タイに行ってきました② 住まい決定

ナツと共にタイへ旅立ったのは、1月8日。
夫は11月初旬にすでに赴任していたのですが、タイミング良く年始に日本への出張が入ったため、年末から日本に戻ってきていました。
夫が日本での仕事を済ませてタイへ戻るときに、一緒にタイへ向かいました。

その日は空港から、夫が2か月間滞在していたサービスアパートメントへ。
サービスアパートメントは、マンションとホテルの間みたいな感じ?
無理やり1つのベッドで3人で寝て、次の朝には、夫が物件を何軒もまわって決めた、タイでの住まいに引っ越しをしました。

この時点で本当は、家族帯同になるか決定していなかった我が家。
しかし赴任から2か月経ち、そろそろ住まいを決めてほしいと会社からせっつかれた夫、見切り発車で家族用の住まいに決めてしまってました~。
今住んでるマンションの倍以上の広さがある3ベッドルーム。
もし私たちがタイに来られなかったら、こんな広い家、一人で一体どうするつもりだったんだ。

まぁ、この頃には私も、きっと何とかなる!
日本人学校がダメでも、道はきっと見つかるはずだ!と思っていましたけどね。

両親や周りの方たちの、家族は一緒にいたほうがいいという意見、二人きりでの単調な日本の生活、パパを恋しがるナツなど、諸々あり、心が動いていました。
ナツにとっては日本で受ける教育よりも、家族で一緒に暮らすことのほうが大切に思えました。

正直ナツの教育について、学習についてはあまり重きをおいていませんでした。
クラスには軽度のお子さんが多いこともあって、マンツーマンでないとなかなか学習を進められないナツは、読み書きも数も、あまり伸びてはいませんでした。
それでも、生活面の発達を重視していたので、皆の前で発言したり、お友達と上手く関わったり、自分で考えて行動したりということが、徐々にできるようになってきて、そして何よりも毎日楽しく過ごしていたので、良しとしていました。

それだったら、日本の教育にこだわる必要はないのかなぁと。
普通学級のように、ここまでやらなければいけないというカリキュラムが決まっているわけではないので、ある意味自由です。
生きる力をつけたいのならば、家族一緒にタイでしかできない経験をするのもいいかと。

また、プールが何よりも好きなナツ。
最悪行き先がなくても、毎日プールに入って楽しく過ごせばいいんじゃない、なんて。
実際はそんなわけにもいかないのですが、道はいくらでもある、と考えたら気が楽になりました。

さて、そんな中で決めた家ですが。
夫がすごく気に入った!というだけあって、とても快適なおうちでした。
築年数は10年弱ですが、最近大規模な改修をしたそうで、とても綺麗でした。
駅にも徒歩圏で、歩いて行けるところにスーパーも数件ありました。

タイでマンションを借りるときは、家の間取りや立地よりも、オーナーの人柄を重視するようですね。
タイの家では不具合が出るのが当たり前。
なのに、なかなか直してくれない困ったオーナーも多いのだとか。
不動産屋さんが、ここのオーナーは、本当に素晴らしいです!と何度も言っていたので、かなりの重要ポイントのようです。

実際、入居してすぐ、開けたら網戸が落ちた、電話がつながらないなどの不具合があったのですが、即刻直してくれたので、やはり良いオーナーのようです。
ただ不動産屋さんが、このアパートは、かなりいい状態での引き渡しだと言っていたのですが、それでも細かい不具合が出るところが、やっぱりここはタイなのねと思いました。
1つどうしてもドアがきちっと閉まらないところがあるし…。
多分これはアパートが建った時からだと思います。日本の建具では考えられないよね~。
日本のクオリティが高すぎるのか。

何はともあれ、タイの新居、かなり気に入りました!
2階しか空いてなかったそうで、低層階なのがちょっと気になりましたが、リビングやキッチンの窓からは緑が見えて、とても爽やか。
通りから少し入っているので、静かで風通しもすごく良かったです。
何度かリビングの前の木をリスが走っていて、「わぁ、リスだ!」とかなり興奮してしまいました。
ナツはそれがどうしたの?という感じで、涼しい顔をしていましたけどね。

by mineyom | 2014-02-04 04:01 | タイ渡航準備