自分で髪を結ぶ
小さい頃から何事も、習得するのに時間が掛かるナツ。
繰り返し繰り返し教えて、少しずつ出来ることを増やして来たので、教えてないのにいつの間にかできるようになったということは、非常に少ないです。
今思い返してみても、何があったかなぁと考えてしまうほど。
そんなナツが最近身に付けた技が、髪を結ぶこと。
ナツはおでこの汗疹対策で前髪を伸ばしているので、毎朝私が髪を括っています。
学校の先生が髪の毛を可愛くアレンジしてくれていることも何度かあり、ナツにとって髪を結わくのは身近なことです。
しかし鏡の前ではやっていないので、どんなふうにやっているかは、頭の上なのでわからないはず。
それが突然、自分で髪を結び始めました。
初めて後ろ髪がピョコンと結ばれてるのを見たときは、本当にびっくり。
束ね方は雑だし、あと1回括ればきちっと留まるのにという緩さでしたが、始めてにしてはなかなかのクオリティーで、これ本当にナツがやったの?!と信じられないほどでした。
ナツは細かい作業は嫌いではないのですが、器用というわけではなく、特に両手を使う作業はいつもぎこちない感じでした。
後ろ側の自分の見えないところで、左右違う動きをするというのはかなり難しかっただろうと思います。
一体いつの間に覚えたんだろう。
毎日髪を触られているうち、感覚を掴んだのか、学校で先生が他のお友達の髪を結ってるのを見て覚えたのか。
真相はわかりませんが、今はとにかく髪を結ぶのが楽しいようで、何度も何度も結ぶうち、あっという間に上達し、緩まないようきちっと結べるようになりました。
実はナツはまだヒモを結ぶことができなくて、そのうち教えなければならない課題に入っていました。
ヒモを結ぶ機会もあんまりないし、一度やってみたらナツも乗り気してなかったのでそのままにしてしまっていたのです。
でも髪を結ぶのも結ぶの1つだったね。こちらは盲点でした。
自分で髪を整えるのは、今後絶対必要で、女の子にとって大切なスキルだから、身に付けることができて、本当に良かったです。
しかも自然に覚えるとは、やるなナツ。
ヒモ結びも、突然目覚めて、やる気にならないかな~。
by mineyom | 2015-10-03 14:38 | タイ生活 中学校