始業式

月曜日は、日本人学校の始業式でした。
ナツの新しい学校の第一日目です。
春休み中、「これはTくんで~、これはMちゃんで~」と言いながらいくつもお顔を描いていたり、「あした がっこうで Kくんとあそぶの~」と言ったみたりと、日本の学校のクラスメイトの名前がしきりと出ていたので、あ~、やっぱりちゃんと理解してなかったのね~と思っていました。
でもこれは、実際に新しい学校に行ってみなければ、本当のところはわからないだろうなぁとそのままにしていました。

そして迎えた始業式。
この日は編入生は親と共に7時20分に集合だったため、6時半にアパートを出発。
各学年に別れて、先生の紹介があったのですが、6年生は9組まである上、教科担任制になっているので、総勢16名の先生がずらりと並ばれていて、まさに壮観でした。
ナツの交流学級の先生は、体が大きくて、元気一杯な先生。
「編入学手続きの時に話したよね。覚えてるよ~。」と気さくに話しかけてくれ、ナツも気に入ったようでした。

先生紹介のあと、特別支援学級の先生と共に教室へ。
ナツのクラスは、総勢12名。
低学年と高学年の2クラスに分かれており、それぞれに2名ずつ担任の先生がついていました。
介助員の制度がないようなので、先生がきっちり配置されているようです。
12人の子どもに対して、4名の先生は手厚いなぁと思いました。
本当にありがたいことです。

この日は始業式だったため、すぐに体育館に移動だったのですが、この時ナツが私の方に駆けて来て、なんかよくわかんないから不安だよ~という感じで、戸惑いを見せました。
でも私が「大丈夫、大丈夫」と何度か言い、頑張っていってらっしゃい!と背中を押すと、不安そうな顔をしながらも、先生に手を引かれて去っていきました。

この日は始業式だけで、11時お迎えだったので、家に戻るのも中途半端だしと思っていると、同じクラスの高学年のママ達にこれからお茶しにいくんですけどどうですかと誘っていただき、ご一緒させていただきました。
クラスのことや行事のことなどを教えてもらい、本当に助かりました。
今年度の編入生はナツ一人で、6年生もナツ一人でちょっと寂しいですが、皆さんいい方で安心しました。

時間に なって教室に戻ると、帰りの支度が終わったところでした。
ナツは特別不安そうな様子もなく、今までと同じような顔で座っていました。
マイペースっぷりもこれまで通り。
それほど疑問に思うことなく、新しい環境を受け入れたようです。
素晴らしい順能力。
学校どうだった?と聞いたら、楽しかった~と言っていました。
やれやれひとまず一安心です。

by mineyom | 2014-04-24 00:07 | タイ生活 学校