3人で並んで、一番後ろをしんどいわぁという顔で走っていました。
おそらく、え~いきなり走るの~?!と驚いていただろうと思います。
日本でも毎朝マラソンしていたんですけどね。
ナツに言わせれば、暑さが全然違うわよ!というところでしょう。
この暑さに負けない体力をつけてほしいと思います。

by mineyom | 2014-04-24 12:39 | タイ生活 学校

始業式

月曜日は、日本人学校の始業式でした。
ナツの新しい学校の第一日目です。
春休み中、「これはTくんで~、これはMちゃんで~」と言いながらいくつもお顔を描いていたり、「あした がっこうで Kくんとあそぶの~」と言ったみたりと、日本の学校のクラスメイトの名前がしきりと出ていたので、あ~、やっぱりちゃんと理解してなかったのね~と思っていました。
でもこれは、実際に新しい学校に行ってみなければ、本当のところはわからないだろうなぁとそのままにしていました。

そして迎えた始業式。
この日は編入生は親と共に7時20分に集合だったため、6時半にアパートを出発。
各学年に別れて、先生の紹介があったのですが、6年生は9組まである上、教科担任制になっているので、総勢16名の先生がずらりと並ばれていて、まさに壮観でした。
ナツの交流学級の先生は、体が大きくて、元気一杯な先生。
「編入学手続きの時に話したよね。覚えてるよ~。」と気さくに話しかけてくれ、ナツも気に入ったようでした。

先生紹介のあと、特別支援学級の先生と共に教室へ。
ナツのクラスは、総勢12名。
低学年と高学年の2クラスに分かれており、それぞれに2名ずつ担任の先生がついていました。
介助員の制度がないようなので、先生がきっちり配置されているようです。
12人の子どもに対して、4名の先生は手厚いなぁと思いました。
本当にありがたいことです。

この日は始業式だったため、すぐに体育館に移動だったのですが、この時ナツが私の方に駆けて来て、なんかよくわかんないから不安だよ~という感じで、戸惑いを見せました。
でも私が「大丈夫、大丈夫」と何度か言い、頑張っていってらっしゃい!と背中を押すと、不安そうな顔をしながらも、先生に手を引かれて去っていきました。

この日は始業式だけで、11時お迎えだったので、家に戻るのも中途半端だしと思っていると、同じクラスの高学年のママ達にこれからお茶しにいくんですけどどうですかと誘っていただき、ご一緒させていただきました。
クラスのことや行事のことなどを教えてもらい、本当に助かりました。
今年度の編入生はナツ一人で、6年生もナツ一人でちょっと寂しいですが、皆さんいい方で安心しました。

時間に なって教室に戻ると、帰りの支度が終わったところでした。
ナツは特別不安そうな様子もなく、今までと同じような顔で座っていました。
マイペースっぷりもこれまで通り。
それほど疑問に思うことなく、新しい環境を受け入れたようです。
素晴らしい順能力。
学校どうだった?と聞いたら、楽しかった~と言っていました。
やれやれひとまず一安心です。

by mineyom | 2014-04-24 00:07 | タイ生活 学校

日本人学校 編入学手続き

ドライバーさんと初対面した次の日。
早速、日本人学校へ連れて行ってもらいました。
日本人学校の編入学手続きのためです。
朝8時にアパートを出て、30分ほどで到着。
開始時間が9時だったので、30分前に着いたのですが、すでに建物の前には行列ができていて、びっくり。
渡された整理券は72番でした。
そのあともどんどん人が増えて、行列はさらに伸びていました。

実は編入学手続きの日程は2日間設定されていて、説明会の時に、初日は混むから2日目に来たほうがいいですよというアドバイスをもらっていたのです。
しかし初日に行ってしまった・・・。
混んで大変かなぁと思ったのですが、そこはやはり、2日目に行って何か不備があり、編入できなかったらどうしよう。やるべきことは早く済まさなきゃという心理が働いてしまい。
そう思われた方が多かったのでしょうね、先生方が「編入予定の三分の二が今日来てる!」とバタバタと対応に追われていました。
それでもここまで人が多いとは思わなかったんだよね~。
さすが世界一のマンモス校。編入生の数も半端ないです。

9時前には受付が始まり、校舎の中へ。
まず最初に「日本語チェック」のテストがありました。
日本人学校は基本的に日本語で教育するため、日本語能力がどれくらいあるかは、かなり重要視されるようです。
日本人学校のHPの入学資格にも、「児童生徒本人が、本校の教育体制に対応できる日本語能力・適応力を有すること。」という一文があるくらい。
それを確認するため、一人一人先生と対面して、いろんな質問に答えるというテストをしました。

ナツには難しいだろうと「あの、うちの子は特別支援学級でお願いしているんですが・・・」と言ったのですが、「皆さん平等にやることになっているので」とテスト開始。
チェックシートは「1.2年生用」、「3.4年生用」、「5.6年生・中学生用」とあり、先生は「5.6年生・中学生用」を使ってテストをしようとします。
なぜ、「5.6年生・中学生用」を使うのだ~!せめて「1.2年生用」を使ってくれ~と思いましたが、きっと年齢相当の日本語能力があるかをチェックするためなのでしょうね。
私がナツの脇に立って多少のフォローを入れながら、テストを受けました。

名前、年齢くらいは良かったですが、「あなたはタイで何に挑戦したいですか?」なんて質問には答えられないって~。
絵を見て質問に答えるのも難しい。
割れたコップや服が汚れた男の子の絵。
「コップはどうなっていますか?」「洋服はどうなっていますか?」という問い。
ナツは「こっぷー」、「おとこのこー」と答えていました。
状況を言葉で伝えるのは、まだまだ難しいです。
明らかにナツのレベルにあっていないテストを一通りやった後、「はい、わかりました。では2次検査に行ってください」と別室に案内されました。

だからうちの子は日本語がわからないのではなくて、言っていることが理解できないのですが・・・と思いつつも、暑い廊下で2次検査の順番を待ちました。
あくまでも、規定通りにテストを受けてくださいということなのでしょう。
前に待っていた方は、お母さんが外国人で、ハーフの方のようでした。
タイに来る前は、デリーの日本人学校にいたと言っていました。

順番が回ってきて、2次検査でもまた同じようにテストを。
しかしさっきと同じように「うちの子は特別支援学級でお願いしているんですが・・・」と言うと、今度は「1.2年生用」のシートを使ってくれました。
これでもナツにとっては簡単ということはなかったですが。

名前、年齢、学年は何とか答えましたが、「あなたはどの国から来ましたか?」の質問に固まる。
そんなのわかんないって・・・。
「にほん」という単語は知っていますが、「国」というものが理解できていないので、その質問の仕方では答えらないと思う・・・そう思ったとき、ナツが「たい!」と答えました。
いや、タイから来たんじゃないけどね。
でもなんとなく質問の意味を理解して、答えを絞り出したナツは偉い!と思いました。
ここのところ、ずっとタイに行くって言っていたもので・・と私がフォローを入れると、この質問はOKになりました。

更に絵を見て答える問題。
1.2年生用は、いろんな挨拶をしている絵が何枚かあり、「何と言っているのかな」というものでした。
朝、太陽の下、先生と子供がそれぞれ頭を下げている絵は、「おはようございます」。そのとなりの「こんにちは。」も何とかクリアー。
プレゼントを先生からもらっているのは、「ありがとう」と答え、「ありがとうございます、だね」と先生に直されて、さらに最後の一枚。
花瓶を落として割ってしまった子が先生に言っているのは、答えはもちろん「ごめんなさい」。
しかしナツはちょっと首を傾げ、かわいい声で「ごめんね!」。これには先生もぷっと笑ってしまい、その和やかな雰囲気のまま、テストは終了となりました。

しかしこのテスト、意味あったのかな?
もしかしたら、支援学級希望でも、あんまり日本語能力が低いと、編入不可になったのかしら。あわわ。
何とかナツががんばってくれて良かった~。

ここで大分時間がとられ、次の部屋に進むと、提出書類のチェック。更にその次は学年別に分かれて、新学期からの持ち物や行事の説明。
その後に入学金の支払い、通学バスの説明(うちは自家用車の説明)と続き、あちこちで待たされてかなり疲れました。
学年の説明のときに、「特別支援学級の主任です、○○さんですか?」と男の先生に声をかけられました。
ナツが疲れて椅子から動かなくなっていたので、すぐわかったようです。 

この先生から特別支援学級についての説明を受けました。
6年生はナツ一人で、クラスは低学年と高学年の2クラスに分かれているそうです。
6年生1人なのは寂しいなぁ。

先生はナツのてんかんのことが気になっていたようで、詳しい症状を聞いてくれました。
今のところ、薬で発作はコントロールできていますが、ナツは暑さに弱く、発作が起きるのはお風呂で体が温まったりするときなので、40度にもなるというバンコクの暑季は私も非常に心配でした。
教室はいつもエアコンが効いているということでしたが、体育などの外での活動が気になります。
先生には注意しますという返事がもらえ、発作が起きた時のダイアップ(座薬)も学校に預けることになりました。
新学期が始まる前に、担任の先生と話をすることが出来て良かったです。

最後に購買部で、体操服と指定の連絡帳を買って帰ってきました。
暑いし時間かかるしで、ナツも私もへとへとでしたが、何とか無事に編入できました。
あとは残りの春休み、体調を崩さないように過ごすだけです。





by mineyom | 2014-04-12 06:51 | タイ生活 学校

ナツの通学

ナツがこれから通う日本人学校には、スクールバスがあります。
日本人が多く住むスクンビット地区からは、車で30分ほど掛かるところにあるため、ほとんどの子がスクールバスを利用しているようです。
小中合わせて3,000人を超える生徒がいるので、当然バスの台数も半端なく、150台ものスクールバスが、毎日朝夕、この界隈を縦横無尽に走っているのだそうです。

アパートの前まで送り届けてもらえるのなら、ナツも安心だなぁと思ってた矢先、夫が同じ会社の方から特別支援学級の子はバスに乗れないらしいよという情報をもらってきました。
そんなぁと不安に思いながら、1月の面談の時に先生に直接聞いてみましたら、やはり「乗せられません」とのこと。
支援学級のお子さんは、皆さん保護者の方が車で送り迎えしていらっしゃるとのことでした。

一応、バスに乗せさせすれば大人しく座っていますが・・・と言ってみましたが、広い広い駐車場に150台もあるバスの中から、自分の乗るバス番号を覚え、間違えずに乗り込まなければいけないので、それをさせるのはちょっと不安ですと言われてしまいました。
確かにそれはナツには難しいかなと思いましたが、支援学級の担任の先生が乗せてくれることはできないのかなぁとも思いました。
しかし「責任が持てませんので」と言われてしまえば仕方ないので、特に反論することもなく、「わかりました」と了承しました。
ナツの送り迎えは今までもしていたし、これから一人立ちするまで、しばらくこの送迎生活は続くんだろうなぁと思っていたので、まぁ充分、許容範囲です。

そんなわけで、1月に日本に戻った後、夫には送り迎えをしてくれるドライバーさんを探してもらいました。
しかしこれがなかなか難しい。
夫もまだタイへ行ったばかりで何のつてもないし、どうやって探したらいいのか、まさに暗中模索。
日本人向けのレンタカーサービスの会社は、ものすごく高額だし・・・。
4月までに決めなければならないので、困った~と頭を抱えていたら、救世主が現れました。

実は1月に下見旅に来ていたときに、子どもの発達に心配や問題を抱える親子のためのサークル「オズの会」さんに連絡をとり、メンバーさんにお会いしていました。
デモの最中、定例会は中止になってしまったにもかかわらず、数人のメンバーさんがランチをご一緒してくださり、お話をさせていただきました。
タイでの実体験をお聞きすることができ、本当に良かったです。
障害のある子を連れての渡タイに希望が見えたのも、このサークルさんの存在のおかげです。
シンガポールでも「ぽこ・あ・ぽこ」というサークルのメンバーに支えられましたが、日本はもちろん、海外ではより一層親の会の存在が心強く感じます。

そのメンバーさんで、私とメールのやり取りをしてくださっていた方に、ドライバーさんが見つからなくて困っていますとご相談したところ、尽力してくださり、いろんな方にあたって下さったのです。
ちょうど3月に帰国になって、ドライバーさんが必要なくなる日本人学校の方がいらっしゃるということで、そのドライバーさんを紹介してもらい、無事新学期が始まる前にドライバーさんを決めることが出来ました。
本当に感謝してもし尽せません。

ちなみにタイでは、日本人駐在員の方はほとんど運転をしないようです。
夫の会社は郊外にあるため、夫にも送り迎えのドライバーさんがついています。
すごい渋滞だし、運転は結構めちゃくちゃだし、もし私に免許があっても、運転したくないな~という感じなのは確かです。

タクシーもありますが、タイ初心者にはハードル高いですと言われました。
タクシーの運転手さんは田舎から出てきた方が多く、とにかく道を知らないとか。
まだまったくバンコクの地理が頭に入っていない状態では、乗りこなすのは難しいとのこと。
乗車拒否も多いので、何台も見送りなかなか乗れないことも。
たまに乗るならいいですが、朝夕毎日となると、ドライバーさんを確保しないとしんどいということで、皆さんドライバーさんを雇って送り迎えしているようです。

このドライバーさんとの初対面については、また次の記事に。


by mineyom | 2014-04-10 14:10 | タイ生活 学校