中学校問題 その12 学校へ申し込み

ナツの就学も叶って、とうとうこの「中学校問題」も、「その12」にてラストとなりました!

では、「その11」の続きです。
3月始めに見学に行ったタイの学校が気に入り、そこへ入れることに決めたものの、学校が春休みに入り、話がストップしていた日々。

見学で自分達のタイ語の出来なさに、危機感を抱いていた私たち夫婦。
ナツは大丈夫でも、親がこれではやっていけないのではないかと、不安にもなりました。
特に入学の申し込みなど、間違いがあってはいけない場面では、自分達では何ともならぬと思い、夫婦一緒にタイ語を習っている先生に、助けを求めました。

タイ語の先生はタイ人の女性で、日本語もペラペラ。
心強い助っ人です。
先生はすぐに学校に電話して、春休み明けの予約を取ってくれ、申し込みに付いてきてくれました。

申込書はすべてタイ語な上、子どもの生育歴や現在の様子など細かく記入する書類が何枚もあったので、本当に一緒に来てもらって良かったです。
先生は日本語に訳して私に聞きながら、タイ語で記入してくれました。

その中にニックネームを書く欄がありました。
タイではお互いを名前ではなく、ニックネームで呼びあう習慣があります。
ニックネームは本名とは全く違ったりすることも多いようですが、ナツは本人にもわかりやすいように、そのまま「なっちゃん」にしてもらいました。
なので、学校でもみんなにナッチャン、ナッチャン呼ばれています。

その後、不安に思っていたことを、通訳してもらって質問し、すべてに答えをもらえて、安心して入学手続きを進めることが出来ました。

最後に、学校の規約や学費、持ち物などが書いてある詳しい冊子と、1週間の活動内容が書かれた時間割がもらえました。
なんだ~、こういうのあったのね!

見学のときには、簡単な学校案内のパンフレットしかもらえず、もっと詳しい資料はないのかなと思っていたのです。
タイの学校だからこんなものなのかな、と思ってしまってました。
想像してた以上にきちんとした学校だったということがわかり、安心しました。

先生方とコミュニケーションが取れたことで、お互い不安もなくなったので、入学手続きをしてくれたタイ語の先生には本当に感謝で、通訳料金と出張費で、いつもの授業料とは別にお金を渡そうとしたのですが、それは頑として受け取らず。

「これはタンブンだから」と言われました。
タンブンとは仏教の教えで、「徳を積む」という意味で、お布施をしたり、善行をしたりということのようです。
良いことをさせてもらって、返ってこちらこそありがとうという気持ちだからと言われ、相手の役に立てることが嬉しいというのは、素晴らしい考えだなと思いました。

実は、タイ語の先生が親身になってくれるのには、もう一つ理由があって、タイ南部の田舎に住む、先生の姪っ子ちゃんにも障害があるそうです。
タイ語のレッスンは我が家に来てくれるので、ナツに会う機会も多く、レッスンを始めたばかりの頃から、ナツのことも気にかけて、よく声を掛けてくれてました。

その時に姪っ子ちゃんのことも聞いたのですが、姪っ子ちゃんが住んでいるのは田舎なので、学校にも特別支援学級のようなものはなく、何かあるたびに、日に何度も電話でお母さんが呼ばれ、とても大変だったそうです。
今は仕方なく、幼稚園に通っているのだそうです。
将来のこともとても心配していて、今回のナツの学校もとても興味があるので見てみたいと言っていました。

しかし学費を聞いて、「高いね!」と驚き、ちょっと難しいかもと言っていました。
日本人学校よりも少し安いくらいの額なので、我が家としては許容範囲な上、インターよりもかなり安いので、安心して通わせられるのですが、実際は、日本の公立学校に比べてもずっと高いので、そういう反応になっても無理はないと思います。

この学校は、ある程度お金がある人が入れるところ、もっと収入が低い人が入れる学校もある。
そして、お金持ちや外国人は、インターナショナルスクールに入れている、と言っていました。

田舎と都心という住んでいる場所や、経済状況で受けられる教育が違ってしまうというのは、厳しい現実だなと思いました。
日本ではどこに住んでいても、同じ教育が受けられて、ありがたいことなんだなと改めて感じました。

タイの学校に行くことにしなければ、知らずに終わってしまっただろうことも垣間見れて、様々なことを考える切っ掛けになります。
せっかくタイに住んでいるのだから、これから親子で、更にタイを知っていけたらと思います。

by mineyom | 2015-05-24 01:29 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(2)

中学校問題 その11 ローカル学校が急浮上

ナツの中学生生活は、すでにスタートしましたが、タイの学校に決めた経緯をまだ書いてなかったので、ここに残しておきたいと思います。


インターナショナルスクールを断念し、日本に帰るというのは、とりあえず最終手段に置いておいて、ギリギリまで希望に叶う学校があるか探してみようとなった2月の末。

話には聞いていた、タイの学校へ、とりあえず見学に行ってみようということになり、タイ語のできるお友達に付き添ってもらいいざ学校へ。

タイの特別支援学校とは、一体どんなところなのか、全く未知の世界だったので、期待半分不安半分という気持ちだったのですが、実際見学に行ってみると、思っていた以上の好印象を受けて帰ってきました。

校舎が古くて、あまり綺麗じゃないよと聞いていたので、それがちょっと不安だったのですが、実際はちっともそんなことはなく、想像以上にしっかりした建物で、掃除も行き届いていました。

確かに古さはありますが、一昨年建て替えた、ナツが5年生まで通っていた小学校は、50年以上の歴史があり、トイレなどもかなり年期が入っていたので、それに比べたら全然綺麗だし、全く気にならないと思いました。

先生に案内されて、学校全体を見ましたが、ランニングマシンなどがいくつもあるトレーニングルームやコンピューター室、ピアノをはじめいろんな楽器が置いてある音楽室、それに広いプレイルームもあり、設備面も結構整っているんだなと感じました。

内容については、学習面には期待できなくても、体を動かしたり、お友達とコミュニケーションをとったり、まぁ基本楽しく過ごしてくれればそれでいいと思っていたのですが、希望すればオプションで音楽セラピーやアートセラピー、フィジカルセラピーやコンピューター学習などいろんな訓練が受けられるそうで、そんなプログラムがあると思っていなかったので、それは嬉しい誤算でした。

通っている生徒は、未就学児から上は40歳くらいの人までいるということで、非常に幅広いです。
日本では18歳になれば、自動的に卒業になってしまい、学校にいたくてもいることができませんが、ここでは学費さえ払えば、いつまででもいることができるそうです。

それは日本ほど卒業後の就職先なり、作業所のような施設が整備されていないからという背景もあるのだろうと思いますが、親御さんとしては、いつまでも通える先があるというのは、安心だろうなと思いました。

高校生以上の青年部では、作業訓練もあり、洗剤をボトルにつめる作業をしていまし
これを1本数十バーツで売って、売り上げを得ているということだったので、確かに学校が作業所の役割を果たしているのでしょうね。

ただやはり、必ず社会に出なければということがないせいか、作業訓練を熱心にしているという感じはなく、日本よりのんびりしているのは否めないなと思いました。

それでも全体の雰囲気が良く、先生の数が多いのも高ポイントで、この初回の見学で、ここにかなり心が動きました。
ナツも気に入りそうだと感じたので、早速次の土曜日に、家族3人で見学に来ることに。

土曜日は、子どもの数も少なく、落ち着いた雰囲気だったので、ナツも興味津々で、学校内を見て回ることが出来ました。
夫も、なんだ、ちゃんとした学校じゃん!ここいいよ!と、一体どんなところだと思っていたのかね?というような感想を述べ、一目で気に入ったもよう。

校内見学のあと、いろいろとお話をさせてもらいましたが、これが困りました・・・。
夫婦ともタイ語ができないということで、英語が出来るという先生が来てくれたのですが、少し話せるという程度だったようで、意思の疎通がなかなか出来ない。
詳しい話が何も聞けぬまま、娘はタイ語が全くわからないが、受け入れは大丈夫かということだけは念を押して確認して、笑顔つきのOK!という返事だけもらって、帰ってきたのでした。

ナツに関しては、驚いたことに、校内で会う先生会う先生に、自分からワイをして(手を合わせて)「サワディカー」と元気に挨拶をしていて、この子、この学校でいけるかも!と母に予感させました。

しかしこのあと学校は春休みに入ってしまい、受け入れはOKとは言われたものの、正式な申し込みは出来ぬまま。
果たして本当に春から通うことが出来るのか、よくわからないという、宙ぶらりんな状態が続いたのでした。。。

by mineyom | 2015-05-21 22:36 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(4)

中学校問題 その10 日本に帰るという選択

第一希望のスペシャルニーズのインターナショナルスクールに進学することをやめたことで、ナツの進学先の選択肢は、この学校よりもリーズナブルな学校を探すか、日本で母子で帰るかの2つとなりました。

しかし日本に戻るという選択は、最初からあまり考えてませんでした。

この一年、新しい環境、新しい生活に慣れるために全力疾走してきて、ようやくこの生活に慣れて楽しめるようになってきていたところで、出来ればあと1年くらいは、この生活を維持させたいと思いました。

この時すでに、卒業式を間近に控えた2月の終わり。
ちょっと一息つかせてほしい、これからすぐに、1年前に大変な思いをした海外引っ越しを一人でやりとげ、再び新しい生活を始めるなんて無理。
せめてもうちょっと猶予をちょうだい~!という気分でした。

それでも一応、日本の以前住んでいた地域の、教育委員会にも問い合わせてみました。
今からでも4月の入学に間に合いますか?と。
そうしたら、今からでも4月の入学に何とか間に合いますよ。地域の支援学級でも、支援学校でも、基本的にいつでも受け付けますとのお返事でした。

生徒の数によって、先生の配置などが関わってくるから、ギリギリでは難しいだろうと思っていたので、ちょっと驚きました。
春の帰国が時間的に大変でしたら、夏に戻られて、2学期から編入という形でも大丈夫ですよ、と言われました。

この教育委員会の担当者さんは、とても親切でありがたかったです。
この時点で日本に戻るかは決めかねましたが、タイで万策尽きても、最悪日本に戻れるという安心感は得られました。

日本人学校の担任の先生たちは、中学部に進学は叶わず、インターナショナルスクールも諸々の事情で諦めた時点で、日本への帰国を即選ばなかったことに、少なからず驚いたようです。
卒業間際の個人面談で、まだ進学先が決まってないんですよね~と言ったら、軽く引かれたのを感じました。

はっきり言われはしませんでしたが、日本に帰らないんですか!?という雰囲気は、ビシバシ伝わってきました。
なっちゃんにとっては、日本で教育を受けるのが一番だと思いますということでした。
この1年、ナツにじっくり関わってくれた先生が言うことだから、やはりそうした方がいいのかと心は揺れました。

それはもちろん、日本語で教育してもらった方が、英語やタイ語環境よりも楽だとは思います。
しかし、それはつまり家族一緒に暮らせないということです。
我が家にとって、ナツの教育は、それはもちろん大事なことだけど、学校教育が第一かというと、それはどうかなと思いました。

小学校6年間、ナツは日本の学校に通ってましたが、正直学習面はそれほど伸びていません。
知的重度なので、本当に進みはゆっくりで、学校に行ったからこれだけのものが習得できたという実感はあまりありません。

ナツはゆっくりゆっくり一生かけて学習していくと思っているので、ここで1、2年日本の学校教育から離れても、人生においてそれほど大きな問題にはならないと思いました。

引き続き、家庭と公文で読み書きと数の勉強は続けていくし、何よりナツの場合、学習面よりも人とのコミュニケーションや自己主張出来るようになることを、学校に求めているので、それならば日本の学校でなくてもいいと思いました。
逆に母国語でない環境でそれを身につけられたら、ある意味すごいよね。

そして何よりも我が家は今、タイにいるのです。
日本に帰るのはいつでもできるから、ここでそんなに慌てて帰らなくても、ここでしか出来ない経験をたくさんするのも、家族で思い出をたくさん作るのも貴重じゃないかと思いました。
夫の駐在期間はまだまだ長いので、ここで日本に帰ると何年も離れることになってしまいます。

日本に戻った方が・・・というプレッシャーを掛けられれば掛けられるほど、日本で教育を受けるのって、そこまでいいかなぁと思ってしまいました。
大真面目な先生には言えませんでしたが、あと1年くらい、家族でタイで遊んでちゃダメですか?という気持ちでした。

遊ぶというのは言葉は悪いですが、異文化体験をしたり、多言語の中に身をおいたりということが自然にできて、何よりも家族で楽しく暮らすということがナツにとって重要であると思いました。

それはタイという国と人が気に入って、ナツにも合っていると感じているせいもあるかもしれません。

やはり海外に住むということは、望むものをすべて手に入れることはできません。
だからこそ、家族にとって何を優先させるべきかを考え、最善の道を選んで行くことが大事だと思います。

方向転換はいつでも出来るしね。
臨機応変に、これからも道を模索していきたいと思います。

by mineyom | 2015-04-09 11:25 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(8)

中学校問題 その9 インターナショナルスクールの学費

その8にて書きました、インターナショナルスクールに入れようと動き出したら浮上した問題。
それは学費でした。
たかがお金されどお金。
お金の問題は重要です。

そもそもインターナショナルスクールの学費が高いことはわかっていました。
日本でもインターナショナルスクールの学費は高額ですしね。
日本人学校の学費よりも、かなり高くなってしまうことは認識した上で話を進めていました。

しかもこの学校はただのインターナショナルスクールではなく、スペシャルニーズのインターナショナルスクールです。
小規模で先生の数も多く、ST、OTの先生も常勤で毎週訓練を受けられるという至れり尽くせりっぷり。
学費も高くなろうというものです。

しかし、いくらなんでも高すぎる!
予想を超えてた!

以前から、こちらの学校に通われている方に、だいたい学費はいくら位という話は聞いていたんです。
確かに高いけど、まぁそれくらいなら会社にお願いしても大丈夫かな、という心積もりもありました。

駐在員の子どもの学費に関しては、どこの会社もだいたい規定があると思います。
会社によって様々ではありますが、日本人学校の場合は、学費は会社が全額負担というところが多いのではないかと思います。
夫の会社もそうでした。

インターナショナルスクールに関しては、会社によって、かなり違いがあると思います。
全額会社負担のところもあれば、日本人学校の学費を超える分は自己負担、ほとんど補助がない会社など、会社の考え方次第。

実は夫の会社は、全額会社負担ではないものの、かなりの額の会社負担があるので、インターナショナルスクールを選んでも、それほど大きな負担がなく通うことができます。
同じ会社の中でも、お子さんをインターナショナルスクールに入れている方も何人かいます。

しかし、体験入学後に提示された学費が・・・。
お友達にあらかじめ聞いていた学費を、遥かに越えていたのです。
年々学費が上がっているのは確かみたいですが、それでもちょっと高すぎるので、どうしてうちはこの金額なのかと問い合わせしてみました。
すると、体験入学の時にお子さんの様子を見させてもらったが、お子さんはlevels are lowなので、たくさんのケアと教育が必要だからだ、という返答がありました。
学費は一律だと思っていたのですが、実際はその子その子で大きく違っていたのです。

確かにお友達のお子さんよりナツは障害が重く、出来ないこともたくさんあるので、あなたの子は手が掛かるから、と言われてしまうと何も言えません。
夫は差をつけられた、失礼だと怒ってしまって、かなり不信感を抱いてしまったようです。

しかし、教育費は一律と思っているのは日本的な考えで、一人一人に合わせたカリキュラムを組み、オーダーメイドの教育をするというのは、特別支援教育においては特に、理に適っているのかなと思いました。
欧米ではそっちの方がスタンダードなのかも。

しかしその額が尋常じゃありません。
それだけあれば、私立大学、いや私立の医学部も行けちゃいます。
中学の3年間で1000万円を越えてしまうんです。。。
手が掛かると言っても、ナツに特別に一人先生をつけてくれるわけでもなく、基本は同じクラスに入って過ごすので、そこまでの待遇の差は感じられず、腑に落ちない気もしました。

この学費を会社に申請するのも、さすがに気が引けました。
実際、夫が本社の方に日本人学校の中学部に支援学級がないので、インターナショナルスクールを希望しているが、学費がこれこれですと問い合わせしたところ、そのあと音沙汰なしになってしまったし・・・。

夫の会社は毎年2月に辞令が出るので、これは絶対、帰国辞令が出るんだ!と辞令発令日まで、夫婦で戦々恐々としてました。

結局、この春の帰国はありませんでしたが、それは赴任1年で帰国させては、子どもの学校の件で帰国させるのがあきらかで、それはさすがに障害のある子を持つ社員を差別するようで、会社の立場的にもできないかぁと思いました。
しかし今後はわかりません。

そして私達がこの学校を諦めた一番の理由が、学費の負担が日本の本社でなく、夫が現在出向している、タイの現地会社であったことでした。
もちろん申請は本社にするので、その了承を受けてのことですが、お金を払うのは、日本の本社よりだいぶ小規模なタイの現地会社なのです。

夫はナツの学費が会社の売り上げに、もろに響いてくるんだと言いました。
赤字だったこの会社に去年出向してきて、日本人もタイ人も力を合わせて、黒字に転換させよう!と頑張っているこの時に、この莫大な学費を会社に背負わせることはとても出来ないと言います。

相談した同じ会社の奥さんたちには、駐在員の権利として会社の規定にあるんだから、そんなこと気にせずに申請しちゃって大丈夫よと言われましたが、夫の気持ちもよくわかるんです。
ナツを連れてきたことで、いろんな場面で特例特例と言われ、相手は深い意味があって言ってるのではないと思いますが、やはり肩身の狭い思いはしていたと思います。

学費の件で、さらに会社に気を使うことになる。
やはり夫には気持ち良く働いてもらいたいし、それが弱点になっても可哀想。
何よりも、この事をきっかけに帰国になってしまう可能性は充分あることで、今やる気一杯でタイで頑張っているのを、そのことを理由に断たれてしまうのは勿体ないことだし、一家にとって得策でないと思いました。

夫婦で話し合った結果、この学校はやめようという結論になりました。

しかし、この学校自体はとても良い学校で、すでに通われているお友達もいるし、この春から日本人の先生もパートで入ると聞いていたし、駅近で通いやすいしで、やはりここに入れるのが、ナツにとっては一番いいという思いも捨てきれず、一度は全額自己負担してでもここに入れようかと考えました。

しかし冷静に考えると、それだけのお金を出すなら、何でもできちゃうよ!と思い直しました。
それだけあれば、毎月飛行機で日本とバンコクを行ったり来たりすることもできちゃうし、家庭教師を何人も雇うこともできちゃう。

そもそもうちの場合は、英語を身に付けさせたいとか、将来海外で活躍してもらいたいとか、そんな目標があってインターナショナルスクールに入れる訳じゃない。
行き先がなくて、ある意味仕方なく入れるわけで。

ここでインターに入れたからって、将来何か約束される訳でもない、ただお金を使うだけ。
だったら少しでも、ナツの将来のために、お金を残しておいてあげたい。
ここでそんなに使うわけにはいかない。

という結論に至り、後ろ髪引かれる思いを残しながらも、このインターナショナルスクールは候補から外すことにしたのでした。
第一候補だった学校を諦め、進路変更したのはこのような理由からだったわけです。

by mineyom | 2015-04-06 19:47 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(4)

中学校問題 その8 どんでん返しならず

長らく更新が滞ってしまいました。
この間、紆余曲折あり、いろいろと思うところ、考えるところがあり、上手く心が定まらず、記事にもなかなか出来ませんでした。
しかし4月に入って、ようやくナツの進路が決まったので、ご報告したいと思います。
この3ヶ月間、ずっと不安の中にいましたが、やっと一息つけました。

まず結果から言うと、タイトルの通り、どんでん返しはなりませんでした。
半ば予想していたことではありましたが、1月の終わり、担任の先生に「中学部に特別支援学級の設置はしません」と言われたときは、少なからずショックを受けました。
やはりこのまま日本人学校の中学部に上がるのが、ナツにとっても私にとっても一番楽であるのは確かでしたから。
しかし6年生が一人きりで、中学部の支援学級に在籍する生徒が少ないということも影響したのか、中学部の支援学級は必要度が低いと判断されてしまったようです。

その反面、小学部の支援学級の方は、今年度大幅に定員を増やすそうです。
今までも、全校生徒数に対して、支援学級の定員が少なすぎると感じていましたし、編入を希望しても空きがなく、ウェイティングしていたという方も多かったので、そのことは本当に良かったと思います。

しかし小学部の定員を増やして、小学部の方を手厚くするから、その代わり中学部の方には作れません、というのは、それはまた別の話なんじゃないかなぁと思いました。
しかも小学部の定員を増やせば、毎年中学部に上がる子も増えるということで、今後その受け入れに関してはどうしていくつもりなのかなぁと思います。
小学校卒業後に、もれなく行き場がなくなるということだけは、勘弁してもらいたい。
来年度以降、どうなるかわかりませんが、考えてほしいと思います。

さて、日本人学校から返事をもらった後、日本人学校への未練はすっぱり断ちきって、インターナショナルスクールに入学すべく動き出しました。
この時点で我が家では、日本人学校かインターナショナルスクールかの二択しか考えていなかったので、当然前々から見学や体験入学していた学校に入れるつもりでした。
しかしここで、問題が持ち上がったのです。

そのため、ナツの進路の選択肢が
インターナショナルスクール
タイのローカルの学校
日本へ母子で帰国 の3つになりました。
この3ヶ月、この3つでどれを選択すべきか悩み、進路が決まらぬまま春を迎えるというしんどい状況になってしまいました。

それで結局、進路はどうなったの!という声も多いでしょうから、先に結論を述べますと、ナツは5月から、タイのローカルの学校に行くことになりました。
とは言っても、普通の公立の学校ではなく、特別支援の学校です。
今はこの選択に満足しています。

ここに至るまでの紆余曲折については(という程のものでもないですが)、次からぼちぼちアップしていきたいと思います。
とりあえず、家族バラバラにならない選択が出来たこと、ナツが楽しんで通えそうな学校が見つかったことに感謝です。

by mineyom | 2015-04-05 01:36 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(3)

中学校問題 その7 どんでん返しなるか?

「中学校問題」の記事も、早や「その7」となりましたが・・・。
インターナショナルスクールに行こうという気持ちが大きくなっていっていましたが・・・。

どんでん返しなる?・・・かもしれません。
実はまだ、学校側からはっきり答えをもらっていなかったのです。

去年の1月、編入の相談に来たときに、現在中学部に支援学級はないので、1年しか通えませんよ。来年度も設置の予定はないです、とはっきり言われました。
なので、それについては納得ずくでタイにやってきたわけですが、せめて要望だけでもと思い、1学期の最後に、出来れば中学部に支援学級を作って欲しいと、先生に希望を伝えました。

その時は、今はまだなんとも言えない、でもここ以外の進路を考えておいた方がいいという雰囲気だったので、やっぱり望みは薄いんだな。。と思いました。
11月には来年度の編入要項がHPに出るから、その頃にはわかりますと言われ、それを待つことになりました。

そしてそのまま月日は流れ。
11月に入っても、一向に学校側から話がないので、やっぱりダメなんだとすっかり諦めて、インターナショナルスクールを真剣に考え始めていました。

しかし11月入ったのに、全く音沙汰なしはどうなんだろう?と思い、11月を数日過ぎた頃、担任の先生に「結局中学部の支援学級はどうなったんですかね?」と聞いてみました。
すると、実は私たちもまだわからないんですよねというお返事。

実は私は「11月にならないとわからない」というのは、言い訳だと思っていたんです。
支援学級を作る気はないけど、来年度の募集が始まる11月までは、言明してはいけないからはっきり言わないだけだと。
しかしまだ決まってないってことは、可能性はゼロではないってこと?
そこで始めて、よくわからない状況になってきたぞ、と思いました。

決まったらすぐお話しますからと言われたので、更に待つこと1ヶ月。
さすがにもう結果出たよねと、2学期の終わりにもう一度聞いてみたところ、「実はまだわかりません」と・・・。
結局、来年度の編入生の数がある程度確定しないと、学級編成を決められないということのようです。

2学期の終わりに、正式に結果が出るのは1月かあるいは2月になるかもと言われました。
2月って、卒業式は3月はじめだから、もう本当にギリギリなんですけど。

まぁ、インターナショナルスクールの方は空きがあるし、いつでも入れる状態だからいいんですが。
でもこの宙ぶらりんの状態、出来れば早くはっきりして欲しい~。

ここまで引っ張られると、もしかして本当に希望あるの?と思ったり、反対に散々期待させておいて、あっさり出来ませんでした!と言われるんじゃないかと思ったり。
今現在答えは出てないので、どうなるかわかりません。
う~んでも、そもそも支援学級を作る気がないなら、もっと早くあっさり出来ませんよ!って言うよね?

先生方もはっきり言えないのはわかるのですが、可能性はあるのか、実は全く可能性なんてないのか、そこが全然わからないので、本当に予想がつきません。
来年度に支援学級に入る生徒の数によるということならば、もう祈って静かに結果を待つしかありません。

しかしこんなに引っ張られるとは思わなかったなぁ。
結局、やっぱりダメですと言われるんだろうなと思いながらのモヤモヤした2ヶ月。
でもやっぱり、ナツにとっては、このまま日本人学校にいる方が楽だろうしね。
どんでん返し起こるものなら起こって欲しいです。
果たしてどっちに転ぶのか、結果はもうしばらくお待ち下さい。

by mineyom | 2015-01-08 11:15 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(11)

中学校問題 その6 一日体験入学しました

先週、運動会の振り替え休日を利用して、春から入れる予定の、スペシャルニーズのインターナショナルスクールに体験入学して来ました。

ここの使用言語は英語。
日本語もまだまだつたないナツが、果たして全く話せない英語環境でやっていけるのか、ものすごい拒絶反応を示すのではないか、ということが一番の不安要素でした。

体験入学に行く数日前から、NHK Eテレの「えいごであそぼ みる~」とやたらに言うので、なんか察してる?と思ってました。
あまり前もって予告してしまうと、意識しすぎちゃったり、警戒しちゃったりするかなと思って、特別インターの学校についてや英語については話していなかったのに、何でそんなに英語が気になるの~とちょっと怖かったです。
私とナツはべったり親子なので、時々以心伝心!ってことがあったりするんですが、今回も私の不安を察知しちゃったのかな。

またナツも、英語の学校行くから~とか、英語必要だから~ということもなく、いきなり「えいごであそぼ みる」と言い出したので、本当に不思議でした。

さて体験当日、学校の門をくぐると、外にいたスタッフが「ナツね!」とすぐさま声を掛けてくれ、中に通してくれました。
スタッフみんなが体験の子が来ることを把握していて、しかも1日体験をするだけの子の名前まで覚えていることに感動。
第一印象がとっても良くて、やっぱりこの学校いいなぁと思いました。

応接室で迎えてくれた先生は、とっても柔らかい雰囲気の先生。
前のヘッドティーチャーが突然辞めてしまったことが心配だったのですが、新しい先生もとてもしっかりしていて、この先生なら大丈夫そうだなと、不安がなくなりました。

今日一日ナツの様子を見て、ナツの課題を見極めて、カリキュラムを考えますねと言われ、ナツは学校に入って5分で、一人教室へ送られることに。
教室までは私たちも一緒に行ったので、ナツも素直に着いてきたのですが、そこで私たちがじゃあねと去ろうとすると、瞬時に状況を察知して、ガシッと私の腕をつかんできました。

そりゃそうだよね~と思いながらも、大丈夫だからここで先生と遊んでいてね、と諭すものの、ナツは顔を強ばらせたまま、私の服の裾をしっかり握って離しません。
ベテランのとっても優しそうな女の先生に、いろいろ話しかけられても腰が引けるばかり。

しかし戸惑うのはわかっていたことなので、ここはきっぱりと、ナツは今日はここにいるんだよ。お母さんあとでお迎えに来るからね。と言って、ナツの手を引き剥がし、あとはベテラン先生にお任せしました。

ナツは不安そうな顔で私をじっと見ているものの、泣いたり、追いかけてきたりすることはなく、そのままお別れできました。
いや、ただ単に、呆然と立ち尽くしていただけか?

その後、新しいヘッドティーチャーと、ナツの発達状況やてんかんについて話をし、それが終わると、じゃあ14時半にお迎えに来てくださいねと言われ、私と夫はお役御免。
ナツがどうしてるかすごく気になったけど、そのまま学校を後にしました。
お迎えまでの約6時間は気もそぞろ。
ほとんど何も手につかず、少し早めにお迎えにいきました。

学校に着くと、今プールに行ってる、もうすぐ帰ってくるとのこと。
午後はプールだとは聞いていたけれど、学校にプールはないので、皆と車で出掛けていかなければならないから、それはちょっとハードル高いよな~と思ってました。
しかもナツは全く泳げないので、先生が、じゃあ様子を見て、学校内で過ごすことにしましょうかねと言っていたので、てっきりプールには行かなかったんだと思っていたのです。
すごいわ~。皆と一緒にプール行ったんだ~。
プール自体は大好きなので、行ったら行ったで楽しかったと思います。

しばし待つと、帰ってきました~という声と共にナツ登場。
私の顔を見た瞬間は、「うわ~ん、おかあさ~ん!」と声を上げましたが、泣き声だけ。
私の顔を見て甘えただけで、全然泣いていません。
なぁんだ、元気そうじゃん!と気が抜けました。

別れたときの様子が気になっていたので、泣きませんでしたか?と先生に聞きましたが、全然泣いてないよ!ナツはずっとハッピーだったよという返事。
ナツも、そうよね~?ずっとハッピーだったわよね~?というようなことを、ベテラン先生にペラペラっと英語で話しかけられ、最後に「yes?」と聞かれて「いえす!」と元気一杯答えていました。
そうか、イエスなんだ。

英語で返事してるのが、すごいと思いました。
何言われているかわからなくてもあまり疑問に思わず、あまり気にもせず、耳でコピーした英語をそのまま話す。
こんな感じだったら、英語環境でも大丈夫なのかぁと思いました。
先生方はジェスチャーも大きく分かりやすいし、実物を指し示して話すので、あまり困ることもないのかも。

帰り道、どうだった?と聞いてみると、「たのしかったー」と言っていました。
まぁナツは、たいていのことは楽しかったと言うのですが。

英語わかった?大丈夫だった?と聞いたら、「えいご しゃべった」と言ってます。
本当かいな。
「また行く?」と聞いたら、今行ったばかりだからというようなことを、モゴモゴ言っていました。

その後はそのまま電車に乗って帰ったのですが、ナツはすこぶるいつも通り。
普通、いきなり言葉のわからない環境に入れられたら、辛かった~とか大変だった~とかあると思うんですが、そういう様子がまるでない。
さっきまで、本当に初めての学校にいたんだよね?と思ってしまうほど。

正直、もう少し動揺とかが見られるかと思っていたので、肩透かしなくらいでした。
結局、ナツにとっては日本語でも英語でも大きな違いはないのでしょうかね。
大まかな意思疏通がはかれれば、細かいニュアンスはあまり気にならないというか。

最近は、簡単なやりとりは大分できるようにはなってきたと思うけど、話し掛けられている日本語すべてを、理解して聞いてるわけではないだろうしね。

ナツにとって、日本語はまだその程度なのかなぁと思うと、寂しい気持ちもしますが、いつも通り、マイペースで、どこででもそれなり過ごせるというのは、ある意味ナツのすごい才能だと思います。

実際、今後通わせることを考えれば、嫌がって泣かれても困るし、楽しく過ごしてくれるのは、本当にありがたいことなのですが。
ひとまず、春から入れても問題なく通ってくれそうで、それは本当にほっとしました。

しかし今回の体験入学で、一番びっくりしたのは、私の英語の出てこなさでした。
もともと英語は苦手なんですが、ここ半年タイ語を集中的に勉強していたので、全く英語が出てこない!
コップンカー、コップンカー(ありがとう)ばかり言っていたので、サンキューが出てこない。
コップンカーとどうしても言いたくなっちゃって、いやいやコップンカーじゃなくて、ええっと何だっけ。。。って、サンキューが出てこないってどうよ。
母国語以外の2か国語を状況に合わせて使い分けるなんて、私にはハードル高すぎるわ。
でも何とか頑張らなくちゃね。
年が明けたら、ナツと二人で英会話スクールに通おうかな~

by mineyom | 2014-11-19 00:29 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(4)

中学校問題 その5 ショック

先日見学に行った、スペシャルニーズのインターナショナルスクール。
先生も親身になってくれて、いい感触だったのですが、今日ショックな話を聞いてしまいました。

見学時に校内を案内してくれて、話を聞いてくださったそのヘッドティーチャーが、学校を辞めてしまったそうです。
ぜひトライアルに来てね!って何度も言ってくれていたのに。
突然、そんなにあっさり辞めてしまうなんてびっくりです。
まぁ、もちろん他にも先生はたくさん残っているのですが。

しかし、トップの先生が急に辞めてしまうってどうなんでしょう。
後任のヘッドティーチャーがどんな方かわからないので、ちょっと不安です。
良い先生だったらいいのですが・・・。
トライアルはもちろん行くつもりでしたが、またしっかり話を聞いてこなくっちゃ。

スペシャルニーズの学校は、他にもいくつかあるようなので、そちらも見学に行きたいと思っています。
また、インターナショナルスクールだけでなくて、タイの特別支援学校のような学校もあります。
こちらは使用言語はタイ語で、絵を描いたり、染め物をしたりと作業中心だそうです。

日本語の上に生活の中でタイ語を耳にし、更に英語が入るのは負担が大きいかなとも思ったので、日本語とタイ語の2か国語に絞るのもいいかと思い、こちらの学校も候補にしていました。
しかし、日タイハーフのお子さんを通わせている方に聞いたところ、今は定員いっぱいで、空きがないそうです。
しかも入れるのならタイ人のお子さんが優先だそうで、外国人が入るのは難しそうです。
まぁそりゃそうですよね。
タイのお子さんのために作られた学校ですものね。

日本でも特別支援学校は満杯状態のところが多いですが、どこも希望者に対して、施設が間に合っていないのは同じですね。

しかも最近良い先生が辞めてしまって、いまいちな先生ばかりになってしまったそうです。
この点に関しても、どこも先生の定着率はあまり良くないんでしょうかねぇ。
まぁこちらは、日本人学校の先生でも、2~3年で日本へ帰国してしまって、次々と変わってしまいますからね。
継続的な教育というのは、なかなか難しいのかなぁ。

by mineyom | 2014-10-11 18:55 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(4)

中学校問題 その4 見学で感じたこと

先日行ってきた、インターナショナルスクールの見学。
思っていた以上に好印象で、安心できるところもたくさんあったのですが、漠然と感じていた不安箇所が明確にもなりました。

まず1つ目が、イギリス式教育であること。
インターの学校なのだから当たり前ですが、ただ使用言語が英語であるというだけでなく、学習スタイル自体が日本とは違います。

いわゆる日本式の学校とは別世界なので、それをどう受け止めるかだなぁと思いました。

数年のことだから、異文化にひたるのも面白いと思うのもありだと思うし、こんなに伸び伸びしちゃって大丈夫かなと思うのも確か。

いずれ日本に帰るのなら、日本スタイルというものを身につけておいた方が後々楽かもしれない。
一斉指導とか、集団行動とか、細かいところでは靴を上履きに履き替えるとか、雑巾がけをするとかね。
こう見ると、日本の学校って、結構特殊なことが多い。

まぁ、ナツの場合は小学校まで日本の学校にいるから、その辺はみっちりやっているし、日本の環境に戻れば、そちらに馴染むのは問題ないと思いますが。

ただ、日本の特別支援学校だったら、どうだったかなと思うと、考える部分ではあります。
職業訓練的なことはしなくていいのかなとか。

しかし、ここでしか経験できないことも確かにあって、異文化の中での人との関わり合いとか、その中で自己主張をしていくことだとか、日本にいたら絶対踏み込まなかった領域で、将来役立つ力がつくかもしれないとは思います。
ナツはちょっと弾けるくらいの方がいいか、とも思うし。

2つ目は、これも当然のことですが、英語環境であること。
日本語が話せる先生は、探しているそうですが、なかなか見つからないようです。
先生は、言葉のない生徒もいるし、日本人の二人も問題なくやっているから、大丈夫!とは言っていました。
4月までに、日本語が分かる先生が入ってくれれば、本当に安心で言うことないんですが。

とりあえず、英語で話しかけられることに慣れておいた方がいいなと思うので、歌やゲームなどで楽しく英語を教えてくれる先生を探したいと思います。
文章で話せなくても、単語で「ウォーター!」「トイレット!」くらいは伝えられるといいと思います。

そして、私自身も英語を勉強しなければなりません。
見学のときに、先生にいろいろ説明して頂きましたが、全体の2、3割しかわかりませんでした。。。
インターに入れるなら、親の私がもうちょっと頑張らなければなりません。
タイ語だけですでに頭が一杯ですが、ここが頑張りどころです。

校内を見学したあと、ヘッドティーチャーの先生と面談をしたのですが、その中で、「彼女のターゲットは何ですか」と聞かれました。
タ、ターゲットって、目的とか目標ってこと?
急に聞かれて、夫婦でしどろもどろ。
とにかく毎日楽しく通ってくれればいいと思っていたので、正直そこまで考えていなかったのです。

この学校に入れて、何を身に付けさせたいですか。
重ねて聞かれて、はたと考えました。
申し訳ないことに、インターのスペシャルニーズの学校ということで、歌ったり絵を描いたりと、自由に好きなことをして過ごすところなんだと思っていたのです。
思っていた以上に、個別指導ということに重点を置いていて、びっくりしました。
それはいわゆる勉強ということだけではなくて、生きていく上で必要なことを、様々な体験を通して、身に付けていこうということです。

先生は、体験入学の時に、それを見極めて、ナツのターゲットを見つけましょうと言ってました。

一人一人の課題を見つけて目標設定し、それを達成するためにどのように指導していくかという、考え方の学校だからこそ、こちらもインターナショナルの学校だからとか、日本の学校だからとかいうことに捕らわれず、ナツの将来において、本当に必要なこと、身に付けるべきことを考えて、どんどん学校側に提案していきたいと思います

正直今まで、口では将来のためにと言っていても、実際は今現在のことで精一杯で、長い展望で考えることがなかなか出来てませんでした。
ナツの可能性と現実を両方見比べて、将来を見極めるって難しい作業ですし。

しかし年齢的にも、そろそろ考えていかなければならないのでしょうね。
将来どうなってほしいのか、だから今何をすべきなのか。
あと半年、じっくり考えます。

by mineyom | 2014-09-22 20:08 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(4)

中学校問題 その3 見学に行ってきました

昨日、インターナショナルのスペシャルニーズの学校を見に行ってきました。
日本人学校の中学部には特別支援学級は出来ないらしいとわかってから、他の可能性を求めて動き出しました。
こちらは、オズの会(バンコクで発達に心配のある子を育てている親の会)で知り合った方々の、中学生のお子さん2人がすでに通われているので、ナツも私も心強いと、第一候補にしていました。

夫が見学したいと学校にメールを送ると、すぐに来週はどうですか?という返事がきました。
この辺がインターのノリだな~と思いました。

昨年10月に夫にタイ駐在の辞令が出たとき、日本人学校に問い合わせしたら、今定員いっぱいで入れませんという返事は頂けたものの、来年4月の編入に関しては、11月にホームページに詳細が出ますから、それを見てから改めてご連絡下さいと言われたのです。
今連絡取ってるのに、また一から問い合わせしなければならないの?!と驚いたものでした。
日本人学校は、編入学者の数が半端ないので、1人1人個別に対応するのは無理なんでしょうけれどね。

夫が午前中だけ休みを取り、ナツも何も学校行事のない日を選んで学校を休ませ、3人で学校へ。
学校は、大きな一軒家を改装したような建物で、こじんまりとした、アットホームな雰囲気でした。

現在生徒は30名で、3000人を超える大規模校の日本人学校とは、まさに正反対の環境ですが、ナツには合っているかなと思いました。
よく目が行き届いている感じでした。

まず学校内を見せていただきました。
5つの教室に別れて活動していましたが、どのクラスにも先生が複数いて、絵カードを使って単語の勉強をしていたり、パソコンで作業していたり、読書をしていたりと様々でした。
日本の学校のように、きちっと席について一斉に話を聞いてということがないので、とても自由な雰囲気ですが、ただ遊んでいるということはなく、カリキュラムは豊富だそうです。
専門の学校だけあって、STやOTの先生もいらして、一人一人時間が設けられているそうです。
OTはまだしも、STは英語で受けるのはどうなんだろうとは思いますが ・・・。

また、近所のショッピングモールに買い物に行ったり、週1回湖に行ってカヌーに乗ったり、乗馬をしたりと課外活動も多いそうです。
校内にも、バスケットコートやプール、皆でクッキングするキッチン、そしてナツの大好きなトランポリンもありました。
これをやるために、毎日通ってもいいんじゃない?と思うほど、立派なトランポリンでした。
小規模校ですが、施設は充分です。
いろいろな経験も出来そうです。

途中、日本人のお知り合いのお子さんのクラスで、先生が一緒に入ってやってみる?とナツに聞いてくれました。
しかし初めての場所が苦手なナツ。
私から離れられる訳もなく、その場で座り込んでイヤイヤとしていました。

まぁ、当然の反応ですね。
いきなり、わぁい!と中に入って遊び始めてもびっくりだし。
先生には、シャイねーと言われました。

それでもいろんな先生に「Hello!」と声を掛けられて、「はろ~!」と元気に返していましたし、自分から「ぐっもーにん!」とか言ってました。
全体的な雰囲気が、ナツがシンガポールにいたときに通っていたインターの幼稚園に似てるのです。
3歳だったので、ナツは覚えてはいないとは思いますが、頭のどこかには残っているのかなぁと思いました。

慣れるには時間が掛かりそうですが、慣れれば大丈夫そうな気がします。
帰りに、ナツに「ハローの学校どうだった?」と聞いてみたら、「たいへんだったー」と言ってましたが。
なっちゃん何にもしてないじゃん!と突っ込みたいところですが、また新たな場所に馴染まなければならないということを、漠然とながら察知したのかもしれません。

後日、日を改めて、1日体験入学をすることになりました。
正直ナツがどう反応するかは、入れてみなければわからないので、そこで様子を見たいと思います。

夫はこののんびりした雰囲気が、かなり気に入ったようで、今定員にも余裕があって、4月の入学も問題なくOKと返事がもらえて、これで行き先が確保できたと喜んでいます。
私もここならいいかなと思えたので、行き場がないという不安が解消されて、ひとまずホッとしました。

見学して感じたことは、次に書きたいと思います。


by mineyom | 2014-09-20 18:18 | タイ生活 就学(中学校) | Comments(4)