学校3日目 タイ語が「わかる!」?!

学校3日目。
いったん学校に集まったあと、今日は校外学習へ。
タイの映画館、私もまだ行ったことないのにな~。
ナツに先を越されるとは。

お便りによると、映画は「スポンジボブ」を見るそうです。
言葉がわからなくても、アニメならそれなりに楽しめるよね。
ナツはスポンジボブ知らないけれど。

トイレとか大丈夫かな~と心配になりましたが、そこは特別支援の学校の先生たちだし、その辺は心得ているだろう、きっと大丈夫!と思って送り出しました。


この日は始めて、学校終了時間でのお迎え。
外に出掛けてるし、時間も長いしで疲れてるかなと思いつつ、お迎えに行ったのですが、教室から出てきたナツは、全くいつも通りでした。
特に問題なく、校外学習にも行ってきたようです。

しかし映画どうだった?と聞いても、反応はいまいち薄い。
映画見た?と聞けば「みた~」、面白かった?と聞けば「おもしろかった~」とは答えるけど、あんまり興味は引かれなかったみたい。
スポンジボブ面白くなかったのかな?
まぁ、映画館でタイ語の映画を見る、という体験をして来たというだけで充分。それだけでOKです。

さて、3日目にもなり、環境にも慣れてきて、いろいろ見えるようになってきた頃だと思ったので、ナツに「先生の言ってることわかる?タイ語わかる?」と聞いてみました。

すると、即答で「わかる!」という返事が。
ここまではっきり答えるとは思わなかったのでびっくりしました。
しかも、そうなんだ、わかるんだ。

ナツはタイ語は、挨拶の「サワディカー」しかわかりません。
それでも、ナツはタイ語がわかると感じている。
それは言葉は通じなくても、心で通じるから大丈夫ということなのだろうと思いました。

確かにナツは言葉がわからないのに、ちゃんとご飯を食べてくるし、着替えてくるし、歌を歌ったり体操したりして、1日過ごしてくる。
先生がジェスチャーで伝えたり、手を添えてやらせてくれたりしているのだろうと思う。
周りの子の動きを見て、判断しているところもあるだろうと思う。

学校で特に困ることがないから、先生の言うことはわかる!という答えになるんだろうなと思います。
短時間の間に、その信頼関係を築いたナツは立派!と思います。
言葉がわからなくても、深く悩まず、深く考えず、そのまま受け止めるというのが、いいのだろうなと思います。

私も難しく考えず、心で通じ合えるから大丈夫!と、恥ずかしがらずにどんどんタイ語を使っていかないとと思います。
先生たちとのやり取りを、私もナツのように、楽しめるようになりたいな~。

by mineyom | 2015-05-20 01:05 | タイ生活 中学校