障害のある子のための 体操教室

ナツが新体操を習い始めて1年半。
1年半前に、学校の同じクラスのTちゃんのママに「一緒にやらない?」と誘われて始めた新体操。
ナツに運動をさせたかったので、二つ返事で了解したけど、その時は障害がある子のための教室は、通える範囲には見つかりませんでした。

仕方なく、見学に行って快く迎えてくれた教室で、普通の子達と混ざって頑張ることにしました。
3歳から小1までの子のクラスでしたが、みんなと同じようにやるのは難しく、私が手助けしながら、真似するという感じでした。

しかしできない動きも多いので、ナツの気はすぐ逸れてしまう。
隣でやってる英語教室が気になって、レッスン中に「えいご やりたい~」と言い出すことも。
一緒に始めた子達がどんどん上達していく中、そろそろ厳しいかなぁと思っていた7月。
Tちゃんママが「こういう子達のためのクラスを新しく作ってもらえないかなぁ」と言い出しました。

それができれば理想的。
2人のために新しいクラスを作るのは難しいかなぁと思いつつも、先生に話を持ちかけてみました。

すると、あっさり「いいですよ~!」というお返事。
先生も、ナツやTちゃんが気になりつつも、クラスの人数が多いので、思うように指導できなくて心苦しく思っていたよう。
もっとじっくり見てあげたいと思っていたんです。とおっしゃって下さいました。

ただこの教室は、民間の保育園の部屋を借りて行っているため、園長先生に許可を取ってくださいと言われました。
しかしこの園長先生は、普段からレッスン中に様子を見に来て、優しく声をかけてくれる、障害のある子にとても理解のある先生。
お話を持っていくと、「もちろんいいですよ!できることがあれば何でもさせてください」と大賛成してくださいました。

Tちゃんママと、難しいかねぇと言いながら始めたことだったので、とんとん拍子に話が進み、え?本当にいいの?と戸惑うくらいでした。
声を上げてみたら、思った以上に暖かく協力的な声が返ってきて、ありがたいなぁ、応援してくれる人はたくさんいるんだなと感謝の思いでいっぱいになりました。

しかし保育園の事務の方には、「できれば5人は生徒さんを集めていただきたい・・・」と言われました。
それはそうですよね~。商売ですもん。
採算は取れないとね。

ということで同じクラスの子達やお友達に声を掛けてみました。
ぜひやりたい!という声が多かったのですが、曜日や時間が合わない子が多く・・・。
ちょっと焦りましたが、同じクラスの1年生の女の子と隣の学校の支援学級の4年生の女の子2人が参加してくれることになり、ちょうど5人そろいました。

男の子にも声をかけたのですが、たまたま大人しめの女の子ばかりとなり、穏やかな雰囲気で、この9月から教室スタートしています。

ナツとTちゃんが習っていたのは新体操でしたが、器具の扱いが難しいこともあり、先生にはジャンルにはこだわらないので、楽しく体が動かせればとお願いしました。

先生は毎回バランスボールや縄跳びなどいろんなものを持ってきて、みんながどれくらいできるのか確かめながら、楽しみながら自然に体を動かせるように、いろいろ工夫して下さっています。
先生は新体操のほかにもヨガやジャズダンスなんかも教えていて、バランスボールの指導インストラクターも持っているという万能先生だったのです。

意欲的に取り組んでいる姿に、体を動かす楽しさを知って欲しいという熱意がすごく伝わってきて、本当にありがたい気持ちでいっぱいになります。
それでも、無理せず、飽きそうになったらパッと動きを変えたりして、指導も上手です。
先週やったバランスボールでは、ナツは楽しくて楽しくて、最後までずっと笑い通しでした。
途中で飽きてしまった新体操とは大違い。
本当によかったと思います。

保育園の事務の方に、この教室も広告に載せたいのですが、「なんというクラス名にしましょうか?」と少し遠慮がちに聞かれました。
Tちゃんママと、「「障害のある子のためのクラス」と載せてくださってかまいませんよ」と答えました。
普通の子のクラスだと間違って問い合わせが来ても困ってしまうだろうし、何よりも、障害があるけど習い事をさせたいと思って探しているお母さんの目に留まったらいいなと思います。

そんな教室がなくて困った経験があるので、このクラスを作ったことで、喜ぶ方がいたらいいなと思うのです。
そして、仲間がたくさん増えたら嬉しいな。

by mineyom | 2011-09-30 13:17 | ナツの習い事

秋の味覚 満喫♪

三連休の最終日は味覚狩りへ。
みんなで、成田の農園へ行ってきました。

収穫できたのは、栗、さつまいも、落花生。
まさに秋の味覚。
女子にはたまらないラインナップです(^^)

ナツも長靴を履き、軍手をはめて、装備は完ぺき。
やる気満々です。
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まずは栗拾い。
栗の木の下一面に、イガが落ちています。
もうシーズンも終わりごろなので、ほとんどの栗は取られてしまっていましたが、よく探すとまだイガの中に眠っているのもありました。

ナツも最初は「いたい~」と言って嫌がっていたのですが、途中までむいてあげると、上手にイガからはずせました。
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「わたしの くり~」
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お次はさつまいも。
太ったお芋がたくさん取れました。
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最後に落花生。
落花生ってこんなふうになっているんですね。
こんなヒョロヒョロの茎の下に、落花生が鈴なりになっているなんて。
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みんなで頑張った、この日の収獲です。
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落花生は、その場で茎から外して持って帰りました。
ナツも一生懸命、外してくれました。
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とってもいい体験ができました。
ナツが嬉々として作業をしていたので、もっとこういう体験をたくさんさせたいなぁと思いました。
体を動かすのもとってもいいことだし、そこへ行かないと触れられないことってたくさんありますよね。

今までは、怖がってやらなかったり、上手く出来なくて結局私がやってしまったりということも多かったのですが、だいぶいろんな事が出来るようになったなぁと感じました。

基本インドア派で、休みの日に遠出することも少なく、ナツの喜びそうなところへ連れていくこともあまりなかったのですが、これからはドンドン外に出なくてはなぁと思いました。
今しか体験できないことを、いろいろさせてあげたいと思います。

by mineyom | 2011-09-27 14:01 | 育児

お風呂 満喫♪

昨日の3連休の真ん中、我が家はお風呂を楽しみに行きました。
夏休みは夫の出張続きで、お出かけらしいお出かけもできず、なっちゃんごめんね~状態だったので、その埋め合わせに張り切って出かけてきました。

目指したのは、大江戸温泉物語 浦安万華郷 です。

ナツは大のお風呂好き。
小さい頃から、どんなに疲れてても、眠くても、「お風呂入らない!」などと嫌がったことが一度もありません。

そんな子なので、温泉旅行にでも連れて行ってあげたいのですが、悲しいことにナツは長風呂できない子・・・。
体温が上がるとてんかんの発作が起こるため、発熱のほか、熱いお風呂が危険なのです。
過去何度か、お風呂で発作を起こしてしまったことがあります。
はしゃいでいた次の瞬間に意識が遠のいてしまって焦ったこと数回。
いつも私と入って、さっと出てしまうので、好きなお風呂に好きなだけ入れないのは可哀想だなぁと思います。

浦安万華郷には、水着で入る屋外のお風呂ゾーンがあるので、ここならば思う存分お風呂気を味わえるだろうと期待いっぱいで入場しました。
ナツは「プール!プール!」と待ちきれない様子。

連休中でしたが、11時のオープンと同時に入ったので、人もまばらでノビノビとつかれました。
屋外のお風呂ゾーンは温水プールのような感じで、温度設定も34℃~38℃くらいで、長くつかってものぼせない温度。
緑いっぱいの中で、たくさんの種類のお風呂があり、端から順番にすべてのお風呂を楽しみ、ナツもすごく喜んでいました。
出たり入ったりなので飽きることもなく、昨日はお天気も良く、風が気持ちよくてすごく快適でした。

1時間半ほど楽しんだ後、屋内に入り、お昼ごはんに。
屋内は、大人は作務衣、子どもは浴衣で過ごします。
施設内にいくつも食事処があり、畳の上でゆっくり寛ぎながら、食べられました。
施設内は江戸の町風に作られており、お店を見て回るのも楽しいです。
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ご飯のあとは、リラックスルームで、1人1台リクライニングチェアに座り、休憩タイム。
ナツは1時間ほど、気持ち良さそうに寝ていました。
お風呂に入って、ゆっくり寛いで、天国です~。

その後、今度は屋内のお風呂に入り、温泉にきた~という気分もしっかり味わえました。
こちらも温度設定が低めのお風呂がいくつかあり、ナツも心配なく楽しめました。

トータル6時間以上施設内に。一日遊べました。
全身すっきりさっぱりして、心地よい疲労感を感じながら帰路につきました。
ナツも「おふろ たのしかったねぇ」と何度も言ってました。
ナツが喜んでくれれば、それで充分。幸せです。

昨晩はみんなで早寝。
ぐっすり眠れました。

by mineyom | 2011-09-25 18:27 | 育児

ナツ 行方不明になる

昨日なっちゃん、校内でプチ行方不明になっちゃいました。

3年生になってから、音楽の授業にプラスして、朝の会も交流に行くようになったナツ。
ナツのクラスには同じ学年にあと2人男の子がいるので、いつも3人で連れ立って、3年生の校舎まで行くのだそうです。
それぞれ1組、2組、3組とクラスは違うのだけれど、同じフロアにあるのでナツはいつも男の子2人にくっついていく感じで、教室まで行ってました。

しかし昨日は朝の支度の終了時間がバラバラだったので、それぞれ1人ずつ交流学級へ向かったのだそうです。
3年生の教室は、渡り廊下を渡った隣の校舎にあるのですが、先生も「いつも行ってるんだから大丈夫よね」とナツを送り出しました。

しかし朝の会の時間が終わり、1時間目が始まってもナツが帰ってこない。
男の子二人は戻ってきているのに、ナツだけ帰ってこない。
どうしちゃったのかしらと思って、先生が交流学級へ行ってみると、担任の先生は「え?今日はなつきさん来てませんよ」と。

なっちゃんどこ行っちゃったの~!?
大慌てで、交流学級と支援学級の教室を往復して探すけど、どこにもいない。
ナツは行動的とは正反対のタイプで、勝手にどこかへ行ってしまうということがないのに、おかしいなぁと先生が走り回っていると、校長先生に遭遇。

校長先生に「なつきさんを捜索中なんです~」と言うと、「なつきさんならパソコン室に行くって言ってましたよ」とのお返事。

へ?!パソコン室?!
どうしてそんなところにと思いながら、パソコン室に走ると、確かにナツがパソコン室前の廊下で1人ぽつんと立っている。
パソコン室は3年生の教室と同じ校舎にありますが、地下1階。
その時間は使われていなかったので、暗~い廊下で1人佇んでいたそうです。

あとからよく聞いてみると、渡り廊下を一人歩くナツに出会った校長先生、「あら、なつきさんパソコン室に行くの?」と聞いてしまったそうなのです~!
確かに週に何度もパソコンの授業があって、よく行っている教室なんですが。
そのとき、「わたしはパソコン室に行くんだ」と交流学級からパソコン室へ切り替わってしまったのでしょうね。

ナツは普段からも自己主張が弱く、相手から断定的に言われると、自分の意思に反することでも従ってしまうことがあります。
今回も、あれ~、おかしいなぁと感じながらも、そうか、私はパソコン室に行かなきゃいけないんだと思ってしまったのかもしれません。

時間にして20分ほど。
誰もいない暗い廊下で一人きり。
そこで「あれ?なんか違う」と教室に戻ったりはできないんですよね。
困ってはいても、どうしたらいいか、わからなくって動けない。

先生が「パソコン室じゃなくて、3組さんでしょう」と言ったら、「あー、しっぱいしちゃった~」と言っていたそうです。

先生が、これからはカードを持たせないといけませんねと言ってました。
「わたしは今、〇〇に向かっています」というカードです。
周りに左右されず、まっすぐ目的地に行けるように。
なっちゃん次は間違えないようにね~。

by mineyom | 2011-09-21 09:13 | 小学校

支援学級では しんどい?

前回に引き続き、1学期終わりの個人面談での話です。
面談の後半は、ナツの学校での様子を聞きました。

先生のお話は、全てのこと、1つ1つに時間が掛かり過ぎる。
一言でいうと、それに尽きます。
まぁ、それは入学した時から変わらないんですが。

それでも、毎日同じことを繰り返して学校生活を送っていく中で、もう少しどうにかなると思ってたんですよね~。
少しずつ、行動スピードも上がっていくのではないかと。
しかし超マイペースなところは全く変わっていないようです。
それは家でも同じことなので、ナツがどんな様子なのかは、目に見えるように分かるのですが。

何をするにもクラスのみんなから遅れをとっていて、何でも一番最後でモタモタついていくという感じのようです。
先生も、1.2年生の頃はもっと早く行動するようにしましょうと言って、いろいろ対策を考え努力してくれていたのですが、ナツがあまりにも相変わらずなので、これはもう、なつきさんの特性だから・・・という雰囲気になってきてしまっています。

学校には時間割があり、それに合わせて行動しなければなりません。
みんなが1時間でやることを、ナツは半分くらいしかできず、中途半端なまま、「もうこれはいいから早く次に」となってしまい、たえず追い立てられるような感じになってしまっているそうです。
学校のスピードは、ナツにとっては早すぎるのかもしれません。

先生も、本当は1つ1つをナツのスピードに合わせてじっくり見てあげたいのに、クラスの運営上それは難しく、ジレンマを感じているようです。
学習も、もう少し細かく見てあげたいのですが、時間が取れなくて、なかなかカタカナに入れないんですよねと言っていました。
家でもナツは1対1でぴったりくっついて声掛けしてやらないと、なかなか宿題も進まないので、それは仕方ないだろうなぁと思います。

もともと支援学級に入れたのも、学習面についてはあまり期待しておらず、それは家庭や学習塾でフォローして、それよりも生活力や集団の中での自己表現力を強化したいと思っていたので、それはいいのです。
でも、いつも追い立てられている感じで、落ち着かない環境なのだとしたら、それはやはりしんどいのかな。

ナツ自身はそんな状況でもマイペースで行動して、学校が嫌だとも行きたくないとも言ったことはないので、辛いとまでは感じてはいないようですが、大変ではあるだろうと思います。
どんな状況でも周りに左右されることなく、自分のペースで突き進むのはナツの強みでもあると思いますが、ナツなりにしんどいところはあるでしょう。

この面談の少し前に、同じクラスのお母さん達と、今後のことも考えて特別支援学校の見学会に参加しました。
それもあってか、先生が「なつきさんにとっては、支援学校のほうが楽かもしれませんね」と言ってました。
すぐさま支援学校に移った方がいいということではないのですが、支援学校のほうが楽しく過ごせ、学習面もしっかり見てもらえるのではないかと。

3年前の就学の時、支援学級か支援学校か悩みに悩んで入れたこの学級。
先生にもクラスメイトにも恵まれ、刺激を受けてたくさん成長もしました。
仲の良いこのクラスで、言葉も増えて、みんなとの会話ややりとりも、楽しくやっています。

このクラスのほとんどの子は、学区の中学校の支援学級に行きます。
うちの市には支援学校がないこともあり、遠い支援学校よりはと、支援学級を選ぶ子も多いのです。
でもやっぱりナツは、中学からは支援学校だなぁと思いました。

毎日本当に頑張っているナツ。
楽しんで通っている間は、大好きなこのクラスにいて、本当にしんどくなったり、疲れたりしたら、助け船を出そうと思います。
ママはしっかり見守っているからね。

by mineyom | 2011-09-20 09:04 | 小学校

重度の判定

夏休みに入る直前に、担任の先生との個人面談がありました。
この面談は毎学期ごとに行われていて、その学期中の様子を詳しく聞いたり、今後の課題について話し合ったりします。

今回はまず、先生も気にされていた、療育手帳の判定について報告しました。
「重度の判定でした」と言うと、先生は少し肩を落とし気味に、「そうですか~、重度でしたか~」と、前記事の私と同じような言葉をもらしていました。

入学してからの2年間、本当にナツをよく見て下さった先生。
ベテランで、ときにはそんなことまで!?というような細かい部分まで、丁寧に指導してくれる先生です。
先生のおかげで出来るようになったこともたくさんあります。
ひらがなも書けるようになったし、言葉も増えて、簡単な会話なら成り立つようになった。
前回更新の2年前と比べたら、あれもこれもできるようになりました。
それでも重度になっちゃうのかぁというのが正直な気持ちです。
ナツがどんなに前進していても、普通の子たちが伸びるスピードには到底かなうわけはなく、普通の子と同じくらいの成長スピードがないと、踏みとどまるのは無理なのでしょうね。

まぁ、そんなことは私も先生も分かってはいるんです。
しかし先生は、本当にナツに目をかけて努力してくれたし、実際出来ることも増えた。
近くでその成長も、ナツの頑張りも見ている分、その仕方のない壁の存在を私も先生も感じ、軽い無念さのようなものが一瞬流れました。
その時は、ナツの成長を応援し続けた同志のようになってました。

なっちゃん、本当に本当に頑張ってるんだけどね。
しかし悲しいことに、頑張った分、伸びるというわけでもない訳で。
現実は厳しいなぁという感じです。



しかしどんなに伸びた部分があるとはいっても、やはり日々の様子を見ていて重度判定でも仕方ないかなぁと思うところも実はあります。

ナツは素直なタイプで、同じ事を何度も何度も繰り返して教えていけば、少しずつできるようにはなっていきます。
入学時は文字に全く興味を示さなかったので、ひらがなの習得は無理かなぁと思っていたのですが、繰り返すことによって、2年間でほぼ全て書けるようになりました。
しかしその反面、認知面が弱く、生活の様々な場面で、本当に分かってないなぁと思うことが多々あります。

例えばもう3年目なのに、「夏休み」ということをよく分かっていません。
お母さんが学校に連れていかないから、行かないというだけで、「長いお休み」ということをはっきり理解できていません。
何で学校に行かないんだろう?とも、学校行きたいのになぁとも、思っていない様子。

その部分は、繰り返して教えてどうにかなるところではなく、この子の障害は決して軽くはないんだなぁと実感する、成長の壁を感じるところです。

その部分はその部分で認め、今から1つでもできることを増やし、生活スキルを上げていくことが大事なのかなぁと思います。

by mineyom | 2011-09-18 09:40 | 小学校

療育手帳の更新

7月に療育手帳の更新があり、児童相談所に行ってきました。

ナツが最初に手帳を取得したのは3歳7か月のとき。
シンガポールから日本に戻って、どんな福祉サービスがあるのかもよく分からないまま、まず最初にしたのが手帳の申請でした。
シンガポールで受けていたSTの先生が発達検査もしてくれていて、だいたいの発達度合いは分かっていました。
手帳取得の検査で数値が52と出て、ギリギリ軽度の判定をもらい、まぁそんなものかなと思いました。

そして小学校入学の頃に初めての更新。
前回52だったことから、今回は中度になっちゃうだろうなぁと思っていたら、予想通り中度の判定。
発達の遅れを指摘された1歳のときから、年齢を重ねるごとに健常の子とは差がひらいていきます、と言われていたので、まぁそうだろうなと思いました。

そして今回、二度目の更新。
中度のままかな~、どうかな~微妙だな~と思っていたら、ある意味予想通り、「中度と重度のちょうどボーダーです」と言われました。
数値はその時の状況によって結構変わってきてしまうものなのでと言って、教えてもらえなかったのですが、35くらいだったのでしょうね。
ナツはどんな時でもマイペースで、緊張して出来なかったということもないので、ナツの実力通りだと思います。

やはり判定が重くなるとショックを受ける方も多いのか、先生がフォローのように、「小学校3年生くらいの時は、健常の子たちがぐっと伸びる時期なので、どうしても数値が下がって出てしまうものなんですよ」とお話ししてくれました。
私はショックとまでは行きませんでしたが、なんか淋しい気持ちにはなりました。
できればこれ以上下がらないで欲しいという気持ちはやはりあって、でもそれは仕方ないと受け止める気持ちも確かにあって。

判定してくれた先生に、「どうでしょう?中度のままにするか、重度に上げるか、お母さんのご希望はありますか」と聞かれました。
先生1人では判断できず、会議にかけて判定を出すので(どの子もみんなそうだと思いますが)、お母さんのご希望があれば聞いておきますということでした。

よく中度までの手帳ではあまり使い道がないので、重めに判断してもらった方がいいという話も聞きます。
確かに今の手帳では、博物館や美術館へ行った時に割引してもらうくらい。
恩恵を受けている感じはあまりありません。
重度の判定をもらった方がいいのかなぁとも思いましたが、特別「中度のままでいたい!」とも「重度にしてほしい!」とも思っていなかったので、どちらでもいいです、お任せしますと答えました。

ただ1つ、中学のことは頭をかすめました。
まだ支援学校にするか、学区の支援学級にするかは決めていませんが、重度の手帳だと、支援学級に入れるのは難しいのではないかなぁと。
ただ手帳の更新はまた2年後にもあり、その時ナツは5年生で、次こそは確実に重度の判定が出るだろうと思ったので、今から重度でも同じことか~と思って、そのまま流しました。

数日後、電話で来た判定結果は「重度」。
さらに多くの福祉サービスが受けられるように、配慮して下さったのでしょうか。

実際届いた手帳を見たら、「そうか~、重度かぁ」という気持ちにはなりました。
すごいショックを受けているわけでも、悲しいわけでもないんだけど。
ちゃんと受け止めてはいるんだけど、ただ気持ちを一言で表すと、「そうか~、重度かぁ」って感じなのです。
年齢を重ねるごとに障害は重くなっていくという話も、もう少し先のことと思っていたからかな。
自分が想像していたよりも早かったなと。

でもナツ自身を見れば、ゆっくりながらも少しずつ成長はしてるしね。
普段は手帳を活用していても、中度か重度かなんてことはほとんど考えません。
ナツが成長していく中で、節目節目でいろんなことを受け入れ、受け止めていく。
その中の1つということでしょうか。

by mineyom | 2011-09-16 14:38 | 育児

ナツの運動会

かなりの時間が経ってしまいましたが、ナツの成長を感じられた運動会だったので、当日撮ったビデオを見直しながら、様子を残しておきたいと思います。

一言で言うと、ナツはとっても頑張ってました!

運動会の前日にお迎えに行くと、担任の先生に「今日運動会の練習で、交流学級の先生に誉められたんですよ~!」と、とっても嬉しそうに言われたんです。
おおっ!なになに、どうしたの?と思ったら、「『ナツキさん移動の時、走ってました~』って!」

そんなことかい!
前日に誉められるのが、そんなことで大丈夫なのか?と一抹の不安を覚えました。

しかし当日。
去年とは明らかに違うナツの姿が見られました。
80m走でも、障害物競争でも、スタート地点に先生はいましたが、スタートと同時に先生に送り出され、そのあとはナツ一人でゴールまで走り切りました。
途中で不安になって止まってしまうため、先生が伴走していた去年。
今年はかなりゆっくりなものの、一度も立ち止まることなく、一人でゴールのテープを切れました。

この時点でかなり感動していた私と夫。
しかし午後のダンスで更なる成長が見れたのです。
ここで初めて、前日に「移動で走ってました~」と誉められた理由がわかりました。

模倣が苦手なナツは、毎年ダンスも突っ立っていることがほとんど。
しかし今年は、短い練習時間の中でも、振付をだいぶ覚えたようで、音楽に乗ってかなり動けてました。
ナツは手足をしっかり伸ばせておらず、動きも小さいのでわかりにくいのですが、周りの子たちの動きも真似しながら、ほとんど踊れていました。
それにまずびっくり。

そして中盤を過ぎたころ。
3年生にもなると、ただその場で踊っているだけでなく、立ち位置の移動が何度かあったのです。
しかも急いで走らないと間に合わないくらいの大きな場所移動。
なのに先生は付いていない。

最初の移動で、皆が「さぁ!」とばかりにダッと走り出しました。
一瞬ぼうっと立ちどまってしまったナツ。
200人以上が校庭いっぱいに広がって踊り、移動をするのです。
子どもたちが入り乱れ、ナツはいったい自分がどこへ行けばいいのかわかっているのか。

しかしナツの隣の子が、ナツの背をポンとたたきました。
ナツ担当の子が決まっていたようです。
それでも手を引いてくれるわけではなく。
その子の背中を追いかけて走らなければいけないのです。
これではあっという間にお隣の子を見失ってしまう。。。

さすがにナツ一人では無理では・・・と思った瞬間、ナツが走り出しました。
しかしその女の子、足が速いの~。
移動距離も結構あるし、頑張って追いかけたんだけど、途中で見失ってしまいました。

あらら~と思って見ていたら、しかしナツはめげない。
わからなくなって立ち止まったその場所で、そのまま踊りだしました。
数秒後、後ろを振り返ってナツが付いてきてないことに気付いたお隣の子は、戻ってきてナツを定位置に連れて行ってくれました。

そしてしばらく踊ったあと2回目の移動。
今度こそ大丈夫かしら~と見守っていたら、さすがにお隣の子も心配だったのか、「行くよ!」とばかりに合図をしてくれました。
しかしやはり手を引いてはくれない。

ダッと走り出した女の子を、ナツは今度は間髪いれず追いかけました!
また置いていかれては困ると思ったのか、とにかく背中を追いかけ、懸命に走る。
その必死に走る姿といったら・・・本当にもう涙が出そうでした。
主体的に動くことはほとんどなく、先生に手を引かれるままになってたナツがね。
さすがにここは頑張らなくてはいけない、とナツにもわかったのでしょうね。
ほとんど離されずに女の子に付いていき、ちゃんと移動ができました。
正しい位置で、ちゃんと最後まで踊りましたよ~。
最後の決めポーズも、1、2テンポ遅れながらも何とか決め、ダンスは終わりました。

その後の大玉おくりや応援合戦などの団体競技も、先生が付くことなく、同じ学年のK君と一緒に、交流学級に入って参加してました。
3年生にもなると皆しっかりしているし、これまでの付き合いもあって、支援学級の子達にも慣れています。
先生がいなくても、皆ちゃんとナツをサポートしたり、声をかけたりしてくれています。
大玉おくりでは、大玉が頭上を通り過ぎた後、周りの女の子たちが口々に「なっちゃん、大玉にさわれた~?」「ほんと~、よかったね~」と話しかけたり、頭をなぜてくれたりしていて、ほっこりしてしまいました。
ナツにとっても、楽しい運動会になったのではないかと思います。

by mineyom | 2011-09-15 17:23 | 小学校

9歳になりました

ナツは昨日9歳になりました。
また1つ無事に年を重ねられたことに感謝。
この1年も健康で幸せに過ごせたらと思います。

年齢は「8さい」が定着しないまま、年をとってしまったので、いまだ「7さ~い!」と言ってますが、まぁ、ぼちぼちとね。

誕生日プレゼントは何がいいか、何回聞いても「ちょこれーと!」と言うので、困り中。
今特に必要なものもないので、クリスマスにまとめて盛大にやろうかなと思います。

相変わらず、マイペース街道を驀進中のナツ。
夏休み明けは珍しく「おかあさんも~」と言うので、教室まで一緒に行きましたが、そのあとはスムーズに活動に入れたようです。
クラスの皆にもお祝いされて、ご機嫌で帰ってきました。

これから夏休み中のことも、少しずつ更新していければと思います。

by mineyom | 2011-09-03 06:34 | 育児