「ママポン」では雑誌の発行だけでなく、定期的にファミリーで楽しめるイベントも行っています。
いろいろなショッピングセンターと提携して行うので、人も集まり、なかなか大きなイベントになります。
今回は、ショッピングセンターの広告モデルのオーデションに参加してもらうという企画でした。
その場で無料でプロのカメラマンに写真を撮ってもらい、オーデションに登録してもらうのです。
私達のオーディションブースのほかに、コープ東京やおもちゃ屋さんのブースが並び、なかなか盛況となりました。
当日は9時に現地に集合して、ブースの設営と、受付の準備。
いくつもテントをたて、たくさんの風船で飾り付けをし、可愛らしいブースとなりました。
準備中は、本当に人が集まってくれるのかなぁと少し心配でしたが、11時にスタートするや否や、事前告知で参加を希望されていた方がどっと押し寄せ、開始から1時間は大忙しで対応に追われました。
私は受付を担当し、用紙に必要事項を記入してもらい、もし撮った写真が必要であれば、有料でご自宅にお送りできますよと説明して処理するという仕事をさせてもらいました。
実は私、昔からインドア派な人間で、イベントスタッフなんてものは、一番縁がないだろうと思っていたのです。
子どもの頃から人見知りで、初めて会う方にはとても緊張してしまいます。
イベントスタッフなんて私に一番に似つかわしくないものかも・・・とスタート前はかなり不安でした。
しかし始まってみると、そんな不安は一気に吹き飛びました。
たくさんの方に参加していただけるのが嬉しくて、1人1人心を込めて対応することができました。
たくさんの方とお話しすると、とても丁寧な方、物静かな方、とても明るい方、なぜか怒ったような方、いろんな方がいらっしゃいました。
そんな中で、様々な方と知り合えて、関われるのが楽しいなぁと感じました。
自分でもちょっとびっくりな体験でした。
思っていた以上に楽しくイベントスタッフを務めることができて、とても気分が良かったです。
これもシンガポール生活のおかげかなぁと感じました。
シンガポールでは、皆大なり小なり新しい生活への不安を抱えてやってきます。
そんな中で、日本では考えられないほど初対面の方に対してオープンです。
すぐにお友達になれるし、来たばかりの方がいればすぐに声を掛けてどうぞお仲間に!という雰囲気が漂っています。
そんなお付き合いをしているうち、自然に相手に対して構えなくなってきたのかなぁと思いました。
ただ年をとって精神的にも図太くなってきたせいもあるかもしれませんが。
新しい自分も発見でき、イベントに参加して本当に良かったなぁと思いました。
最終的にオーディション参加者は、180名に登り、皆さんお子さんを写真に収め、満足そうに帰って行かれました。
いざというときにお子さんが泣いてしまい、いまいちな出来です~という方もいらっしゃいましたが、いい記念になりましたと喜んでいただけたのがうれしかったです。
このイベントの間、ナツは夫と家でお留守番していました。
パパは自分が先に昼寝してしまい、ナツが昼寝したかも分らないとか・・・。
夫が起きたらシャツ1枚だけで過ごしていたそうです。
トイレに行ったものの失敗してしまい、パンツが濡れてしまったので、自分でパンツを脱いだ模様・・・。
パパを起こせばいいのにね。
まぁたまには、こんなワイルドなお世話もいいでしょう。
夕方夫はナツをつれてイベント会場に来てくれ、ナツもちゃんと写真を撮ってもらいました。
ご機嫌で撮れたものの、モデルに選ばれるかは不明・・・。
夫にも会場の撤去作業を手伝ってもらい、大成功でイベントは終了しました。
この日は非常にいい天気で、ずっと外にいた私は見事に日焼けしてしまい、真っ黒で肌がヒリヒリしていました。
こんな機会でもない限り、イベントスタッフなんて一生縁がないだろうと思っていた私、なかなか楽しくてはまってしまいそうです。
イベントは定期的にやっているそうなので、またぜひ参加したいなと思いました。
イベント会場となった広場
# by mineyom | 2006-07-30 23:56 | 育児の学び