パパとリトミック

ナツは月1回、リトミックに通うことになりました。
歌ったり、楽器をたたいたりすることが好きだったので、前から音楽教室に通わせたいなぁと思っていたのですが、普通の教室では周りの子のペースについて行くのが難しく、先生にも迷惑がかかるから無理だなぁと諦めていました。
そんな時、区内で障害のある子や発達がゆっくりな子向けのお教室をやっているグループを見つけ、先月体験に行ってきました。

まだはじめたばかりということで人数も少ない上、この日は大雨が降ったので欠席の方が多く、会場に行ってみたら私達親子だけでちょっと寂しかったのですが、先生を独り占めのマンツーマンでリトミックを楽しんできました。
手遊びしたり、音楽に合わせて歩いたり走ったり止まったり、太鼓やトライアングル、マラカスなどの楽器を使ったり、大きな布に乗ったナツを揺らしたり、引いて歩いたり、パラシュートにして遊んだりとなかなか内容も盛りだくさんでした。

何よりもナツがかなり積極的に参加し、とても楽しんでいたので、ぜひこのまま続けたいと思いました。
特に音楽に合わせて太鼓をたたくのが楽しかったようで、最初こそ適当にたたいていたのが、見る見るうちにピアノに合わせて正確にリズムを打てるようになり、「ちょうちょ」や「ぶんぶんぶん」がちゃんと演奏できるようになっていました。
きちんとピアノの音が聞けていたので、曲の途中でいきなりピアノが止まっても、自分もぴたっと止められるようになっていて、驚いてしまいました。
自分自身もこれはすごく楽しかったようで、先生に何度ももう1回!と曲を催促していました。

月1回なので通うのも大変ではないし、入会したいと思ったのですが、ここである問題が。
やっているのは月1回土曜日なのですが、ちょうどその日がこれまた月1回の保育園の役員会の日とばっちり被ってしまっていたのです。
時間も午前中で全く同じ。
せっかく見つけた教室だったのにと思いながら悩んでいると、あ!夫がいるじゃん!と思い至りました。
実は今まで夫はナツと二人で出かけたことがほとんどなく、特に療育関係は平日が多いので仕方がないのですが、ほぼ私任せだったのです。

夫はナツと二人で出かけるのは大変だからか、面倒だからか、自分から連れ出すことはありませんでした。たまには休みの日に2人で出かけてくれたらいいのになぁと思っていました。
もしかしたら、これは最大のチャンスかも!と駄目元で、夫に聞いてみることに。リトミックならナツも喜んでやるし、きっと一緒に行っても楽しめるよ~と。
すると朝早いのがちょっと気になるようでしたが、予想外にあっさりとOKの返事が。
ナツのためにはなるし、夫には今まであまり見れなかった療育の場でのナツの様子を見て、いろいろ考えたり感じたりする機会になるのではと、これは一石二鳥だ!と期待に胸を膨らませつつ見送りました。
ナツはパパとお出かけが嬉しかったのか、半分ぴょんぴょん跳ねながら家を出ていきました。

私はそのあとすぐ保育園の役員会に出たのですが、お昼過ぎに帰るとちょうど少し前に夫とナツも帰宅していました。
ナツはご機嫌。
夫にどうだった?と聞くと、「まぁ、楽しんでたよ」とクールな返事。
やはり太鼓をたたくのが楽しいようで、一生懸命取り組んでいたようです。
そして、「ナツは電車の中でだいぶ静かに過ごせるようになったね」と驚いていました。
「娘とパパの絆は深まった?」と聞くと「深まったんじゃない」ということでした。

期待していた「すごく楽しかったよ~!」という反応はなかったのですが、ナツは喜んでいるようだし、夫も問題なく1時間過ごしたようなので、これから毎月2人で通ってもらおうかなぁと思っています。
そのうち、「これリトミックでやったよね」とパパとナツにしか分らない秘密の会話が出来たらいいなと思います。

by mineyom | 2007-06-19 14:16 | 療育

なぞなぞ

月に数回受けているSTでのことです。
先生はいつも少しナツには難しいかな?と思うくらいの課題をいくつか出してくれます。
この日は「りんご」、「牛乳」、「犬」、「机」などの絵カードを8枚ほどナツの前に並べました。
今までよくやっていたように、名詞を先生が言って、ナツにカードを取らせるのかなと思っていたら違いました。
先生は「赤くて、丸くて、美味しいものなんだ」となぞなぞを出しました。
初めてのことにナツは?顔。
何度か細かいヒントを出して、「これ。りんごだよ」と先生がカードを指し示しました。

その後も「白くてコップに入った飲み物はなんだ」、「しっぽがあってワンワンなくものなんだ」と続きましたが、ナツはなぞなぞの意味がいまいちよく分らず、この日は取ることができませんでした。
しかし私は、こんなアプローチがあったのか!と目から鱗。
1歳半健診で、本を見て指差しをさせる印象が強いせいか、私はいつまでも物の名前を答えさせるのに重点を置いていました。
しかしナツもだいぶ単語量が増え、今までやっていたようなやり方だと、簡単にカードは取れてしまいます。
一段上にステップアップすべきだったのですね。

今まで「書くのもはどれ(=えんぴつ)」「かぶるものはどれ(=ぼうし)などの課題はしたことがあったのですが、その物の形状や特徴を示して、想像させるということはしたことがありませんでした。
この課題は語彙は豊かになるし、いろんな側面から物を見るようになるし、言葉によって物をとらえるとてもいい方法ですよね。
「なぞなぞ」って実はあんまり好きじゃなかったのですが、想像力を養うにはとてもいいのでしょうね。
子どもってなぞなぞが好きだし、なぞなぞの本って昔からたくさん出ていますものね。
なぞなぞってただの遊びじゃなくて、奥の深いものだったのねと認識を新たにした私でした。

by mineyom | 2007-02-01 17:36 | 療育

臨床心理の先生との面談

先日、通っている区の療育センターで、臨床心理士の先生との面談がありました。
この先生は、いろんな学校や施設で相談を受けているとても多忙な先生なので、なかなか面談の順番が回ってきません。
療育センターも非常勤で来られているため、月に数人しか診てもらえないのです。
ナツが前回この先生に見ていただいたのは8月。
そのときに、「この子は絶対保育園に入れなさい。保育園で伸びるよ」とアドバイスされ、その言葉に心動かされた私は、すぐさま保育園に見学に行き、10月から親子で通い始めました。
その後保育園でナツの大きな成長が見られ、先生のおっしゃったことは本当だった、信じてよかったと先生に心から感謝していました。
8月からのナツの変わった様子を見ていただきたかったので、次に面談できるのを心待ちにしていました。

この日は午前中に面談の予定が組まれていたので、保育園をお休みして療育センターに向かいました。
面談は保育室で行われるため、いろんな教材が置いてあるので、ナツは好きなように動き回ってご機嫌に過ごしていました。
その様子を見ながら、まずは最近の様子をお話しました。
先生のアドバイスに従って保育園に入れたこと、それから4ヶ月経つが、とても積極的になり、言葉も増えてぐんと成長したことをお話しすると、先生は大変喜んでくれました。
上機嫌で歌ったり、先生に一生懸命話しかけながら遊ぶのを見て、先生も本当に成長したね、そんなに急がなくてもいいのにと驚いていました。

しかし成長した面もあれば、それによってはっきりと見えてきた苦手な部分もあります。
今回は保育園での様子を見ていて、集団での指示に従えない、今何をすべきか、何をしなければいけないかなどの状況判断が出来ないなど、ナツの弱い面をどうサポートしていけばいいのか聞いてみました。
まぁ、指示に従えないということに関しては、同年代の子に比べればまだまだ言語能力が低いので、ナツは先生の言っている意味がよく分りません。
それを考えれば指示に従えなくても仕方ないのですが、ナツはそれ以前の、相手の言っていることを聞くという「聞く姿勢」が全然出来ていません。
ここが何とか出来るようになれば、いろんな情報を取り込んで、自分で判断することが出来るようになると思うので、大きな課題です。

先生はナツを呼んで、自分へ注意を向けさせながら話しかけました。
ナツは素直に先生に向き合い、質問に答えています。
その間先生は、ナツの足の裏をこすったり、くすぐったり、頬を撫でたりと体に触れています。
やはり、言葉だけのやり取りはまだ難しく、すぐに集中が途切れてしまうので、肌刺激を与えながら話しかけるのがとても大切なのだそうです。
肌への刺激があると、楽しいし、気持ちがよいので長い時間意識が向き、反応が良くなるそうです。。
私はその上、相手からの働きかけを受けるのは気持ちよいと感じることで、実際の接触はもちろん、言葉での働きかけも楽しいんだと、徐々に相手を受け止めていけるようになる訓練になるのではないかと思いました。

そして、今やるべきことが分らない、みんなが工作している最中に1人だけ席を立って行ってしまうというのは、見通しがつかないからだそうです。
これが終わったら素敵なお面が出来上がるなど、結果が見えないからつまらないし、これが終わったら給食だなど、先の楽しみを見通せないので、途中で飽きてやめてしまいます。
これからは見通しをつける訓練をしたらいいと言われました。
いくつか集中して課題をこなさせるようにするのですが、これは課題をやらせるのが目的ではなくて、これが終わったら次のもの、5つ終わったらおやつ、好きなおもちゃなど、これをしたらどうなるというのを分らせてあげるのが大切だそうです。
私はナツが小さいときから、説明しても分らないだろうし、どこへ連れて行っても抵抗することなく大人しく着いて来たので、ほとんどナツに目的を告げずに行動していました。
それもいけなかったんだろうなぁと思います。
これからはナツに声を掛けながら動きたいと思っています。

それから、体を鍛え丈夫にするためにも、精神面の発達のためにも運動することを勧められたので、暖かくなってきたらスイミングでもさせようかなぁと思っています。
水遊び大好きで、お風呂でもいつまでも出たがらないナツなので喜んでくれるだろうなと思います。

最後に最近ちょっと気になっていたことを先生に指摘されました。
実はナツ、2週間ほど前からものすごくどもるようになってしまったのです。
一生懸命話したいという気持ちが伝わってくるので、一過性のものかと気にしないようにしていたのですが、今まで普通に言えていた簡単な単語でもどもってしまうので、ちょっと心配でした。
先生は、一気に言葉が増えているところなので、上手く整理がつかず混乱状態なのだとおっしゃっていました。
これが落ち着いて、上手く整理できるようになったら一気に言葉が溢れてくるから心配いらないと。
これを乗り越えたら会話できるようになるよと嬉しい言葉をいただいたので、今はそれを楽しみに待っているところです。

by mineyom | 2007-01-28 12:37 | 療育

ベテラン先生

ナツは幼稚園にプラスして、週1回区の療育施設に通っています。
ここでは集団で体操したり工作したりという時間が1時間、そして自由遊びが1時間という流れになっています。
普段は保育士さんが進めていて、専門的な療育をするわけではないので、実はちょっと物足りないな・・・と思っていたのです。
小集団での取り組みはとてもいいとは思うのですが、遊びの延長という感じだったので。

この施設では、この普段の療育のほかに、専門の先生による訓練もあります。
作業療法、言語療法、心理などの時間です。
しかし先生は非常勤で、子どもの数が多いため、受けられるのは1、2ヶ月に1回です。
区の施設だからこんなものかと思っていたのですが、先週STと心理の訓練を受けて、かなり区を見直しました。
というのも、先生がとっても良かったのです。
どちらも経験が20年から30年という超ベテラン先生。
どんな質問をしても的確に答えてくれ、とっても信頼できました。
頻繁に訓練が受けられないのが残念なほどです。

STの先生は、ずっと病院で子どもの療育をしてきたという女の先生。
とってもサバサバしていて、気持ちのよい先生でした。
まずナツを見て、「発音がものすごく悪いね~!」と。
あんまりはっきり言うので、笑ってしまうほどでした。
しかし発音に関しては、今は気にすることはないそうです。
今は言葉を一生懸命話そうとしているところなので、今発音の訓練をしても話すのが嫌になるだけで、あまり意味がないそうです。
本人が小学生くらいになって、周りの人とのやり取りがし難いなど自分で感じ、自ら上手く話せるようになりたいと思った時にやればいいのだそうです。
そして本人がその気になったときならば、すぐに発音は良くなるということでした。

なるほどな~と思います。
確かに今、つたないながらも一生懸命2語文を話すようになって来ていて、少ない語彙ながら、相手に伝わるよう、言葉を駆使して訴えようとしているので、上手く話すよりも、その姿勢が大事なんだろうなぁと思います。

そして、その先生のSTのやり方にも驚きました。
全く課題をやらせようとせず、並べられた教材(シャボン玉やキャラクターのスタンプなど)からナツが自由に取ってやるのに任せ、先生のほうからはほとんど働きかけることがないのです。
時々さりげなくフォローしたり、導いたりはするのですが、それがとっても自然なので、ナツも抵抗することなく、伸び伸びとやっています。
その姿はとても楽しそうでした。
今まで個別療育というと、先生が課題を提示してやらせるというスタイルばかりだったので、療育中のナツの生き生きとした姿に、目からうろこ状態でした。

先生は楽しくやっているときが一番伸びる。無理に課題をやらせてもあまり意味がない。という考えでした。
今までなるべくほかの子に追いつくようにと、多少無理をさせてきたところがあるなと思っていたので、果たして課題をこなさせることに意味があるのかと立ち止まって考える機会となりました。

実はナツは、この区の施設のほかに、民間のクリニックの療育にも通っていて、そこでは課題がキッチリと決まっていて、それを1つ1つきちんとこなすというスタイルをとっているのです。
そこでナツは、毎週かなりの抵抗を示すのです。
つまらないのか、反抗期も手伝ってなのか、とにかく素直に先生の言うことを聞きません。
すぐに寝転がってしまったり、できることも無視してワザとやらなかったりとかなり荒れています。
先生もまだお若いので、やらせようと必死になるのが伝わるので、余計やらないのかもしれません。
ここに通っていて意味があるのかなぁと感じてしまっていました。

楽しくなければ伸びないというのは本当だと思います。
ただ、これから小学校に入ることを考えると、多少無理にでも、きちんと課題をこなすという事を教えていかなければならないのかとも思います。
でも、今という時期は、小学校に入るためにあるのではない。
この3歳という時も、楽しく大事に過ごして欲しい。
どういう道をとれば一番いいのか、難しいですね。

by mineyom | 2006-08-30 17:23 | 療育

発達検査

金曜日の午後は発達クリニックへ行ってきました。
うちからバスを使って30分ほどのところにある、子どもの発達専門のクリニックです。
言語療法士、作業療法士、理学療法士などの専門家の先生が療育指導をしてくれる心強いところです。

ナツは区の療育センターに週1回行っていますが、区の施設では専門的な指導を受けるのは月1回が限度であり、みなさんこちらの発達クリニックを併用していると聞いたので、検査と面接に行ってきました。

ナツはたっぷり昼寝をさせてから行ったので、上機嫌。
バス停からクリニックまでの10分ほどの距離も快調に歩いてくれました。
クリニックにつくと私と離れ、検査をする先生と一緒に部屋に入っていきました。
部屋のドアにはマジックミラーがついていて、ナツに気付かれることなく、中の様子を見ることができます。
先生のやらせ方が上手いのもあり、ナツは楽しそうに課題をこなしていました。
私は途中で面接に入ってしまったので、最後まで見ませんでしたが、30分ほど集中してがんばったということでした。

検査の結果は、現在1年半の遅れということでした。
前回2歳過ぎのときに検査をしたのですが、そのときからあまり伸びていないような気がすると心配していたのですが、前回と比べても着実に伸びてきているし、停滞はしていないと言われて少しほっとしました。

この検査では、現在の発達年齢が分るだけでなく、検査をしながらナツの苦手な面、手助けするべきところが見えてくるということで、私も気付かなかったナツの弱いところを、いくつか教えてもらいました。
検査をしただけで、こんな弱点が分るんだと驚くとともに、さすがプロ集団だなぁと、もう絶対こちらにお任せしようと信頼感が増しました。

ナツは単語はよく理解して、たくさん出てきているので、今度は形容詞や副詞を生活の中で意識して使うようにしてくださいと言われました。
今まで単語を増やそうと意識していたのが実って、次の段階に入ったようです。
形容詞や副詞が増えていかないと、どうしても会話が広がらないということで、これからはもう少し深みのある会話をする必要がありそうです。

ほかにナツは1点を見ることはしっかり出来るが、見比べたり、たくさんの中から探すのが苦手らしいと指摘されました。
私もちょっとおかしいなと思うところはあったのですが、発達がのんびりしているせいでそのうち出来るだろうと思っていたので、見る力が弱いということには気付きませんでした。
これからの療育を進める上でも、その点に中止してやっていくという事で、本当にありがたいと思いました。

検査の結果から、ナツの発達レベルに合ったグループに入れてもらうことになりました。
最初に問い合わせしたときには、年度の途中なので少し待ってもらうかも知れないと言われていたのですが、ちょうど空きがあり、めでたく来月から通えることになりました。
個別指導と集団指導と2コマあり、どちらもナツの発達を促すのにとても良さそうです。

療育の地盤も固まり、ナツにとって実り多い一日となりました。

by mineyom | 2006-06-23 23:03 | 療育

息抜きの場所

ナツは今週から週1回、区の療育施設に通うことになりました。
この施設は本来午前10時から午後1時半までの全日の施設なのですが、ナツは幼稚園へ通っているため、幼稚園や保育園と併用の週1回のグループになりました。
午後2時から4時までのコースです。

ここでは保育士さんや看護士さんがついてくれ、最初の1時間は歌を歌ったり、体操したり、工作をしたりと集団で行動します。
それが終わるとおやつをはさんで後は自由遊びの時間になります。
全日クラスは人数が多くにぎやかなようですが、午後のグループは人数が少なく、この日もナツを入れて3人でちょっと寂しかったです。

普段はこのような集団療育に参加し、時々個別での作業療法や言語療法など専門的な訓練が入ります。
しかし希望者が多いため、なかなか順番が回ってこず、個別療育を受けられるのは月に1回だそうです。
やはり区の施設なので、それが限界のようです。
料金も安くていいですが、今まではOTとSTをそれぞれ週1回ずつ受けていたので物足りないですね。
皆さんここのほかに、民間の施設に通って更に訓練を増やしているようです。

ただここは、保育士さんがたくさんいて、ゆっくりとしたペースで進めて子どもをよく見てくれます。
幼稚園などで受ける刺激は莫大なもので、成長の助けになるから、何とか通えるなら絶対幼稚園に入れたほうがいいといわれたのですが、それはやはり子供の負担になります。
テキパキ動くお友達の仲で、ナツは戸惑ったり、不安になったりしているでしょう。
幼稚園で頑張っているんだから、ここではのんびりと楽しく過ごして、息抜きの場所として使ってくださいと言われました。

特にナツはこの場所が気に入ったようで、上機嫌で夢中で遊んでいました。
広い室内に、乗り物がたくさん置いてあったり、小さいボールプールがあったり、滑り台があったり、おうちがあったりとナツはせわしなく動いて遊んでいました。
その中でもナツの心を捕らえたのは、子どもにぴったりサイズに作られたキッチンセット。
道具がそろった大きなキッチンと、イス、テーブルまであり、本格的なおままごとが出来ます。
人数が少ないため、保育士さんが何人もナツについて、熱心に遊んでくれます。
時間になっても帰りたくないと大騒ぎするほど、楽しかったようです。
息抜きになったかしら。

ナツも気に入ったし、家で私と2人で遊んでいるよりかはずっといいので、これから放課後クラブとして通いたいと思います。

by mineyom | 2006-06-06 23:46 | 療育

2歳の壁

「9歳の壁」というのはよく言われる言葉ですが、2歳にも壁があるのではと思いました。
2歳というと、2語文が出始める時期ですが、現在ナツはようやく2語文が少し出始めたところで、2歳の壁を越えられるかどうかというところ。
ここのところ、言葉の発達が停滞しているように見えたので、この壁がとても厚く感じました。
スピーチセラピーの先生によると、2歳前後は獲得するものがたくさんあるので、時間が掛かるのかも知れませんねということでした。

ここへ来てようやく2歳の壁に手がかかりはじめたと感じ、それと同時に反抗期は必要、自我が芽生えるのは大事ということの意味がよくわかるようになりました。
言葉というのは内面が発達して成熟し、はじめて表に現われるものです。
言葉だけが出るものではなく、理解が進み、言葉が蓄積されて話し始めます。
それは理解しているつもりだったのですが、やはりどこか言葉の表出をあせり、言葉がもっと出てくればと思っていたところがあったと思います。

しかしこのところ、ぐっと言葉が伸びてきたのです。
停滞していたのが、前に進みだしたのがわかるのです。
よく観察していると、好奇心旺盛でウロウロしたり、私のいうことに反抗したり、自分の意思を強く主張するということが、とても大事なのだと分ってきました。
どうしてもやりたくないからいろんな言葉を駆使して反抗しようととするし、これがどうしてもやりたいと何とか相手に伝わるように訴えようとします。
更にいろんなもの興味を持ってを見たり聞いたりすることで、自然に言葉が入っていくし、身についていくのだと思います。

人間周りに興味を持たずに、ぼーっと生きていたら、何かを訴えようと言葉を発しようとも思わないですよね。
訴えたいという強い意思の元、言葉は生まれるのかなと思いました。
だから自己主張が強くなるのには苦労をしますが、芽をつぶさず、どんどん出させてやるのがいいのだろうなぁと思いました。

今まで反抗することなく、なんでも素直に従っていたナツですが、最近は「ちがう!ちがう!」を連発しています。
言葉も増え、面白くなってきました。
ナツは毎日薬を飲んでいますが、嫌がることなく上手に飲みます。
薬が好きなのかと思っていたら、いつもの薬のあとに風邪薬を飲ませたら「から~い!おいしいない」と言っていました。
そうかぁ、風邪薬は好きじゃなかったのね。
今まで自分の感じたこと、思いなどは自分から口にすることがなかったので、妙に感心してしまいました。

また「幼稚園で何したの?」と聞いても答えられず、いつも何しているのか謎だったのですが、この間連絡帳に「今日はウサギを追いかけて遊びました」と書いてあったので、「今日ウサギと遊んだの?」と聞いてみたところ、「まてまて~した」とウサギを追いかける真似をしていました。
幼稚園で何したかすっかり忘れちゃってるんじゃないか?というほど幼稚園のことを語らなかったナツなので、はじめて幼稚園の様子を話して(?)くれて、本当に感激してしまいました。

親がやきもきしたって関係なしに、子どもはマイペースで進んでいくんだなぁと思います。
あせってもどうにもならず、その子の時期というものがあるので、それを待つしかないんだなぁと。

おやつ制作部隊としても、ちょっぴり成長したナツ。
この日は一緒にスフレチーズケーキを作りました。
レシピはめるさんのブログにて。
スフレチーズケーキがレンジで出来てしまうという、簡単で嬉しいレシピです。
混ぜるだけなので、ナツも張り切ってお手伝いしてくれました。
d0065459_15552454.jpg

いい香りがして出来上がり。
d0065459_15555354.jpg

口の中で溶けてしまう食感が魅力です。
2人でバクバク食べてしまいました。
家でスフレチーズケーキが楽しめるなんて感激です。

by mineyom | 2006-03-13 23:04 | 療育

療育プログラムに参加しました

日曜日。この日は、療育サークル「ハローハロー」の記念すべき第1回開催日でした。
午前中に、ナツと2人で張り切って参加して来ました。
私たちが立ち上げたサークル「ぽこ・あ・ぽこ」と、時同じくして作られた「ハローハロー」が上手くドッキングし、これから月1回、療育プログラムが行われることとなったのです。
そもそも「ぽこ・あ・ぽこ」は、情報交換したり、お互いに励ましあったりと、基本的にママたちのサークルでした。
それが子供達も参加して、楽しく活動できるようになったのですから、本当に人と人との縁というものは素晴らしいなぁと思います。

ナツの幼稚園の園長先生も、この活動に賛同してくださり、「自分にも何かできることがあれば」と、休みの日の幼稚園を活動場所として提供してくださいました。
幼稚園ならば子どもにとって安全だし、広いスペースやおもちゃなども揃っています。
本当に幸運なことだと思います。

ナツは幼稚園に着くと、勝手知ったる我が家のようなものですから、園庭をとことこ走り、入り口で靴を脱ぎました。
しかし中に入ると、今日はママとお友達がたくさん集まっています。
いつもナツが使っているお部屋でしたが、雰囲気の違いに驚いたのか、私にベッタリ張り付いて離れなくなってしまいました。
この日の参加者は12名。
お母さん、兄弟のお子さん、お父さんまで一緒に来られているご家庭もあったので、とてもにぎやかで熱気がありました。

プログラムの最初は、自由遊び。
おもちゃで遊んだり、お絵かきしたりと自分の好きなことをして、リラックスして楽しみます。
ナツは最初は「だっこ、だっこ」と言っていたものの、お絵かきを勧められるとすぐに下りて、遊び始めました。
初めての場所だったら、慣れるのにもう少し時間がかかったかもしれません。
よく知っている場所で行われたのは、ナツにとってはラッキーだったなぁと思いました。

しばらく自由遊びをした後、みんなで中央に集まり「こんにちは」の歌を歌ってプログラムがスタートしました。
歌の中で一人一人のお名前を入れて歌い、自己紹介を兼ねていました。
進行やプログラムの実行は、「ハローハロー」のメンバーさんが、第1回とは思えないほど、スムーズに進めてくださいました。
「ハローハロー」のメンバーさんは、ママさんがほとんどですが、日本で療育に携わっていた方、幼稚園の先生をされていた方、子どもに音楽を教えていた方など強力メンバーが集まっており、皆さんボランティアで活動しています。
シンガポールに来られてもご自分の経験を生かし、一生懸命取り組んでいらっしゃる姿を見て、素敵だなぁと思いました。

歌のあとは、マットをひいて「ゴロゴロ運動」をしました。
はじめは手と手と合わせて作った人間トンネルをくぐり、そのあとマットの上で寝転がって体を伸ばし、ゴロゴロと転がります。
どの子も楽しそうにやっていました。
ナツも臆することなくトンネルをくぐり、私が手を添えてゴロゴロ転がっていました。

続いて「とんとんとんとんひげじいさん」の手遊び。
短い時間で次々プログラムが進められていくので、飽きずに取り組むことができます。
ナツは手遊びが好きなので、真剣な顔をしてやっていました。
「できた!」とにっこりしたあとは、タオルブランコ。
バスタオルの中央に子どもが寝て、2人で両端を持って揺らします。
高く上げたり下げたりして、気持ち良さそうにしている子、笑っている子と反応は様々でしたが、みんな楽しそうでした。
みんな何巡かしていて、重いのにご苦労様でしたと思いました。

続いてはボールを投げて的当て。
上手にボールを投げると、タンバリンのいい音がして歓声が上がります。
ナツは片手ではまだ投げられないので、持ったままボールを的に当ててました。
それでもボン!と音がするので大喜びでした。
いつくも的があって、あちこちで真剣に投げる姿、喜ぶ姿が見られました。
どの方も子供達を一生懸命誘ってくださり、少しでも上手く行くとたくさん褒めてくださるので、私たちが傍についていなくても、子どもは楽しんでいました。
いろんな方に声を掛けられ、褒めてもらえるのは、とてもよい経験になるだろうと思いました。
私もナツを少し離れたところから見ていて、ほっと一息つけました。

体を動かしたあとは、みんなで座って紙芝居タイムです。
この日の紙芝居は「アンパンマン」でした。
少し長い絵本になるとすぐに飽きてしまうナツなので、すぐにどこかへ行っちゃうのかなと思っていましたが、大好きなアンパンマンだったせいか、最後までちゃんと座って聞いていました。
隣に座ったお友達のTくんにちょっかいまで出していて、驚いてしまいました。
Tくんの手を握り、自分のほうに引き寄せていました。
なんだかいい雰囲気を漂わせ、二人の世界を作っていました。
しかしTくんがぎゅっと抱きついてくると、最初はニコニコしていたものの、そのうち泣き出してしまいました。
ちょっと激しすぎたらしい・・・。
自分のほうから誘ったのにね~。

プログラムは最後に、「さようなら」と「ひな祭り」の歌を歌って終了となりました。
お帰りの時には折り紙で折ったお雛様と、お菓子がお土産にもらえました。
前もって人数分準備してくださったのかと、とても嬉しかったです。
ナツはお腹がすいてしまったのか、お菓子に大喜びでした・・・。

午前10時に始まって1時間半弱のプログラムでした。
途中で飽きることなく、最後まで取り組めました。
最初は嫌がるかも・・・とも思ったのですが、始終楽しそうでした。
初回は大成功だったと思います。

今回は全員合同でやりましたが、次回からは少人数に分けて取り組むことも考えているそうで、更にきめ細やかな対応がされるのではないかと思います。
これからもまだまだ進化していきそうで、先がとても楽しみです。

by mineyom | 2006-02-26 23:51 | 療育

「ありがとう」

ナツの熱は、夜寝る前には引いて、朝もいつもどおり元気でしたが、今日は念のため幼稚園をお休みすることにしました。
しかしひどくなることもなく、風邪症状もないので、病院には行かず家でのんびりしていました。
しかし家の中で2人でこもりっきりというのは、大変ですね。飽きちゃって。
かといって外に連れて行くのもどうかなぁと思うし。
手を変え品を変え、今日は相手をしていました。
やはり幼稚園に行ってくれたほうが平和です(笑)。

ところで最近ナツは「ありがとう」と言えるようになりました。
それまでは、私が「どうぞ」と言うと「どうぞー」とオウム返しにかえしてしまって、「ありがとう」が出てこなかったんです。
私自身は「ありがとう」を、ナツが小さい頃からかなり意識して使っていました。
やはり素直に「ありがとう」と言える子になって欲しいなぁと思いまして。
しかしなかなか成果は表れず・・・。

「だめー」とか「ほしいー」とかは、絵本に出てきたのを数回読んであげただけで、あっという間に習得して使えるようになってしまうのだから笑ってしまいます。
やはりナツにとっての重要度の違いでしょうか?
「ありがとう」はさらっと流してしまえるから、耳に残らないのかもしれないですね。

しかしそのナツも、とうとう努力実り、「ありがとう」を言うようになりました。
今は、何をしてもいちいち「あ~とぉ」と返してくれます。
これが聞きたかったのよ~!
やはりお礼を言われるのって嬉しいですよね。
こんなちっぽけなことにまで・・・と思うようなことにも「あ~とぉ」と返って来るので、最近私はニコニコママです。
うんうん、「ありがとう」は大事だよ!


<今日の読書>
「袋小路の男」 糸山秋子著
これも恋愛小説というのでしょうか。
恋愛小説は苦手なのですが、これは面白く読めました。

「僕はいつでもここにいます。」 西川浩幸著
私の好きな劇団「キャラメルボックス」の役者さん西川浩幸さんのエッセイ集です。
演劇に対して真剣に向き合ってきた想いを、優しい言葉で綴ってあります。
同じ劇団員の上川隆也さんとの対談もあり、かなりお得な1冊。

by mineyom | 2006-02-06 23:18 | 療育

サークル順調!

昨日はバタバタした1日となってしまいました。
この日は前から日本人会のプリザーブドフラワーの講座に申し込んでいたのですが、ちょうどサークルの会合と日にちがかち合ってしまい、最後まで講座を受けるのが難しくなってしまいました。
時間もぴったり重なってしまっていたので、どうしようかと悩んだのでが、どちらにも参加したい私、強引に掛け持ちすることにしました。

まずは講座に参加し、早めに作業をスタート。
土台を作って、あとは一通りの説明を受けたら途中で抜けて、あとは家で作業しようと思っていたのですが、今回は使う材料が多かったせいもあり、一度やり始めるとはまってしまって、なかなか席を立つことが出来なくなってしまいました。
あとこれだけ・・・と思うと止まらなくなってしまい、踏ん切りがつきませんでした。
結局1時間以上作業をして、なんとか終わりにしました。
はじめて使う材料もあったので、家で1人で出来るか不安だったのですが、先生が「来月一緒にやってもいいですよー」と言って下さったのでほっとしました。
とりあえずは出来るところまでやってみて、分らないところがあればアドバイスを受けようと思います。

11時過ぎ、日本人会からタクシーに乗り、サークルの会合が行われているコンドミニアムへ。
今回は参加者も増え、会は盛り上がっていました。
今回、会の今後に関するビックニュースがあり、皆さん喜んでおられました。
サークルメンバーさんのつてで話が広がり、私たちと時を同じくして未就学児を対象にした療育を行うサークルを準備されていた方たちと知り合うことが出来たのです。
お互い同じ考えの元活動していると言うことで、ジョイントして活動の場を広げようということになりました。

療育メンバーさん達は、以前日本で療育をされていた方や、ピアノなどの音楽知識のある方たちが集まっており、サークル活動とはいうものの、きちんとしたものです。
私たちのサークルは、ママ達が集って情報交換したり、話し合って寛ぎの場になったりというものでしたが、更にもう一つ、子供達のための場所が生まれるのです。
場所は、ある幼稚園の先生が私たちの活動に賛同してくださり、ぜひ協力したいということで、保育時間外に場所を提供して下さることになりました。

今までシンガポールにこのようなサークルがないのが不思議なくらいだったのですが、いざ始まってみると、次から次へと面白いように順調に転がって行き、この時に出来るべくして出来たサークルではないかと思ってしまいます。
今度どのように進んでいくのかが楽しみです。
サークル名も正式に決まり、またまた盛り上がってきました。
私も頑張るぞ~!

もうすぐチャイニーズニューイヤーのため、ナツが幼稚園からオレンジを2つもらってきました。
チャイニーズニューイヤーにはオレンジを送りあう風習があります。
d0065459_753218.jpg

偶然ですが、シャツもたまたまオレンジ色だった!
少し前までバナナ命だったナツですが、最近はオレンジがお気に入りです。


<今日の読書>
「卵の緒」 瀬尾まいこ
「図書館の神様」 瀬尾まいこ
読みやすかったので、同じ作者の本2冊を一気読み。

by mineyom | 2006-01-23 23:21 | 療育