残念。。。

昨日はナツの保育園のお泊り会でした。
数週間前から着々と準備が進められ、お泊り会中にあるお楽しみ会で歌う練習をしたり、グループの担当の先生へのプレゼントを作ったりと準備期間から楽しそうでした。

当日は、朝いつものように登園して、通常通りの日課をこなしました。
その後、いつもならばお迎えになるところ、そのままお泊り会の開会式が行われ、お泊り会に突入しました。

スケジュールは、午前中夕飯のための買い物に行き、開会式の後は夕食作り。
その後皆で近所の銭湯に行きお風呂。
お風呂から帰ったら園庭にて夕ご飯。
ホールにてお楽しみ会があり、夜9時には就寝です。
翌朝は6時に起床して、朝食、散歩があり、8時半のお迎えにてお泊り会終了です。

内容盛りだくさんで、皆でする夕飯作りや銭湯がとっても楽しそうで私も参加したいなぁと思うほどでした。
ナツには数日前から「皆で大きいお風呂に入るんだよ、皆で夜寝るんだよ」と話していましたが、いまいちよく分っていなかったよう。
でも慣れた保育園でのお泊まりだし、ナツのグループには年中の時に担任だった大好きな先生がいるし、夜も泣くことなく楽しく過ごしてくるだろうと思っていました。
お迎えに行くと「まだ帰らない!」と怒り出すナツなので、思う存分保育園にいれて、返って喜ぶんじゃないかと。

昨日私は、夕方過ぎから何となく落ち着かない気分。
いつもならナツを連れ帰って、夕ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、片付けをして、ナツを寝かし付けてと分刻みで動かなければいけないところ、昨日は時間に終われる必要はないのに、それがどうも落ち着かない。
今晩は何をして過ごそうかなぁと思っていたところ、電話が鳴りました。
ちょうど、お風呂から戻って夕飯を食べ始めた頃かなと思っていたところでした。

電話は園長先生からでした。
お風呂上りにナツが発作を起こしたから迎えに来てくださいと言うのです。
ああ、恐れていたことが起こってしまった。
がっくりした気持ちですぐに自転車に飛び乗り、保育園へ向いました。
ナツは発作後睡眠で部屋で寝ていました。

ナツの顔を見た途端、「ああ、残念だったねぇ」という言葉がこぼれました。
付いていてくださった先生によると、午前中のお買い物は楽しく参加し、夕飯作りでは率先して野菜を切り、上手にできたと喜んでいたそうです。
お風呂も楽しみで仕方なくて、銭湯までの道のりも走り出す勢いで、お風呂の中でもすごくはしゃいでいたそうです。
合う先生みんなに、「なっちゃん楽しそうだねぇ」と言われるほど楽しく参加していたようです。

発作の原因は、お風呂で温まりすぎ、その後も脱衣所が暑くて体に熱がこもってしまったようです。
ちょっと浮かれすぎちゃったのかな。
テンションが上がりすぎると、その後、ガタッと崩れてしまうことがあるんです。

実はお風呂で発作を起こすのはこれが初めてではありません。
お風呂好きなので、つい長湯させて発作を起こしてしまったことが以前に何度かありました。
しかしここのところ発作は落ち着いていて、お風呂でも問題なかったので、私もつい油断してしまいました。
もう少し先生に気を付けてもらえるよう、よくお願いしておけばよかったと、反省しきりです。

その他にも、連日の暑さ、毎日のプール、金曜日という条件が重なり、かなり疲れていたんだと思います。
実は朝、元気なものの疲れ気味なのは感じていて、体力がもつかなぁと心配していたのです。
しかし保育園で最初で最後のお泊り会だし、とてもいい経験になるからと送り出してしまいました。
もう少し気をつけてあげてたら大丈夫だったかもと、ナツに申し訳ない想いです。
気持ちはすごくあるのに、それに体がついていけないのが、可哀想でなりません。

ナツは保育園の車で家まで送ってもらい、そのまま家でぐっすり眠りました。
その後の夕食とお楽しみ会は参加できませんでした。
一生懸命作ったカレーだったのに、食べることは出来ず。悲しすぎる・・・。

3時間爆睡したナツは、それはそれはすっきりした顔で起きてきました。
よく寝て疲れがとれたのか、すっかりいつも通りでした。
本当に疲れていただけだったんだね。
惜しかったなぁ。もう一息だったのにね。

しかし本人は、とっても楽しくご飯を作り、みんなとお風呂ではしゃいでと楽しい思い出ばかりで、お風呂上りに何だかちょっと気分が悪くなっちゃったけど、すごく満足だったという感じなので、ナツなりに楽しんでいたようです。
みんなでお泊り出来なかった~と悲しがることはないので、それが救いです。
最後までもたなかったのは、それは仕方がないものね。

お泊りさせてあげたかったなぁと思うけど、それは私の想いで、ナツ自身はコンディションの悪い中、本当に頑張ったし、思い切り楽しんだんだから、これが「ナツのお泊り会」なんだよね。
よく頑張ったよ。楽しめてよかったね。

by mineyom | 2008-07-19 16:56 | 保育園

ママ、ぶっくりしたの~?

ナツの言葉。
心配の種の1つです。
3歳頃に、二語文がでたものの、それからなかなか進歩が見られず、2年以上足踏み状態でした。
言葉の理解力は上がってきたものの、発語はほとんど変わらないように感じていました。

幼稚園、保育園に行けば伸びるよ、そんな話を幾度となく聞き、入園すれば話せるようになると思っていたわけではありませんが、この足踏み状態からは抜け出して、簡単な会話くらいなら出来るようになるんじゃないかと期待していたところがありました。
しかしやっぱりそう上手くは行かず、ナツはひたすらマイペースで進んでいたのです。

しかし、ここへ来て、ナツの言葉がようやく前進しだしたのを感じました。
とは言っても大きな変化ではないのですが、ナツが今、周りから言葉をゴクゴク吸収して、体に溜めていっているのを感じます。

今までナツが、自分から話すのは「〇〇みるー!」「〇〇たべるー!」「〇〇のむー!」などの要求語ばかり。
会話にはなりません。
しかしその言葉に、少し奥行きが出てきたのを感じたのです。
ナツがテレビや小包を前にして、「見ていーい?」と私に聞くようになりました。
私と言葉をつなごうとしているのかなと思いました。

その後、「食べていーい?」と言い出して、おおっ「見ていーい」を応用してる、とナツの言葉にワクワクしました。
毎日少しずつ変化していくのが楽しいです。
今日はキャラメルを持ってきて「食べていーい?」と聞くので、「さっき1個食べたでしょ。もうやめようね」と言ったら、「あーあ、ママいやだな~」と言われちゃいました。
やり取りが楽しい。

タイトルの「ママ、ぶっくり(びっくり)したの~?」はナツの言葉です。
ナツが何をしたとき、例えばコップに牛乳を注いだとき、食べ終わった食器を運んだとき、1人でシャツを脱いだときなどに出ます。
でもそこは「びっくり」をつかうところじゃないんだけどなぁ。
ママは別にびっくりはしてないけど・・・と思って、よくよく考えてみると、原因はなんと私でした。

ナツが何かをやれたとき、私は大袈裟なくらいに褒めまくるのですが、その時に「なっちゃんすごーい!上手だね~。ママびっくりしたよー!」と言っていたのです・・・。
ナツが何か獲得したとき、喜びとともに驚きがあるので。
でもちょっと多用しすぎたよう。
本来「びっくり」は、そんなに頻繁に感じるものじゃないしね。

ここで言うべきは、「びっくり」じゃなくて、「ママ嬉しい」だったなと思い、昨日から言い方を変えている私です。
なっちゃん、びっくりじゃなくて嬉しいだからね~、よろしく。
でも何かをやり遂げたときに、ナツに「ママ、うれしいの~?」って聞かれたら、本当に感動してナツをムギューってしちゃいそう。

by mineyom | 2008-07-18 03:10 | 育児

プールで泳いだ?

7月1日にプール開きをしたものの、先週まで雨続きだったり、手足口病にかかったりして、なかなか思うように入ることが出来ないでいたナツ。
今週は体調もよく、暑い日が続いているので、毎日プールに入れてご機嫌です。

昨日お迎えのときに、先生に「なっちゃん、今日泳ぎましたよ!」と言われました。
ええっ!まさか!?
ナツは水遊びは好きですが、泳ぎ方を教えていないので当然泳げないし、顔を水につけることも出来ないはずなのです。

驚きながら詳しく伺うと、ナツの体勢が進化したとのことでした。
今までナツは、プールの中でしゃがんで、手で水をバシャバシャしていましたが、今日は体が前のめりになり、手をついてうつぶせの姿勢で水の中を進んでいたそうです。
正確には泳いだとは言えないですが、かなりの進歩です。

プールではお友達がかなり激しく動いているので、なかなか思うように進めないナツ。
先生の「もう上がるよ~」の声に皆がプールを出た瞬間、今だ!とばかり真ん中に行って泳ぎ始めるのだそう。先生の声、完全無視です。
「すっごく楽しそうなんですけどね~」と先生。
毎回「もう終わりだよ~」と引っ張りあげる先生に、「いやだ~!」と抵抗しながらプールをあとにするそうです。
本当に楽しんでいるようで何より。

さて、昨日の夕飯は手作り餃子でした。
準備が遅くなってしまって急いでいたので、ナツに声を掛けることもなく、1人黙々と作業する私。
それを見たナツが、私を真似て餃子を包み始めました。
手伝わせるつもりはなかったので、特にやり方も教えず、ナツの好きなようにさせていました。
せっかくのやる気を削いでもなんだし。

皮のふちに水をつけるのが面白かったようで、もういいよと言うくらい塗りたくっていて、どうなることやらと思っていたのですが、何とか5個の餃子が完成。
焼いてみると、あら・・・意外にちゃんとしてる。
どうせぐちゃぐちゃにして終わりだろうから、ナツの作品は焼くのは無理かと思っていたのに、一応餃子の形をしていました。
見よう見まねで、半分に折るということはわかったようです。
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潰されて煎餅のようですが、おおっ、ここで「たたむ」のスキルが活かされている!と思わずにやけてしまった私です。
あんなにたたむことが出来るまでに時間がかかったのに・・・きちんと半分にたたまれた餃子に、感動さえ覚えました。

by mineyom | 2008-07-17 02:49 | 保育園

発達遅滞の遺伝学的検査

前回の記事に書いた定期健診に通っている病院は、精神・神経科の専門の病院です。
だからかと思いますが、主治医の先生から「発達遅滞の遺伝学的検査」という検査のお知らせをもらいました。
発達遅滞というのは医学的用語で、知的障害のことです。

知的障害というのは、全人口の1~3%の頻度で見られ、その原因の約30~40%が染色体異常や遺伝子異常なのだそうです。
逆に言うと、それ以外は原因不明ということです。
ナツも1歳半で最初に発達の遅れを指摘されたときに、染色体の検査をしましたが、何もでませんでした。
知的障害というのは、原因が不明な場合の方が多いのだそうです。
こんなに医学が進んでも、脳というのは非常に複雑で、まだまだ解明されていないことも多いのだなぁと思いました。

原因がわからないことにすっきりしない気持ちはありましたが、大事なのは原因を探ることではなく、ナツの発達をいかに促すかということだったので、それは気にせずここまで来ていました。

そして上の遺伝学的検査の話を聞いたのです。
この検査は、自分で希望して受けるのではなく、研究のための協力という形になっています。
非常に細かい検査なので、通常個人で受けるとすれば、数百万円かかるものだそうです。
厚生労働省から委託費が出ているので、今回は無料です。

しかし患者本人にプラス、両親の遺伝子も検査するので、何か原因がわかった場合、悲しい話ですが「あっちのせいだ、こっちのせいだ」という話になる場合もあるので、受ける場合は慎重にという話がありました。
しかもいくつもの機関で検査するので、結果がでるまでには1年以上かかります。

我が家は話し合った結果、今は原因がわからなくても、数年後、数十年後に原因が解明し、治療法が発見される可能性があるかもしれない。
そうでなくでも、今後ナツと同じような障害を持って生まれた子ども達のために、少しでも役に立てばと思い、研究に是非協力したいと思って検査を受けました。

昨年の秋に受け、今回の定期健診で中間報告をもらいました。
十数種類の染色体、遺伝子が検査されていましたが、異常なしでした。
先生に、「でも脳に何かしら問題があるんですよね?」と聞いたところ、難しい話でよくわかりませんでしたが、まだ発見されていないところが、突然変異を起こしたのかもねということでした。

大きな遺伝子異常はないということなので、本当に偶発的な事故のようなものだったのかなと思いました。
現段階では無理でも、ナツが生きているまでには、何かしら発見されて、改善策が見つかるといいなぁと思います。
未来の子ども達のためにも、研究者の先生方、期待していますよ~。

by mineyom | 2008-07-15 09:56 | 療育

脳波検査

昨日はナツの2ヶ月に一回のてんかんの定期健診、そして半年に一回の脳波検査の日でした。
病院までは、乗り換え1回で、1時間20分電車に乗って通っています。
こちらの病院に通い始めた3歳の頃は、まだ電車で大人しくすることが出来ず、毎回出かけるのが憂鬱な気持ちになるほどでした。
反抗期も重なって、少しでも気に入らないことがあると騒ぐので、ヒヤヒヤし通し。
トータル1時間45分の距離ですが、毎回小旅行でもしているような気分になりました。

現在は、絵本を数冊持って行けば静かに過ごせるので、本当に楽になりました。
辛かった病院通いでしたが、そのお陰で電車では静かにするということも身に付いたし、悪いことばかりでもないかな。

脳波の検査は半年に1回行っています。
1歳7ヶ月で初めて発作を起こし、それから薬を飲み続けていますが、なかなか発作を抑えることは出来ませんでした。
回数は減るものの、熱が出たり、体調が悪いと発作がでていました。
しかし今は調子がよく、去年の秋頃から発作が抑制できています。

それでも脳波の検査をすると、まだてんかんの波は出ているのですよね。
先生によると、現在は薬で発作をコントロールできているが、脳波が正常に戻ったわけではない。
特に、5~6歳というのはまだまだこれから脳が活性化する時期で、興奮することも多いのだそうです。
好奇心が旺盛になり、脳が興奮すればそれだけ過敏になる。
しかし年齢的にそれは必要なことで、脳の発達のためには多少仕方がないということでした。
確かに、まだまだ発達してもらわなくちゃ困るもんね。

今のところ薬でコントロール出来ているので、このまま行きましょうということになりました。
年齢がもう少し上がると、脳が落ち着いてきて、今度は自分で抑制しようと働くようになるそうです。
そうなると、脳波も過敏な部分がなくなり、減薬→薬停止となるようです。
でもそれは、まだまだ先のこと。
脳波検査と薬とはしばらく付き合うことになりそうです。

脳波検査は、頭に電極を付けて脳波を取るだけの、痛みもない、難しくはない検査ですが、検査時には寝かせなければならないので、それが結構大変だったりします。
ナツもなかなか寝てくれなかったり、途中で起きてしまったりと、毎回苦労していました。

しかし今回はベッドに寝かせても目を開けてしまうナツに、検査技師さんが「眠ってなくても、電極付けていいですか?」というので、大丈夫かなと思いながらOKしました。
この電極つけるのが時間がかかって、途中で起きてしまったこともあり。
寝入るのを待っていたら、検査時間が押してしまうのです。

ナツはウトウトとまどろみながらも、目はしっかり開いています。
嫌がって動いちゃったらどうしようと思っていましたが、ナツはじっとして、大人しく電極をつけられていました。
今まで完全に寝入らなきゃ検査できなかったのに!
何だこれ~!と電極をまとめて引き抜こうとしたこともあったのに。

電極をつけ終わったあと、「もう寝ていいよ」というと、しばらくしてすーっと寝てしまいました。
脳波検査は上手く寝られないと、次回にやり直しということになってしまうので、毎回親の方が神経を使い、疲れる検査でした。
本当に楽になったなぁと力が抜けてしまいました。
こんなところでも成長を感じました。

by mineyom | 2008-07-12 00:40 | 療育

自分でやろう

前回の記事では、たくさんのコメントをいただき、本当にありがとうございました。
皆さんの心のこもった熱心なコメントで、とても力づけられました。
心の狭い自分を反省するとともに、自分達のペースで進んでいけばいいんだとやる気が沸いてきました。
本当にありがとうございます。

体験入学では、ナツのいいところも、まだまだなところも全て出たなと思いました。
私はそれを見て、喜びもし、腹立たしくも感じ。
なんで親はこう、感情が揺れてしまうんでしょうねぇ。
笑っても怒っても、ナツはナツのままで、そこに変わらずいるというのに。
親がただ右往左往しているだけなのかなぁと思います。

ほんとナツは、ただそこにいるだけで親のごまかしを許さない。
お気楽に生きてきた私を鍛えてくれますわ。
自分のことでこんなに悩んだことないですもの。
いや、子どものことだから悩めるんですね。

しばらく気持ちがまとまらず、ブログは数日お休みしてしまいましたが、ナツへの「自分でやろう」は実践していました。
小学校入学前のこの時期に、ある程度形を作っておかないと、あとで後悔することになりそうだと思って。

いかに今まで、ついつい私が手を出してしまっていたか、実感しました。
だって、かかる時間が全然違うんです。
褒めてやる気を出させ、自分でやるようにしていく。
地道に繰り返すしかないですね。
これはかなり私の忍耐力が必要です。
なんというか、ナツって本当にやることが遅いんです・・・。

去年療育に通っているときに、ママたちで「子どもになんて怒ることが多い?」って話になったんですが、私はなかなか思いつきませんでした。
他は男の子ばかりで、元気いっぱいに動き回っている子が多かったので、「うるさい!」「じっとしてて!」なんて答えが多かったのですが、ナツはじっと動かずその場で大人しく遊んでいる子なので、よく考えたらそういうことで怒ったことはない。。。
いつもなんて言っているかなぁとつらつらと考えてみた結果、「『ちゃっちゃとして!』かな~?」と答えたところ、「なにそれ~!」とママたちに大爆笑されました。
でも本当に、振り返ってみると、私がナツに言うのって、「早くして!」みたいなことばかりなんですよね。

今は(なるべく)それも封印して、親子でがんばっています。
「待つ」そして忍耐強く繰り返す、それをモットーに。
小学校入学する頃には、全部自分でお支度できるとママは楽だなぁ。

by mineyom | 2008-07-10 10:01 | 就学

ドキドキの体験入学

今日はうちから歩いて20分ほどのところにある、N小学校の特別支援学級へ体験入学してきました。
ちなみに「ドキドキ」したのは私です。
ナツには「今日は学校へ行くんだよ。お兄ちゃん、お姉ちゃんがいるよ」と話していましたが、来年小学生になるんだとは、まだいまいちわかっていないナツ。いつも通りのマイペースで気負いは全くありませんでした。

今日はこの間面談してもらった、学務課の相談係の先生もいらしていました。
この体験入学の様子も判断の基準になると聞いていたので、ナツの様子をじっくり観察されるのね~とちょっと緊張。
しかしこの方は味方なんだとしばらくして気付きました。

最初に校長室に通されたのですが、ここで校長先生、副校長先生とご挨拶。
先生達の真似をして「よろしくおねがいします」は何とか言えたものの、「お名前は?」「いくつ?」の質問には全く答えない!
ナツしてみればよく知らない場所に連れてこられて、いきなり質問されてと訳のわからない状態だったのでしょうが、それくらい答えて欲しかった・・・。
どうしてよいかよく分らないときのヘラヘラ笑いを浮かべていました。
しかしここは、相談係の先生の「照れちゃっているのよね~」のフォローで、事なきを得ました。

続いて校長先生、副校長先生、相談係の先生、私、ナツの5人で、特別支援学級へ。
ちょうど1時間目の終了間際で、教室に入るとナツはすぐに前に連れて行かれ、クラスの皆へ紹介されました。
ここでも笑みは浮かべているものの、緊張しているのは明らか。
何も話すことが出来ませんでした。

ナツの机もちゃんと用意されていて、4年生のお兄ちゃんがナツの手を引いて席に案内してくれました。
と同時に1時間目が終了したので、チャイムとともに何人ものお兄ちゃん、お姉ちゃんがナツのところへやってきました。
握手したり、「よろしくね」と「ぼく〇〇だよ」などといろいろ声を掛けてくれました。
特に6年生のお兄ちゃんは、ナツの手をずっと握り締めながら、「果物は何が好き?みかん?バナナ?」と話しかけてくれていました。

ナツも多少戸惑ってはいたものの、みんなの歓迎を喜んで受けていました。
支援学級は、1年生から6年生までが揃っているのがいいなと思いました。
優しい子が多く、ナツが1年生で入ったらよくお世話してくれそうだし、刺激もたくさん与えてくれそう。
ナツ自身も2年生、3年生と上がっていったら、上の子に習って下級生のお世話をするようになるんじゃないかな。
穏やかな環境での優しい刺激、求めていたのはこれだなぁと支援学級に大きく心が動きました。

2時間目は音楽の授業。
ナツも輪の中に入れてもらって、一緒に授業を受けました。
最初は歌の本をそれぞれ見ながら、みんなで歌を歌いました。
ナツも知っている歌ばかりでしたが、元気いっぱいのお兄ちゃん、お姉ちゃんに圧倒されてしまったのか、見ているだけで精一杯という感じでした。
でも周りをチラチラと見て確認しながら、この環境に馴染もうとがんばっているのはわかりました。
私の方も何度か振り返って確認していましたが、席を立ってしまったりすることもなく、ずっと集中して授業に参加できていました。

授業の半分を過ぎたころには、だいぶ緊張も薄れてきたのか、「七夕」の歌に合わせて鈴を鳴らしたり、歌に合わせて掛け声をかけたりしていました。
よくがんばっていたと思います。

2時間目が終わると、休み時間の間ナツはお兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでてもらい、私は校長先生、支援学級の主任の先生、相談係の先生と校長室でお話を。
校長先生、支援学級の主任の先生からは、トイレは大丈夫ですか、着替え、食事は大丈夫ですか、ひらがなの読み書きはどうですかなどいろんな質問をされました。
文字にはまだ興味はありませんが、他は大丈夫ですと答えましたが、支援学級の主任の先生は、ナツが緊張で固まってしまい、自分からなかなか動くことができなかったのが気になったようで、「いつもあんな感じなんですか」と何度も聞かれ、歓迎ムードではないような。

ナツは授業時間中ずっと大人しく座っており、いわゆる扱いやすい子であるので、先生は楽なんじゃないかなと思ったのですが、やはり入れるのならなるべく軽度の子がいいと思っているのかな・・・と思ってしまいました。
校長先生、支援学級の先生は結構厳しく、ナツを見定められている感じがしました。
それは仕方がないのかな。

しかし相談係の先生は、初回面談のときからナツに好印象を持ってくださっていたようで、授業の様子を見た後、「希望通りに支援学級で決まると思いますよ」と言ってくださいました。
これは嬉しかったです。

しかし最後、校長先生、相談係の先生に昇降口でお見送りをしていただいたとき、ここにきてナツが爆発!
上靴を靴に履きかえるのですが、促してもなかなかやろうとしない。
ナツは技術的には出来るのですが、やる気に乏しく、調子が悪いときはスムーズに行かないことも多いのです。
いつもと違う場所、違う人で疲れたこともあると思うのですが、それが最悪の形に・・・。
校長先生が見ている前で、「できない!」と叫び、いきなり靴を投げた!!
ひゃ~、最悪だぁ!私も一瞬硬直。

なんとか宥め、靴を履かせたものの、これってかなりのマイナスポイント?
身辺自立は出来てるって言っちゃったのに、校長先生どう思ったかなぁと不安になりました。
でも、出来ているっていうのは、どんな時にも、どんな場所でも出来て初めて完璧に出来るものなんですよね。
それはよくわかっています。これがナツの実力なんだよね。取り繕ったって仕方ない・・・。

しかし、ここまで何とか上手く行っていたのにと、がっくりきてしまって、「靴ぐらいちゃんと履いてよ~!!」と叫びたくなりました。
靴履けなかったら、判定に影響でるのかしら。
ナツはすごくがんばったのに、褒めてあげる余裕もなく、最後の1件でど~んと凹む私。
今になって反省です。

私が悪かったんだよね。
いつも時間がなかったりして面倒だと、手を出してしまっていた。
できないと言えばやってもらえるとナツは思っちゃうよね。
これからは全て時間に余裕を持って行動して、もう絶対手は出さない、ナツに自分で出来るようにやらせようと決意しました。
どのみち入学までには完璧にしておかなければね。
それには私の努力も必要ですね。

相談係の先生からはいいお話が聞けましたが、本当の判定はこれから。
どうなることかわかりませんが、クラスの一員として過ごしてるナツの姿は鮮明に心に残りました。
この気持ちを、就学相談では伝えていきたいと思います。

by mineyom | 2008-07-07 16:56 | 就学

保育園の夕涼み会

昨日はナツの保育園の夕涼み会でした。
ナツのいる年長さんはお神輿を担ぐということで、1ヶ月ほど前から、お神輿の作成、担ぐ練習と当日に向けて準備していました。
先生の話では、「お神輿にはなかなか近づけないのですが、ついて歩きながら「ワッショイ!ワッショイ!」と掛け声をかけて楽しんでいますよ」ということだったので、喜んで参加している姿が見れそうだなと楽しみにしていました。

当日私は焼きそばの出店の売り子担当だったので、用事があってスタートに間に合わないという夫に変わって、ナツはじいじと一緒に夕涼み会に参加。
ピンクの甚平を着てご機嫌です。
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普段は自転車で通っている道を、行事のときは自転車禁止なので歩いていったのですが、ナツの足で25分掛かるところを、しっかり歩いていました。

夕涼み会が始まると、すぐにお神輿担ぎがありました。
それぞれの似顔絵を貼った、手作りのお神輿です。
クラスの子20人で、元気な掛け声をかけて園庭を周っていました。
私は売り子をしていたので、お店の前を通る数秒間だけでしたが、ナツの勇姿はばっちり見えました。
先生の話では皆に押されてしまって上手く担げないようだったのに、ナツはお神輿をしっかりと握っていました。
離されることなく、ちゃんとスピードに乗ってみんなと一緒に担いでいました。
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お団子にしている先生のすぐ手前にいるのがナツです。

お神輿は園庭を2周しました。
1周目は付いて行っていましたが、途中で嫌になっちゃったり、疲れちゃったりして離れてしまうんじゃないかなとドキドキして待っていたのですが、2週目お店の前を通った時も、ナツは1周目と同じようにしっかりとお神輿をつかんで、楽しげに歩いていました。
その姿に、思わず涙がこぼれそうになってしまいました。
最後までみんなと一緒に、楽しそうに参加している姿が見れて嬉しかったです。

去年までは、行事に参加しているものの、ただ見ているだけだったり、先生にサポートされていたりしました。
自ら積極的に取り組んでいる姿は初めてで、今年の行事では、嬉しい姿がたくさん見れそうだなと楽しみになりました。

お神輿を担いだあと、盆踊りなどもあったのですが、ナツは疲れたのか出店を少し見た後、眠ってしまいました。
それもまたナツらしい。
本当に頑張ったんだよね。

先生方にも「よく頑張ったね」とたくさん声を掛けてもらいました。
思い出に残る夕涼み会になりました。

by mineyom | 2008-07-06 12:13 | 保育園

何を求めるか

何だか眠れずに、つらつらと考え事をしていました。
特別支援学級に心引かれながらも、確信のもてない私です。
しかし考えているうちに、1つの事柄が見えてきました。

「特別支援学級は、普通の子と交流し、刺激を受けることが出来る。」
確かにそうだな、それが利点だなと思っていました。
しかしそれは言葉だけの理解で、実際それがナツのどの部分に関わってくるのか、それが本当に大きく意味のあることなのか、よく分らないでいました。
だから確信が持てなかったのだと思います。

じっくりナツの普段の様子を、思い出してみました。
ナツは大人とのコミュニケーションは結構とれる。
しかし実は子どもは苦手です。
大人は自分に合わせて接してくれるが、子どもは予想がつかず、勢いが激しくて対処するのが難しいからでしょう。

もともと自分から働きかけることは少なく、一人で黙々とブロックをやっているのが好きです。
周りを見て真似して、自分の力にしていくということが苦手です。
そして、嫌なときは嫌と相手に意思表示することが出来ません。
人懐こいように見えて、実は社会性はそれほど育っていません。

そんなナツ、保育園に通い始めて徐々に周りを見ることが出来るようになって来ました。
少しずつお友達の名前も出始め、関心がでてきました。
やっと周りの子ども達と関わるための、入り口に立ったところです。

ここをもっと強化したい。
これから花開いていきそうな可能性を伸ばしたい。
やっとここまで来たものを、止めてしまいたくない。

特別支援学校では、自分から働きかけていかなければ、お友達との関わりは難しいと思いました。
それはまだナツには無理です。
今のようにシャワーみたいに勝手に降ってくる子ども達のパワーが、ナツには必要。
支援学校では先生とのやり取りが多かったので、ナツもそのまま努力することなく、変わらず過ごしてしまいそう。

そのために特別支援学級に入れるんだ。
やっと自分の中で、答えが出てきました。
求めるものがいろいろありすぎて、何が今一番大事かということが自分の中で整理できてなかったなと思います。

これから就学相談するにしても、親が確信なく、本当にこれでいいのかなと悩みながら話をしているようでは、相手にも伝わらないし、訴える力もありませんよね。
改めて、子どもの進路を選ぶには、子どもの特性をよく分っていなければならないんだなと思いました。
思い込みか、願望のフィルターがかかっていて見えづらくなっているのか、親が見定めるのは結構難しいけれど。
就学先を決めるのって、本当にしんどい作業だなぁ。

しかし1つ見えたものがあったのですっきりしました。
これで眠れそうです。

by mineyom | 2008-07-04 02:35 | 就学

特別支援学校 見学その3

2日連続で特別支援学校(養護学校)の見学です。
今度は県立の学校。こちらは見学の予約をして行って来ました。

さすが県立ということなのか、昨日の学校に比べて設備の充実度にまずびっくり。
公立小学校よりも大きいかもと思うほどの体育館、広い室内プール、パソコンルームと環境面は素晴らしい。
生徒200名弱に対して、ゆとりのある校舎、広い敷地が確保され、先生は生徒の半数近くいる。

これだけの設備が整い、これだけの数の熱心で専門性のある先生が揃うというこの恵まれた環境。
入れないのは勿体ないんじゃないかとさえ思ってしまいました。

案内をしてくれたコーディネーターの先生は非常に丁寧で、じっくりと時間を掛けて校内を見学させてくれました。
小学部低学年はプールの時間。高学年は生活単元学習で紙すきをしていました。
じっくり課題に取り組んでいる姿が良かったです。

この学校では、認知学習に力を入れているということで、午後の時間はそれに当てられていました。
数字のマッチングから線引きに始まって、出来る子はひらがなや足し算もしていました。
個別に合わせて課題をしているそうです。

先生の数も必要だし、個別の課題を用意するのは大変ということでしたが、それを特色として取り組んでいるようで、他ではそこにあまり力を入れていないだろうと思いますとおっしゃっていました。
日常生活の指導、生活単元学習、認知学習と1日の時間割のバランスがとてもよく、大変気に入りました。
特別支援学校に決めたら、ここがいいかなと思いました。

特別支援学校か、特別支援学級かどちらにするか決めるのはもちろんですが、その中でも合う学校合わない学校があると思うので、それぞれこの学校がいいなと思えるところが見つかってホッとしました。(特別支援学級では見学その3の学校がいいと思っています。)

夏の学校見学は、これでひとまず区切りがつきました。
全部で8校見学して、各学校で特色があり、学校に何を求めるかじっくり考える機会にもなって、とても勉強になりました。
次は学校体験、知能検査といよいよ学校を選ぶ段階に入っていきます。
ナツの自然体を大事にして、進めて行きたいと思います。

by mineyom | 2008-07-03 07:50 | 就学