バス通園 その後

木曜日。バス通園2日目。
昨日は泣かずに乗っていけたものの、それは訳が分らなくて呆然としていたからで、今日はバスに乗らなきゃいけないということが分ってしまい、嫌がったらどうしようと少し心配でした。
「今日もバスに乗るよー」と話しかけながら家をでて、ロビーに向かいました。

朝の時間は、これまでタクシーで通っていたときよりも、20分ほど早くなりました。
通園バスはいろんな場所を回るので、どうしてもタクシーよりは時間がかかります。
そしてナツの幼稚園は少し遠めなので、ほかの幼稚園のバスよりも早い時間にやって来ます。
うちのコンドの、お迎えのバスがやってくるピークは、15分から20分後くらいのようです。
ですので、ナツがバスに乗る時刻には、昨日はロビーも静かでした。

しかし、木曜日から新学期が始まる幼稚園のバスがこの日、ナツの幼稚園のバスの少し前にやってきました。
通われているお子さんは6人程で、皆さんお母さん方もお子さん同士もすでにお友達のようで、仲良く話ながら次々とバスに乗り込んできました。
ぽつんと2人きりで佇む私達親子は、かなり寂しかったです。
お子さんが揃い、バスのドアが閉められバスが出発しました。
するとその途端、じっとバスを見つめていたナツが、突然ウワーと泣き出したのです。
自分だけ取り残されたと思ったようなのです。
なぜ自分だけバスに乗れないのか不思議だったのでしょう。

バスに乗る前から泣かれたらマズイと「ナッちゃんのバスもすぐ来るよー、あれかなぁ?早く来ないかねぇ」と一生懸命話しかけながら、気分を盛り上げようとしました。
しかしナツは「いない、いない(ナッちゃんのバスがいない)」と怒っています。
早く来てーと私はゲートを見つめながら祈ってしまいました。
その2、3分後に、ナツの幼稚園のバスは到着しました。

バスを確認するとナツは納得したようで、半べそ顔ではありましたが、今日も泣かずに乗っていきました。
はぁー、あせった・・・。
明日からはバスが去って行くのが見えない後ろのほうで待っていなくちゃいけないと思いました。

しかし、置いてけぼりにされたーとショック顔だったナツがおかしかったです。
実はバスを心待ちにしていたのでしょうか。
帰りは幼稚園に迎えに行くと、朝は笑顔で元気よくバスから降りてきたそうです。
ああ、良かった。
予想と違うところで泣いてしまったのであせってしまいました。

結構通園バスが好きな子は多いらしいです。
男の子は乗り物が好きだから、バスに乗れるというだけで喜ぶし、お友達がいっぱいで毎日遠足気分で楽しそうです。
ナツもバス好きになってくれるのかな。

by mineyom | 2006-01-05 23:36 | 幼稚園